便秘の解消が食道裂孔ヘルニアの症状を落ち着かせた理由とは? | 大阪の整体 創輝鍼灸整骨院

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便秘の解消が食道裂孔ヘルニアの症状を落ち着かせた理由とは?

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便秘の解消が食道裂孔ヘルニアの症状を落ち着かせた理由とは?

食道裂孔ヘルニアは横隔膜にある「食道裂孔」と呼ばれる穴に、胃の一部が挟まり、飛び出してしまった状態です。


本来なら食道が通るだけの穴に、胃の一部が挟まれることで、特に逆流性食道炎になりやすくなってしまいます。

また、胃が挟まれることで、圧迫感や違和感といった不快な感覚に襲われる症状も多く見られます。


当院に来院されたMさんも、食道裂孔ヘルニアに悩んだ患者さんの一人です。


Mさんは60代の男性です。

普段は会社員として忙しく働かれており、休日はジョギングや山登りなど、体を動かすことを楽しまれています。


ある時、Mさんは山登りをしていて、ロープを強く引っ張った際に、腹部に強い違和感を覚えました。

病院で検査を受けたところ、食道裂孔ヘルニアと診断されました。


それから、Mさんは食道裂孔ヘルニアに悩まされます。

みぞおち部分に強い不快感を感じ、腹部が内側から張っている感覚に襲われてしまいました。


「自分でみぞおちを触っても、そこだけ固く張っているのが分かりました」


食道裂孔ヘルニアによる不調だけでなく、運動した後に肩などの体をよく痛めていたこともあり、Mさんは治療を受け始めました。


病院をはじめ、整体やカイロプラクティック、整骨院など。

Mさんは色々な所に通いましたが、食道裂孔ヘルニアも体の痛みも治りませんでした。


Mさんは色々な治療院を探した結果、当院のHPに辿りつき、来院を決めます。


当院で問診や検査をした結果、Mさんのお体の原因が分かりました。

特に問題となっていたのは、長年の便秘で腹圧が高くなっていたことです。


Mさんが便秘の症状に悩まされたのは、25歳頃からだと言います。

それから長年3日に1度お通じがあるか、という状態が続きました。


「もう長年便秘が続いて、それが当たり前になっていました」


便秘がまさか他の症状にまで影響するとは思ってもいませんでした。


便秘で腹圧が高まり、力を入れた際、さらに腹圧が高まったことで、食道裂孔ヘルニアの発症に繋がりました。


また、体の歪みも関係していました。

神経の通りが悪くなってしまい、横隔膜の緩みや胃腸の状態不良に繋がっていました。


当院の治療では、内臓の働きを活発にする調整を行い、体のバランスを整えました。

また、Mさんに普段の食事についてお聞きすると、水を少量しか飲んでいないことが分かりました。


お水をしっかりと飲むことは、お通じを良くするのに欠かせません。

そして、便通がしっかりと良くなれば、腹圧が下がり、胃を圧迫することも改善されます。


「胃腸の状態が良くなかったので、水を飲むのを控えてた」

「まさかそれが結果的に治るのを邪魔していたとは思いもよらなかった」


お水を急に飲んでしまうと、一時的な胃の不調はあるかもしれませんが、長期的に考えて、少しずつ飲む量を増やし、胃腸を活発にしてもらうようにしました。


当院の治療と、Mさんご自身の水分補給の意識した結果、便秘が改善されていきました。

内臓が活発に働くようになり、血液循環も良くなっていきました。


そして、食道裂孔ヘルニアによる胃の不快感が解消され、体の調子も良くなって左肩の痛みも治りました。


今は山登りやジョギングを何の心配もなく、思う存分楽しまれています。


便秘と食道裂孔ヘルニアの深い関係

お通じがしっかりと出ないと、腹圧が上がり、胃を上に圧迫してしまいます

食道裂孔ヘルニアは、何らかの原因で胃の一部が横隔膜の穴(食道裂孔)に飛び出てしまう症状です。


食道裂孔ヘルニアは、


1.加齢や自律神経の乱れなどで横隔膜の穴が緩んでしまう

2.胃が圧迫を受け押し上げられる


ことによって発症します。


どちらか一つが原因となるケースもあれば、両方の原因を抱えている方も珍しくありません。

また、胃が挟まれて圧迫を受けることで、逆流性食道炎を併発していることが多い症状です。


食道裂孔ヘルニアで便秘の人は、お通じを自力でしっかり出して、腹圧を下げることが重要です。


便秘が改善されることで腹圧が下がり、食道裂孔ヘルニアへの圧迫を和らげます。

また、食道裂孔ヘルニアがあっても、内臓がしっかりと働けば、症状が気にならなくなるケースがとても多いです。


食道裂孔ヘルニアの方は、逆流性食道炎を抱えていることが多く、胃が気持ち悪くなったり、胃酸が逆流しやすいからと、お水を飲む量を減らすことがよくあります。


ですが、お水をしっかり飲まないと、便秘や腹圧の上昇で、ますます症状が治りづらくなってしまいます。


胃腸がしっかりと働くのには、お水を1日に2リットル飲むことをおススメします。

ただ、一気に飲む量を増やすと、胃の負担になってしまうこともあるため、胃腸の状態を見つつ、少しずつ飲む量を増やしてみてください。


食道裂孔ヘルニアは、一般的に自然には治らない症状とされています。

胃酸を抑える薬などで改善が見られないと、手術を勧められるケースも少なくありません。


そのような方でも、便秘が解消され腹圧が下がると、症状が解消され、快適に過ごせる可能性は十分にあります。

便秘を抱えている方は、まずはしっかりとお通じを出せるようにしてください。


当院での便秘の治療を知りたい方は、コチラをご覧ください。


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院情報

院名

創輝(そうき)鍼灸整骨院

院長

尾原秀祐

所在地

〒558-0003
大阪市住吉区長居3-2-3-1F

最寄駅

JR阪和線 長居駅から徒歩30秒
地下鉄御堂筋線 長居駅から徒歩2分

治療時間

受付時間
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