有痛性外脛骨で歩くと痛いのが治らない方に考えられる原因とは?

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有痛性外脛骨で歩くと痛いのが治らない方に考えられる原因とは?

有痛性外脛骨は、足の内側に小さな骨ができ、その骨に何らかの原因で炎症が起き、痛みを発する症状です。

中高生の女の子に多く見られますが、大人になってから発症するケースも少なくありません。


有痛性外脛骨は最初スポーツの動作など負担のかかる時に痛むことが多いですが、症状が悪化すると、歩くのも痛くなり、日常生活に大きな支障をきたします。


当院に来院されたMさんも、有痛性外脛骨で歩くのも痛いと悩んだ患者さんの一人です。


Mさんは40代の女性で、役所に勤めています。

仕事は毎日非常に多忙で、職場内を歩きづめになることが多かったと言います。


「書類を持って、狭い机や椅子の間を行ったり来たりが続きます。人ともすれ違うので、踏ん張ったり、かわしたりと、足に力の入ることがとても多かったです」


日々の酷使に、足に違和感が出始めました。

あるとき、違和感程度だった足が、一気に悪化してしまいます。


夕方頃には痛くて足を着くのもツラく、自然と足を引きずって歩かないといけないほどの状態になります。


すぐに病院に通ったMさんは、そこで有痛性外脛骨の診断を受けます。

そして、安静にするように言われました。


「ですが、足が痛くても仕事で歩くことは多く、どうしても安静にし続けることは難しい状況でした」

「とても忙しい職場なので、ほかの方の迷惑になることも心配でした」


仕事ではこれまで履いていたパンプスは痛くて履けず、少しでもクッション性の高い靴を履くようになります。

またマッサージを受け、他の治療も探して受けました。


それでも足の痛みは良くならず、痛みを我慢しながら働き続けていました。


普通に歩けるようになりたい。

痛みに悩まされず、生活を送りたい。

Mさんは治療院を探し続け、当院のHPを見たことから、来院を決めました。


初めて当院に来院されたときには、Mさんは足をかばい、ヒョコヒョコとした歩き方しかできないような状態でした。


問診や検査をした結果、Mさんのお体の問題点が分かります。


Mさんの場合、痛みを感じていた外脛骨部分には大きな問題はありませんでした。

職場の狭い空間で、何度もターンという無理な動きを繰り返したことで、膝から下(下腿)の軸が捻れてしまい、体重のかかり方がおかしくなってしまっていました。


体重の負担が外脛骨部分に極端に集中してしまい、激しい痛みを引き起こしていました。


当院の治療では、足の軸の捻れを取り、体重のかかり方を正常に戻していきました。

また、歩きすぎ、使いすぎ、かばったことで筋肉にも強い負担がかかっていたため、ストレッチをMさんにお伝えしました。


当院で治療を重ね、Mさん本人もしっかりとストレッチを実践された結果、症状がどんどんと改善していきました。

足を引きずるような激しい痛みは、早い段階で取れていき、また症状がひどくなっていく夕方になっても、痛みに襲われる事がなくなっていきます。


「職場の皆からも足が痛くないんだね、と言われるようになりました。人から見て分かるぐらい良くなってるんだなと嬉しかったです」


一時は有痛性外脛骨で歩くのもままならなかったMさん。

今は元気に職場で働かれています。


有痛性外脛骨が歩くと痛いのが治らない時、解決しないといけない問題

有痛性外脛骨は痛い場所だけでなく足のバランスが深く関係しています

有痛性外脛骨の「外脛骨」とは、足の内側の舟状骨という骨にできる、小さな骨のことです。

外脛骨は全ての人にあるわけではなく、諸説ありますがおよそ20%の人にあると言われています。(*1)


有痛性外脛骨は、外脛骨を持つ方の一部に、何らかの負担がかかって発症します。

一般的には、痛みのある外脛骨に対して治療のアプローチが行われますが、改善が見られずに悩んでいる方が少なくありません。


痛くて思うように歩けず、生活も仕事もままならず、一体何が原因なのかと悩んでいる方が多くいます。


実は外脛骨を持ったまま、支障なく生活出来ている方がほとんどで、外脛骨それ自体が問題となるケースは多くありません。


それよりは、外脛骨部分に負担がかかりやすくなっている足や膝から下の問題を解消する必要があります。


統計上では、偏平足が問題になると言われています。(*2)


それ以外にも、当院では次のような原因が関係してると考えています。


・捻挫癖があって、足周りのバランスが崩れている

・膝から下の下腿の軸が捻れている


当院に来院された有痛性外脛骨の患者さんの多くが、外脛骨部分への体重のかかり方に問題が起きています。


これらの原因は、どこでも改善できる問題ではありませんが、原因をしっかりと取り除ければ、有痛性外脛骨は治らない症状ではありません。


歩くのも痛いことは、とても不便でツラいものかと思います。

あなたが良くなっていないのは、原因に対しての治療を受けれていないだけかもしれません。


当院での有痛性外脛骨の治療を知りたい方は、コチラをご覧ください。


他の有痛性外脛骨の改善例はコチラ

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・有痛性外脛骨で歩けないほど痛い方にして欲しい3つの対策

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参考文献

1) 日本整形外科スポーツ医学会 スポーツ損傷シリーズ 有痛性外脛骨障害

2)The modified Kidner-Cobb procedure for symptomatic flexible pes planovalgus and posterior tibial tendon dysfunction stage II: review of 50 feet in 39 patients


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院情報

院名

創輝(そうき)鍼灸整骨院

院長

尾原秀祐

所在地

〒558-0003
大阪市住吉区長居3-2-3-1F

最寄駅

JR阪和線 長居駅から徒歩30秒
地下鉄御堂筋線 長居駅から徒歩2分

治療時間

受付時間
9:00~13:00 ×
16:00~20:00 × ×

休診日

土曜午後・日曜・祝日

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