機能性ディスペプシアの方が倦怠感にも悩まされやすい理由とは?

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機能性ディスペプシアの方が倦怠感にも悩まされやすい理由とは?

機能性ディスペプシアは胃の不調が主な症状ですが、ひどい倦怠感に悩まされる方も少なくありません。

胃の不調と倦怠感には、一見何の繋がりもないように思えるかもしれません。


ですが、実際には深く関係している場合があります。


当院に来院されたUさんも、機能性ディスペプシアから強い倦怠感に悩まされた患者さんの一人です。

Uさんは60代の女性で、日中は忙しく働きながら、主婦として家のことをこなされています。


胃の不調に悩まされているのは、もう何年前か分からないほど以前からだと言います。


「もともと胃の痛みがひどくて、胃薬を飲んだりしてました」

「ある時から疲労が全然取れなくなって、仕事に行くのもやっとの状態が続くようになってしまったんです」


胃痛や倦怠感だけでなく、全身にむくみも出るようになったとUさんは言います。

そんな時、Uさんはご家族から当院を紹介されます。


「薬を飲んでても胃痛は良くならないし、とにかく怠かったので、少しでも楽になれば、と思いました」


Uさんは当院への受診を決めます。


当院で問診や検査をした結果、Uさんのお体の問題点が分かりました。


機能性ディスペプシアを引き起こしていた原因として、自律神経が乱れてしまっていたことが、大きな問題になっていました。

また、胃腸が働かないことで、内臓全体の血流も悪くなって、疲労物質を分解する肝臓や腎臓にも負担がかかり、倦怠感に悩まされる原因になっていました。


Uさんは仕事がとても忙しく、仕事中は手を使うことが多かったようです。

手を使い過ぎると、背中にも負担がかかり、胸椎と呼ばれる背骨の動きが悪くなってしまいます。


背中の動きが悪くなることで、首にも強い負担がかかるようになり、首の骨格のバランスが崩れてしまっていました。

自律神経は脳から背骨を通って全身へと伸びているため、首のバランスが崩れると神経の通りが悪くなって、乱れを引き起こしてしまいます。


当院では、内臓の働きを活発にする治療を行い、負担がかかって動きの悪くなっていた胸椎や、バランスの崩れた首の骨格を整える治療を行いました。

また、Uさん本人には、手に負担をかかっている方への体操をお伝えし、毎日やってもらいました。


当院の治療が進むにつれて、Uさんの症状は改善していきました。

自律神経が安定し、胃腸の働きも活発に戻っていきます。


胃痛がなくなり、ひどい倦怠感や全身にあったむくみもスッキリと解消されていきました。


「これまでにあったような、ひどい倦怠感に悩まなくなりました」

「お仕事してたら当然疲れるんですけど、ちゃんと休めば回復できるし、ようやく普通の体に戻った気がします」


今では仕事で忙しく働いても、無理なく毎日を過ごされています。


機能性ディスペプシアで倦怠感が起きる原因と対策

内臓の働きの低下が倦怠感を引き起こす原因になります

機能性ディスペプシアは主に胃の不調が中心ですが、慢性的な倦怠感に悩まされる方も少なくありません。

なぜ機能性ディスペプシアと倦怠感が関係しているのでしょうか?


大きく2つの理由が考えられます。

1つ目は、引き起こしている大元の原因が同じだからというものです。


機能性ディスペプシアの主な原因に自律神経の乱れがありますが、自律神経がコントロールしている内臓は、胃だけではありません。

疲労物質の分解、排泄を行っている肝臓や腎臓の働きも、自律神経が深く関わっているため、自律神経が乱れることで、疲労が解消されなくなってしまいます。


2つめは、胃の働きが悪くなると、他の内臓に負担がかかってしまうというものです。

胃の働きが低下していると、消化が適切に行われずに、その他の内臓に余計な負担がかかって、内臓疲労を招いてしまいます。


お腹の血流も悪くなり、内臓疲労が起きることで、倦怠感を招いてしまいます。


これら2つの原因を解決するには、自律神経の乱れを整える必要があります。

自律神経の乱れには、ストレスや生活習慣の乱れの他、首の骨格のバランスが大きく関わります。


骨格のバランスを自力で整えるのはとても難しいため、今以上にバランスを崩さないことが大切です。


手をよく使うお仕事の人は、背中に慢性的に負担がかかって、胸椎の動きが悪くなってしまっていることがよくあり、下のイラストの体操が効果的です。


左右の肩甲骨をぎゅっと寄せる

左右の肩甲骨をぎゅっと寄せる


機能性ディスペプシアも、それによって起きる倦怠感もとてもつらい不調ですが、引き起こす原因を取り除けば、けっして改善しない症状ではありません。

心当たりのある方は、まずは体操を実践してみてください。


そして、それでも改善が見られないようなときは、骨格のバランスを整える治療を受けてみることを検討してみてください。


当院での機能性ディスペプシアの治療を知りたい方は、コチラをご覧ください。


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院情報

院名

創輝(そうき)鍼灸整骨院

院長

尾原秀祐

所在地

〒558-0003
大阪市住吉区長居3-2-3-1F

最寄駅

JR阪和線 長居駅から徒歩30秒
地下鉄御堂筋線 長居駅から徒歩2分

治療時間

受付時間
9:00~13:00 ×
16:00~20:00 × ×

休診日

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