幼児期の逆流性食道炎に考えられる原因と対策とは?
あなたは、このようなお悩みはありませんか?
- 子どもがすぐに吐いてしまう
- 子どもが風邪をひきやすく、咳ばかりしている
- 小児科で逆流性食道炎だと診断された
逆流性食道炎は、胃から食道へ胃酸などが逆流する症状です。
胃酸が逆流することで、食道の粘膜を荒らし、炎症を引き起こします。
逆流性食道炎の一般的な症状として、のどの違和感、胃もたれ、胸焼け、げっぷ、腹部膨満感、呑酸(どんさん)などがあります。
幼児期の逆流性食道炎は、すぐに吐いてしまう、よく咳をするといった症状から、最初は風邪や体調不良と思い様子を見るケースが多くみられます。
あまりにも咳が続いていたり、風邪をいつまでも引いていて何かがおかしいと感じ、小児科に行くと、逆流性食道炎だと診断されます。
ですが、幼児期の逆流性食道炎に、どのような対策を取れば良いのか分からず、多くの親御さんが困っています。
なぜ、幼児期に逆流性食道炎がみられるのでしょうか?
また、どのような対策を取れば良いのでしょうか?
幼児期の逆流性食道炎を引き起こす5つの原因とは?
1. 胃の機能が未発達だから
逆流性食道炎になっていない子どもでも、吐いてしまうことはよくみられます。
これは幼児期は胃がまだ未発達で、さらに逆流を防いでいる「下部食道括約筋」と呼ばれる筋肉が、まだ十分に働いていないため起こります。
本来、成長とともに胃の機能や括約筋は発達し、自然と良くなっていきます。
しかし、逆流性食道炎にまでなってしまう子は、胃の機能が未発達な状態だけではなく、次に紹介する原因も併せ持つことで、症状が悪化、慢性化しています。
2.便秘
小さな子どもでも、便秘になっているケースがよくみられます。
幼児の便秘は珍しいものではなく、10人に1人は便秘症だと言われています。(日本小児栄養消化器肝臓学会)
普段あまりお水を飲みたがらず、十分な水分補給ができていない場合や、お水ではなくお茶やジュースをよく飲んでいる場合、あるいは普段の食事に問題がある場合に、便秘になりがちです。
便秘になると、腸に便が溜まることで腹圧が上がり、胃を圧迫するため逆流性食道炎の原因となります。
3.食事の問題
普段何を食べているかは、とても重要です。
ジャンクフードや冷凍食品は、手軽で時間短縮にもなりますが、食べる比率が高くなると、野菜不足や栄養の偏りができてしまい、また脂っぽいものが多いため、胃に負担をかけてしまいます。
食事の問題では、その他によく噛んで食べているかも重要です。
噛む回数が少ないと胃の消化に時間がかかり、胃酸の分泌が増えるため、逆流性食道炎を引き起こす原因になります。
4.姿勢
小さな子どもでは、胃の逆流を防ぐ働きが不十分な状態ですが、普段の姿勢が悪く猫背になっていると、上半身の体の重みがお腹側にかかります。
その結果、腹圧が高まり、逆流しやすい状態になってしまいます。
また、食後すぐは逆流しやすい状態のため、すぐに横になったり、大きく動き回ると、逆流性食道炎の症状が出やすくなってしまいます。
5.ストレス
逆流性食道炎を引き起こす要因として、ストレスの問題があります。
ストレスを感じると胃酸の分泌量が増えてしまうため、逆流性食道炎の症状が悪化します。
両親が忙しくてスキンシップの時間があまり取れない、優しくしてあげたいけれど、疲れてしまっていて、つい叱ってしまうことが多い場合は、子どものストレスが溜まってしまっていることもあります。
幼児の逆流性食道炎への対策とは?
