逆流性食道炎が慢性化すると良くならない? 将来の不安を解消するために

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逆流性食道炎が慢性化すると良くならない? 将来の不安を解消するために

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あなたは、このようなお悩みはありませんか?

  • check逆流性食道炎の胸焼けやのどの違和感に悩んでいる
  • check逆流性食道炎が薬を飲んでも良くならず、慢性化している
  • check何年も逆流性食道炎が続いていて、治るのか不安

逆流性食道炎に悩む女性

逆流性食道炎は、胃から食道へ胃酸などが逆流する症状です。

胃酸が逆流することで、食道の粘膜を荒らし、炎症を引き起こします。


逆流性食道炎の一般的な症状として、のどの違和感、胃もたれ、胸焼け、げっぷ、腹部膨満感、呑酸(どんさん)などがあります。


逆流性食道炎は一般的に治りにくく、慢性化しやすいという特徴があります。

薬を飲んで一時的に症状が治まっても、薬を止めると悪化してしまうため、何年も薬を飲み続けているケース。

また、次第に同じ薬では効果がなくなってきて、きつい胃薬に変わっていくこと繰り返しているようなケースも珍しくありません。


多くの方は長引く不快な症状に、このままでは治らないのではないかと不安を抱えてしまっています。


なぜ、逆流性食道炎は慢性化すると良くなりにくいのでしょうか?

また、どのような対策を取れば良いでしょうか?


逆流性食道炎を慢性化させやすい原因

逆流性食道炎が慢性化する原因には、薬の影響が少なくありません。

薬が悪いというわけではなく、薬と上手に付き合う必要があるということです。


薬は胃酸の分泌量を抑えてくれ、症状がきつく辛い状態にあるときには、とても頼りになるものです。

ですが、胃酸の分泌過多がなぜ起きているかという原因を取り除いてくれるわけではありません。


そのため、根本的な原因である食道括約筋の緩みや、腹圧の高まる原因に対してのアプローチにはなりません。

一時的に不快な症状を抑えるため、本来なら胃腸を休めないといけないのに、食事を普通に取れてしまい、胃を疲労させるという問題もあります。


症状がきつく辛いときに薬を使うことは効果的ですが、常用することは、慢性化や症状の悪化の原因にもなりうるので、注意が必要です。

薬による影響を除くと、逆流性食道炎を慢性化させやすい原因は、

  • ・胃酸の分泌量が増えている
  • ・食道括約筋が緩くなり、逆流を抑えられなくなっている
  • ・腹圧が高まり、胃を圧迫して逆流しやすくさせている

といった要素に分けることができます。


逆流性食道炎を慢性化させる具体的な原因が次の4つです。


1.食べすぎ、飲みすぎなどの食べる量の問題

食べ過ぎた女性

食べすぎや飲みすぎは胃を疲労させ、胃酸の分泌量も増やすため、慢性化の原因になります。

毎日の食事の取り方は、胃の状態に大きな影響を与えます。


当院では治療の一環として食事指導を行っていますが、逆流性食道炎の方に見られやすいのは、

  • ・普段の食事は腹八分目ではなく、満腹になるまで食べる
  • ・毎日のように飲酒をしていて、特に休肝日を設けていない
  • ・つい食べすぎ、飲みすぎてしまう

