過敏性腸症候群の方が機能性ディスペプシアを併発しやすい原因とは?

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過敏性腸症候群の方が機能性ディスペプシアを併発しやすい原因とは?

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あなたは、このようなお悩みはありませんか?

  • check1 過敏性腸症候群だけでなく機能性ディスペプシアとも診断された
  • check2 検査では異常が見つからず、なぜ不調に悩まされるの分からず不安
  • check3 薬を飲んでも良くならず、どうしたら良いのか分からない

過敏性腸症候群に悩む女性

過敏性腸症候群(IBS)は、病院で腸の検査や血液検査を受けても、炎症や潰瘍といった明確な原因が認められないにも関わらず、下痢や便秘、お腹の張り、腹痛などの症状が現れる疾患です。

慢性化する方が多く、治りにくいのも特徴です。


過敏性腸症候群の方は、機能性ディスペプシアにも悩まされている方が少なくありません。

機能性ディスペプシアは、胃のもたれ感や、胸焼け、のどの違和感などがありながら、検査では炎症や潰瘍などが見つからない疾患です。


これらの症状は、検査で原因がみつからない、薬が効きづらい、一般的にストレス(心理的な要因)が一番の原因とされているなど、多くの共通点を持っています。

そのため、自分の不調はなぜ起こるのか不安になってしまったり、治らないのではないかと悩んでいる方が多くいます。


なぜ過敏性腸症候群の方は、機能性ディスペプシアに悩まされることが多いのでしょうか?

また、どのような対策を取れば良いのでしょうか?


過敏性腸症候群と機能性ディスペプシアの共通原因とは?

過敏性腸症候群と機能性ディスペプシアは、機能性疾患と呼ばれるものです。

胃と腸を分けるのではなく、ひとつの消化器と考え、「機能性消化管疾患」としてまとめられるケースもあります。


胃や腸の細胞に炎症が起きていたり、潰瘍が起きているといった、細胞に問題が起きているものを器質性疾患といって、まったくの別物です。

機能性疾患は、細胞は正常だけれど、何らかの原因によって働きに異常が起こることで発症します。


たとえば、胃の働きには、胃酸を分泌したり、食べ物を腸に送る働きがあります。

胃酸の分泌が過剰になることで、胸焼けやのどの違和感が起こります。腸の場合でも、働きが過剰になることで下痢に悩まされるといった、不快な症状が発生します。


そして、内視鏡や超音波検査などで胃や腸を調べても、細胞には問題がないため原因が分かりません。

また、一般的な整腸剤や胃薬では改善率が低く、どちらも4~5割の方には改善効果がまったく見られないという特徴があります。


過敏性腸症候群と機能性ディスペプシアは、次の共通した根本的な原因を抱えているため、同時に発症しやすくなっています。


1.不良姿勢による自律神経の乱れ

姿勢の悪い女性

胃や腸といった内臓の働きは、主に自律神経によって調整されています。

自律神経は興奮したときに働く「交感神経」とリラックスしたときに働く「副交感神経」に分かれます。


交感神経が働いたり、副交感神経が働いたりすることで、内臓の働きを調整しています。

その自律神経が乱れる大きな要因として、猫背などの不良姿勢と、ストレスの影響があります。


骨盤や骨格のバランスが崩れ、姿勢が悪くなると、脳から背骨の中を通って全身に走っている自律神経が圧迫を受け、バランスが乱れてしまいます。

スマホやタブレット、パソコンを長時間使用する方が増えたことで、姿勢が悪くなり、自律神経の乱れを引き起こしているケースがよくみられます。


2.ストレス

ストレスに悩む女性

医療機関で過敏性腸症候群や機能性ディスペプシアの診断を受けた際に、よく言われる原因がストレスです。

ストレスを感じると人の体は交感神経が優位になって、問題に対処しようとします。


本来、ストレスによる自律神経の変化は一時的なもので、問題が解決されると自律神経もすぐにバランスを戻そうとします。

しかし、長期間のストレスや強いストレスを受けると、バランスを調整する機能に異常が起こり、交感神経が常に働いたり、副交感神経が常に働くようになったりして、内臓の働きに影響を与えます。


3.食事による内臓への負担

食事の乱れ

普段何を食べるかや、どんな食べ方をしているかは、内臓に大きな影響を与えます。

お肉や脂ものの多い食事は、胃腸の消化に負担がかかり、防腐剤や食品添加物、化学調味料の多い食事は腸内環境を悪化させます。


また、食べ過ぎや飲みすぎが続いたり、噛む回数が少ないといったし食事の取り方も、胃腸に大きな負担をかけます。

日常の食事で内臓に負担をかけていると、内臓疲労を引き起こし、働きが低下して症状を引き起こす原因となります。


過敏性腸症候群への対策とは?

