野球肘の内側型になってしまう原因とは?

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野球肘の内側型になってしまう原因とは?

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あなたは、このようなお悩みはありませんか?

  • check1 野球肘の内側型だと診断された
  • check2 ボールを投げると肘がとても痛くてつらい
  • check3 長期間安静にする必要があると言われたが、一日も早く良くしたい
  • check3 フォームに問題がないはずなのに、肘が痛む

マウンドでボールを投げる投手

野球肘は別名リトルリーガー肘とも呼ばれ、小学生から高校生までの幅広い年齢にみられます。

野球肘には内側型、外側型、後方型の3つがありますが、その中で最も多くみられるのが、肘の内側が痛む内側型です。


一般的に野球肘になってしまった方は、長期間の安静が必要だと言われます。

その期間は状態によっても変わってきますが、非常に軽度で違和感だけのようなケースであれば三週間、状態が悪いと、数年もの間、投球を中止するように言われます。


それで改善がみられれば良いのですが、安静にして靭帯などに炎症がみられなくなったにも関わらず、練習を再開するとボールを投げるのが痛く、全力でのピッチングができない。

肘の曲げ伸ばしをするだけで痛く、練習がつらい。


このようなお悩みがみられやすいのが、野球肘の特徴です。

そのため、もう二度と全力で投げることは出来ないのではないか、と不安に感じている選手が多くいます。


なぜ野球肘は起こるのでしょうか。

また、どのような対策が取れば良いのでしょうか?


野球肘の内側型の原因とは?

野球肘の内側型は、肘の内側の靭帯や骨膜が、筋肉に繰り返し引っ張られることで痛みが出ます。

野球肘を引き起こす主な原因は、投げ過ぎ(オーバーユース)と言われていますが、それ以外の要因が大きく関わっています。


それは次の4つです。


1.変化球の多用

変化球のボールを握る手

変化球は球種によっては、非常に肘に負担がかかってしまいます。

特に負担がかかりやすい球種としては、カーブ、フォークボールがあります。


また、負担が少ない球種にチェンジアップがあります。

他の球種ではフォームによる影響が大きく作用しますが、ストレースに比べると、肘への負担は増えます。


2.フォームの問題

フォームの問題

肘の下がった投球フォームは肘に負担をかけるため、多くの選手が指導を受けます。

しかし、実際にはフォームに問題が残っていたり、疲れてくると肘が落ちてくるケース、あるいは肘以外の場所に原因があり、肩が上がらなくなっているケースがみられます。


そのため練習開始時などの元気な状態だけでなく、終盤でも再度フォームをチェックする工夫が必要です。


3.肘のバランスの崩れ

肘の関節のバランスの崩れ

一般的には知られていないにもかかわらず、非常に重要な要素として、肘の関節のバランスの崩れがあります。

肘は前腕の二本の骨と、上腕の一本の骨でできています。


これらの関節のバランスがほんのわずかに崩れてしまうだけでも、周りの筋肉や靭帯が緊張し、関節の動く範囲が狭まることで、投球に大きな負担がかかってしまいます。


4.体のバランスの崩れ

鎖骨や肩甲骨の関節のバランスの位置が悪くなると、肩の動く範囲が狭まり、投球中に肘を上げたくても上がらない状態になってしまいます。

また、骨盤のバランスの崩れや全身に捻れが起きると、体の動きの連動性がなくなる、体が開く、股関節が硬くなるなどの問題が起こり、手投げを引き起こしてしまいます。


野球肘は以上の4つの原因によって引き起こされています。


野球肘の内側型になってしまったらどうすれば良いのか?

肘に違和感を感じるなどの症状が軽度の場合

野球肘の内側型になってしまったら

野球肘の症状が軽度でもまずは負担を減らすことが重要です。

痛みや違和感を感じたら、監督や家族に相談し、痛みを抱えたまま我慢して悪化させないことが大切です。


違和感等の非常に軽い状態では、投球数を減らしたり、フォームを再度チェックすることで、改善に向かう場合もあります。

また、状態が軽ければ、治療をしながら練習や試合での投球もできるケースは多くみられます。


投げるのがつらいなど、症状が重度の場合

肘はもちろん、体全体のバランスもみてくれる治療を受けることが重要です。

野球肘は無理をすると、取り返しのつかない状態にまで悪化してしまう可能性もある症状です。


痛みを無理して投げた結果、二度と投げられなくなったり、肘の曲げ伸ばしが生涯にわたって続くケースもあります。

その後の選手生命のためにも、一日も早く根本原因に対する治療を受けてください。


野球肘に悩まされず、もう一度全力で投げれるために

一般的に野球肘は良くなりにくい症状だと言われています。

長期間に安静にしていても改善がみられず、治らないのではないかと不安に感じている選手も多くいます。


ですが、引き起こしている根本的な原因を解決していけば、決して良くならない症状ではありません。

一日も早く全力で投げれるようになってください。


つらい野球肘の症状を改善するために治療を受けたいとお考えの方は、当院の野球肘の施術をご覧ください


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この記事の著者

著者:加藤 将太郎
柔道整復師 鍼灸師

2011年に創輝鍼灸整骨院に入社。以来現場で施術を行う。HP内の医療・健康系記事を担当。医学論文や厚生労働省の発表などを元としつつ、多くの臨床経験をもとにした経験的な改善について提案を行う。


加藤将太郎のプロフィールページ




院情報

院名

創輝(そうき)鍼灸整骨院

院長

尾原秀祐

所在地

〒558-0003
大阪市住吉区長居3-2-3-1F

最寄駅

JR阪和線 長居駅から徒歩30秒
地下鉄御堂筋線 長居駅から徒歩2分

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受付時間
9:00~13:00 ×
16:00~20:00 × ×

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土曜午後・日曜・祝日

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