これらの習慣の多い傾向にあります。


2.何を食べるかの問題

お肉や脂ものの食事

食べる量も重要ですが、普段なにを口にするかも重要な問題です。

逆流性食道炎でお悩みの方の食事には、お肉や脂ものの食事が多い傾向があります。


お肉や脂っぽい食べものの比率が増えると、胃酸の分泌量が増えます。

消化に時間がかかってしまい、内臓を疲労させる原因にもなります。


また、消化の際に出るコレシストキニンというホルモンの働きで、食道括約筋が緩むため、逆流性食道炎を慢性化させやすくなります。


3.悪い姿勢や便秘などの腹圧の問題

猫背の女性

猫背などの不良姿勢は、上半身の重みが体の前側にかかるため、腹圧が上がってしまいます。

また、便秘も腸に便が溜まることで腹圧が上がります。


腹圧が上がると胃を圧迫することで、胃酸や食べものが逆流しやすくなってしまいます。


4.自律神経の乱れの問題

ストレスに悩む女性

内臓の働きを調整しているのが自律神経です。

そのため、自律神経が乱れると胃酸の分泌量が増えたり、食道括約筋の働きが低下し、逆流性食道炎の症状を慢性化させてしまいます。


自律神経は強いストレスや、慢性的なストレスに影響を受けるほか、脳から背骨の中を走って全身へと流れているため、姿勢の影響を受けています。


逆流性食道炎が慢性化することのリスクは?

逆流性食道炎によって、胃酸や食べものの逆流が何年も続いていると、食道が焼けて、回復してのサイクルを繰り返します。

すると、ある日食道の粘膜が正常に回復せず、胃の組織が食道にできてしまう異常が起こります。


この組織の変化を『バレット食道』といいます。

一度バレット食道に変化すると、自然と消えることはありません。


そしてバレット食道の組織の80%には、食道がんの原因である腸上皮化生(ちょうじょうひかせい)を含んでいると言われています。

そのため、逆流性食道炎を非常に長い年月続いていると、食道がんになるリスクが高くなります。


欧米の食道がんの原因のおよそ半数は、バレット食道からの移行だと言われてます。

日本でも今後、逆流性食道炎から食道がんに移行する人が増えるだろうと予想されています。


逆流性食道炎が慢性化している方の対策とは?

1.お肉や脂ものの比率を下げて、野菜や果物の比率を上げる

野菜サラダ

野菜や果物は胃酸の分泌量が少なく、胃の消化にかかる時間も短くすむため、胃に優しい食材です。

また、野菜や果物には食物繊維が豊富に含まれていて、腸の善玉菌を増やしたり、便通を促す効果があるため、腸にも良い効果があります。


意識して食事に野菜や果物などを取りいれるようにしてください。


2.便秘にならないように水をしっかりと飲む

お水を飲む女性

胃腸をはじめとした内臓を活発に働かせるには、十分なお水が必要です。

1日に男性なら2~2.5リットル、女性でも1.5~2リットルの水が摂取の目安になります。


コーヒーや紅茶はカフェインの利尿作用で、体の水分を減らしてしまい、胃腸の働きを悪くしてしまいます。

嗜好品として飲むのは良いのですが、普段の水分補給はお水を飲むようにしてください。

*極端に水の量を増やすことは、胃に負担をかける恐れがあるので、胃の状態を見ながら徐々に水の摂取量を増やしてください。


3.アルコールを控える

ビール

アルコールは胃に刺激を与えて、胃酸の分泌量が増えてしまいます。

また、下部食道括約筋の働きがアルコールで弱くなってしまうため、可能な限り控えることが大切です。


仕事の都合などで飲む際には、度数の低いお酒を飲んだり、水割りなどで度数を下げてください。

ビールなどの炭酸はげっぷを起こしやすくなるため、逆流性食道炎の方は注意が必要です。


4.よく噛み、腹八分目にする

よく噛んで食べる女性

噛む回数が少なく、すぐに飲みこんでしまうと、消化に時間がかかり胃の負担になります。

消化のために胃酸の分泌を増やしてしまうことにもなります。


噛む回数が増えると満腹中枢が刺激されやすくなり、食べ過ぎを防ぐことができるため、しっかりと噛んで食べることが大切です。

また、毎食しっかりと満腹になるまで食べていると、胃腸に大きな負担になってしまい、内臓疲労を招いてしまいます。


腹八分目にしていると、胃の容量に空きができ、胃酸の分泌量も抑えられるため、逆流しにくくなります。

よく噛み、腹八分目の食事を心がけてください。


逆流性食道炎を気にせず安心して毎日を過ごすために

まずはこれらの対策を取りいれてみてください。

抱えている程度の軽い方であれば、これらの対策でも十分な効果を得ることができます。


ただし、

  • ・症状がきつく、生活に支障をきたしている方
  • ・これまでに慢性化していて、なかなか治りきらないとお悩みの方
  • ・すでに上記の対策を取り入れていて、それでも症状に悩まされている方