過敏性腸症候群と機能性ディスペプシアには、これらの共通した原因があります。

一度乱れてしまった自律神経を、自分で整えることはとても難しいことです。


そのため、ご自分でできる対策として、もっとも取り入れやすい方法は、日々の食事内容を見直し、胃腸への負担を減らすことです。

胃腸の状態を良くしていくことで、改善に役立てることができます。


1.野菜や果物を積極的に食べる

野菜やサラダ

お肉や脂ものの多い食事は、胃酸の分泌量を増やしたり、消化に時間がかかり、胃腸に負担をかけてしまいます。

また、腸内細菌叢の悪玉菌の割合を増やし、腸内環境が悪化するため、食べすぎは過敏性腸症候群の症状を悪化させてしまいます。


野菜や果物は、消化に優しいため、胃腸への負担を減らすことができます。

また、食物繊維が豊富に含まれていて、腸の善玉菌を増やしたり、便通を促す効果があります。


2.インスタント食品やジャンクフードなどの食べる頻度を減らす

インスタント食品

身近に出回っている食品の中には、腸に良くない影響を与えるものが多くあります。

代表的なものがインスタント食品やジャンクフード、冷凍食品などです。


これらは便利ですし、また美味しいと感じやすいものでもあります。

ですが、食品添加物や化学調味料、酸化した油や防腐剤などは、胃に負担をかけ、腸内環境を悪化させてしまいます。


これらの利用する比率を極力下げることで、腸の状態を良くすることができます。


3.水をしっかり飲む

お水を飲む女性

胃腸をはじめとした内臓を活発に働かせるには、十分なお水が必要です。

また、過敏性腸症候群の便秘型の方は、水の摂取量の少ないケースがよくみられます。

下痢型の方でも、下痢が続くと体内の水分が出てしまうため、脱水症状になりやすくなってしまいます。


1日に男性なら2~2.5リットル、女性でも1.5~2リットルの水が摂取の目安になります。

コーヒーや紅茶はカフェインの利尿作用で、体の水分を減らしてしまい、胃腸の働きを悪くしてしまいます。


嗜好品として飲むのは良いのですが、普段の水分補給はお水でとるようにしてください。


*短期間で極端に水の摂取量を増やすと、胃腸に負担をかける恐れがあるので、体の状態を見ながら徐々に摂取量を増やしてください。


過敏性腸症候群と機能性ディスペプシアに悩まされず、安心して毎日を過ごすために

まずはこれらの対策を取りいれてみてください。

症状の程度の軽い方であれば、これらの対策でも十分な効果を得ることができます。

ただし、

  • ・症状がきつく、生活に支障が出ている方
  • ・症状が慢性化していて、薬では効果がみられない方
  • ・すでに上記の対策を取り入れていて、それでも症状でお悩みの方

は、姿勢の調整や、自律神経のバランスの調整など、根本的な原因に対する治療を受ける必要があります。


過敏性腸症候群は生活に支障をきたしやすい症状です。

便秘や下痢、おならといった腸の不調だけではなく、めまいや吐き気など、さまざまな不調を引き起こす原因にもなる症状です。


過敏性腸症候群だけではなく、機能性ディスペプシアまで併発していると、より生活に支障をきたしてしまいます。

また、症状も深刻で慢性化しやすく、薬での改善がみられにくくなってしまいます。


症状を抱えたままにしていると、外出が困難になり、通学ができなくなって将来就きたい仕事に就けなくなったり、やりたいことができなくなってしまう恐れがあります。

また、働いている方でも、仕事が続けられなくなるケースもあります。


過敏性腸症候群も機能性ディスペプシアも、引き起こしている根本的な原因を解決していけば、決して良くならない症状ではありません。

食事の取り方といったご自身で対策を取れるところは取り、それに加えて根本原因に対する治療を受けることをおすすめします。


一日も早く、不調に悩まされず、安心して毎日を過ごせるようになってください。


つらい過敏性腸症候群の症状を改善するために、治療を受けたいとお考えの方は、当院の過敏性腸症候群の施術をご覧ください


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院情報

院名

創輝(そうき)鍼灸整骨院

院長

尾原秀祐

所在地

〒558-0003
大阪市住吉区長居3-2-3-1F

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