1.野菜や果物を多く取りいれる
幼児期は好き嫌いが激しく、野菜嫌いのお子さんが多くいます。
結果、お肉や脂ものの多い食事になってしまい、胃酸の分泌量を増やし、消化にも時間がかかるため、胃腸へ大きな負担をかけることになります。
野菜や果物は、胃酸の分泌量も少なく、胃の消化にかかる時間も短くすむため、胃に優しい食材です。
また、野菜や果物には食物繊維が豊富に含まれていて、腸の善玉菌を増やしたり、便通を促す効果があるため、腸にも良い効果があります。
好き嫌いの多い時期ですが、工夫して食事に野菜や果物などを取りいれるようにしてください。
2.よく噛むことで消化を助ける
胃の蠕動運動による働きは、腸へと食物を送り出す役割に加えて、胃酸を食べ物と絡ませ、消化を助ける役割があります。
噛む回数が少ないと、食物が大きいため消化に時間がかかり、また蠕動運動にも大きな力を必要とします。
よく噛むことで消化を助け、また腸への移動もしやすくなり、負担を減らすことができます。
3.水をしっかりと飲む
胃腸をはじめとした内臓を活発に働かせるには、十分なお水が必要です。
幼児の場合1日に体重1キロにつき100mlが目安と言われています。
ジュースも時々は良いのですが、糖分の摂りすぎに繋がるので、普段の水分補給はお水を飲むようにしてください。
*極端に水の量を増やすと、胃に負担をかける恐れがあるので、状態を見ながら徐々に水の摂取量を増やしてください。
4.スキンシップの時間を増やす
十分に愛情をかけて育てているつもりでも、子どもは寂しく感じているのかもしれません。
気付かないうちに否定することが多くなっていたら、意識して肯定してあげる。
スキンシップが不足していそうなら、増やしてあげるといった、子どもとの時間を増やしてあげてください。
子どもが逆流性食道炎に悩まされず、元気に過ごせるように
まずはこれらの対策を取りいれてみてください。
抱えている程度の軽い方であれば、これらの対策でも十分な効果を得ることができます。
ただし、
- ・症状がきつく、生活に支障をきたしている方
- ・薬を飲んでも良くならないとお悩みの方
- ・すでに上記の対策を取り入れていて、それでも症状に悩まされている方
は、姿勢の調整や、自律神経の調整といった根本的な原因に対する治療を受ける必要があります。
逆流性食道炎は一度症状が悪化してしまうと、慢性化し、なかなか治りにくい症状です。
子どもの頃から逆流性食道炎が癖づき、大人になっても悩まされてしまうようなケースもあります。
ですが、引き起こしている根本原因をしっかりと改善していけば、逆流性食道炎は決して良くならない症状ではありません。
お子さんが不快な症状に悩まされず、元気に過ごせるようにしてあげてください。
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長年悩んでいた逆流性食道炎が、薬を飲まずにいけるようになり治りました
逆流性食道炎と肩こりに悩んでいました。
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治療に通って、長年悩んでいた症状が、薬を飲まずにいけるようになり治りました。
ずっと病院へ行っていたのに、行かずに自分の持つ力で体が良くなっている実感があります。
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東住吉区在住 R.Nさん
*個人の感想で、成果を保証するものではありません。
片道1時間20分をかけてでも、通院するだけの費用対効果があります
1.股関節の痛み 2.便秘 3.逆流性食道炎
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阪南市在住 阪上 正敏さん
*個人の感想で、成果を保証するものではありません。
胃の不調もなくなり、毎日の食事もしっかり食べれるようになりました
胃もたれ、むかつき、胃下垂、胃痛で、食欲があっても食べれない。
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遠方で、少し治療費も高いので、改善するか不安でしたが、年々体力も落ちていくので行くことを決意しました。
今では胃の不調もなくなり、毎日の食事もしっかり食べれるようになりました。
時間も、お金も必要ですが、体が変わっていく喜びを感じられると思います。
伊丹市在住 M.Sさん
*個人の感想で、成果を保証するものではありません。
逆流性食道炎が徐々に良くなっていき、症状も感じなくなりました
逆流性食道炎で、口の中、舌がヒリヒリ、のどに舌たいがひっついた感じがあり悩んでいました
インターネットでいろいろ探して、自宅から近く良さそうだったので、行くことにしました。
治療を受けていくと、徐々に良くなっていき、症状も感じなくなりました。
同じ症状の方、一度来院していただいたら良いと思います。
住吉区在住 A.Kさん
*個人の感想で、成果を保証するものではありません。
院情報
院名
創輝(そうき)鍼灸整骨院
院長
尾原秀祐
所在地
〒558-0003
大阪市住吉区長居3-2-3-1F
最寄駅
JR阪和線 長居駅から徒歩30秒
地下鉄御堂筋線 長居駅から徒歩2分
治療時間
受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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9:00~13:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
16:00~20:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × |
休診日
土曜午後・日曜・祝日