は、姿勢の調整や、自律神経の調整といった根本的な原因に対する治療を受ける必要があります。


逆流性食道炎は一度症状が悪化してしまうと、慢性化し、なかなか治りにくい症状です。

ですが、引き起こしている根本原因をしっかりと改善していけば、逆流性食道炎は決して良くならない症状ではありません。


毎日を逆流性食道炎の不快な症状に悩まされず、安心して毎日を過ごせるようになってください。


→つらい逆流性食道炎の症状を改善するために、治療を受けたいとお考えの方は、当院の逆流性食道炎の施術をご覧ください


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なぜ逆流性食道炎になると、腰痛にまで悩まされやすくなるのか?

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逆流性食道炎と自律神経の関係とは?

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長年悩んでいた逆流性食道炎が、薬を飲まずにいけるようになり治りました

患者さんの写真 その3

逆流性食道炎と肩こりに悩んでいました。

どうしても治したかったから、最後に行きつくところですというフレーズと体験談を見て、こちらにかけてみようと思いました。

治療に通って、長年悩んでいた症状が、薬を飲まずにいけるようになり治りました。

ずっと病院へ行っていたのに、行かずに自分の持つ力で体が良くなっている実感があります。

ぜひ来てみてほしいです。

東住吉区在住 R.Nさん

*個人の感想で、成果を保証するものではありません。


片道1時間20分をかけてでも、通院するだけの費用対効果があります

患者さんの写真 その16

1.股関節の痛み 2.便秘 3.逆流性食道炎

に悩んでいました。

通院に、片道1時間10分~20分かかること、回数が重なることによる費用のことで迷いましたが、転居前に通院していた先生の紹介なので来院を決めました。

施術を受けて、改善を実感できます。

当初は1のみの目的であったが、2と3も改善されました。

費用対効果は大きなものがあります。

長い人生、この際に体質改善も含めて、来院して下さい。

阪南市在住 阪上 正敏さん

*個人の感想で、成果を保証するものではありません。


胃の不調もなくなり、毎日の食事もしっかり食べれるようになりました

患者さんの写真4 伊丹市在住 M.Sさん

胃もたれ、むかつき、胃下垂、胃痛で、食欲があっても食べれない。

また、すぐに胃の不調が出るので、体の疲労感、寝ても疲れが取れないという悩みがありました。

20才前より胃に関して良いこと?(胃薬、ハーブティ、鍼治療など)を色々してきましたが、改善に繋がりませんでした。

遠方で、少し治療費も高いので、改善するか不安でしたが、年々体力も落ちていくので行くことを決意しました。

今では胃の不調もなくなり、毎日の食事もしっかり食べれるようになりました。

時間も、お金も必要ですが、体が変わっていく喜びを感じられると思います。

伊丹市在住 M.Sさん

*個人の感想で、成果を保証するものではありません。


逆流性食道炎が徐々に良くなっていき、症状も感じなくなりました

患者さんの写真 A.Kさん

逆流性食道炎で、口の中、舌がヒリヒリ、のどに舌たいがひっついた感じがあり悩んでいました

インターネットでいろいろ探して、自宅から近く良さそうだったので、行くことにしました。

治療を受けていくと、徐々に良くなっていき、症状も感じなくなりました。

同じ症状の方、一度来院していただいたら良いと思います。

住吉区在住 A.Kさん

*個人の感想で、成果を保証するものではありません。




院情報

院名

創輝(そうき)鍼灸整骨院

院長

尾原秀祐

所在地

〒558-0003
大阪市住吉区長居3-2-3-1F

最寄駅

JR阪和線 長居駅から徒歩30秒
地下鉄御堂筋線 長居駅から徒歩2分

治療時間

受付時間
9:00~13:00×
16:00~20:00××

休診日

土曜午後・日曜・祝日

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