逆流性食道炎によるのどの違和感の原因と対策について

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逆流性食道炎によるのどの違和感の原因と対策

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逆流性食道炎で、のどの違和感に悩む方は非常に多くいます。

のどが詰まる、イガイガする、圧迫感がある、引っかかる。


違和感はいろいろな言葉で表現されますが、共通しているのはどれも違和感が続き、とても気持ちが悪いことです。

のどの違和感は長引くことが多く、病院で貰った薬を飲み続けてもなかなか改善がみられないケースが多く見られます。


逆流性食道炎はのどの違和感といった不快感だけではなく、症状が慢性化すると循環が悪くなり、首肩のこり、痩せれないや太れないなど消化吸収の問題、冷えを引き起こし子宮内膜症など婦人科疾患といった、他の症状の原因にもなってしまいます。

だからこそ、しっかりと対策を行い、原因を取り除いていくことが重要です。


この記事では、逆流性食道炎の方ののどの違和感の原因について、また自分でもできる対策について紹介します。

当院では多数の逆流性食道炎で悩む患者さんが来院されます。


そのような患者さんたちが通院している中で、実際に実践し、改善している方法です。

自分の症状に当てはまる所があれば、参考にして実践してみてください。


なぜ、のどの違和感が続くのか?

のどの違和感が起こるのには複数の原因があります。

全てに該当することもあれば、一つだけに該当することもあります。


自分がどの原因でのどの違和感に悩まされているのかを把握できれば、適切な対策を取ることができます。

逆流性食道炎が原因で引き起こされるのどの違和感の原因は、次の3つです。


1.のどの粘膜が炎症を起こしているから

ひとつ目はのどの粘膜の炎症が起こっているためです。

胃薬を飲んでいれば、胃酸の逆流を防ぎ、のどの炎症は起こらないと考える方もいるかもしれません。


慢性的な逆流性食道炎の場合、胃酸の分泌を薬で抑えていても、のどの炎症が続いているケースが多く見られます。

薬で胃酸の量を抑えても、食事の際などでは胃酸の分泌は起こります。


そのためゲップをしたときや横になった時、何かの動きの拍子で胃酸が逆流し、のどに炎症を起こしてしまいます。


2.のどの粘膜が過敏になっているから

のどの粘膜は人によって刺激に過敏な人もいれば、そうでない方もいます。

逆流性食道炎でのどの違和感に悩まされるのは、のどが過敏なタイプの方が多いです。


食道から腸までの消化器の粘膜は、刺激に過敏になってしまう方がいます。

胃であれば「機能性ディスペプシア」、腸であれば「過敏性腸症候群」という症状名がついていて、逆流性食道炎でも、同じく食道粘膜が過敏になる方がいることが分かっています。


現代西洋医学では、まだこの過敏になっている原因はハッキリわかっていません。

当院では、来院されている患者さんの共通点から、自律神経の乱れ、ストレスを抱えていること、胃腸の状態が疲労していることが大きな要因だと考えています。


3.のどの筋肉(食道平滑筋)の働きに異常が起きているから

下部食道平滑筋が働かなくなった胃

手足の筋肉は、「曲げる、伸ばす」と思ったように動かすことができます。

ですが、胃付近の食道の筋肉は意識的に動かすことができません。


一度飲みこんでしまったら、後は勝手に胃へと食べものが運ばれます。

これらは神経の反射や自律神経によって調整されています。


そして、のどの違和感に悩まされてる方は、何らかの原因で自律神経が乱れ、のどの筋肉の働きに問題が起きてしまっています。(

のどの筋肉が強く緊張し続けることで、疲労して違和感を感じたり、十分に収縮できずにのどに唾液や逆流した胃酸などが残り、違和感を感じてしまいます。


のどの違和感はこれら3つの原因によって起こります。

人によっては一つだけの場合もあれば、3つすべてを抱えている場合もあり、数が多くなるほど症状はきつく、改善がみられにくくなります。


注意:一度も、あるいは何年も検査を受けていない方について

この記事を読んでいるほとんどの方は、逆流性食道炎の検査で、すでに胃カメラで食道に異常がないか確認されていると思います。

ですが、まだ一度も検査を受けていない場合、また過去に逆流性食道炎の治療を受けて良くなったけど、何年も経ってのどの違和感に悩まされて読んでいる方の場合は、一度病院で検査を受けることをおススメします。


のどの違和感には、咽頭がんや食道がんが原因で起こるものもあります。

症状が進行してしまうと命や人生に大きく関わるため、逆流性食道炎だと思い込むのは危険です


また、のどの違和感で甲状腺の原因を考える方が少なくありません。

甲状腺の腫れは自覚症状として感じにくく、むしろ外見上の腫れとして現れて、人間ドッグなどで指摘されて初めて気付くことが多いと言われています。

そのため、のどの違和感で甲状腺の問題の可能性は低いとされています。


薬を飲んでも、のどの違和感が改善しにくい理由

胃薬の写真

逆流性食道炎で処方される胃薬のほとんどは、胃酸の分泌を抑える薬です。

胃酸の分泌量が減らすことで、逆流を防ごうとしています。


ですが、逆流性食道炎は胃酸過多だけが原因ではありません。

下部食道括約筋の緩みや、腹圧の上昇など他の原因も大きく関係しています。


また薬で抑えようと思っても、胃酸の分泌を促す食生活をしていたら、効果も半減してしまいます。

そのため、逆流性食道炎を引き起こす原因を把握し、一つずつ取り除くことが大切です。


取り除かないといけない逆流性食道炎の原因

逆流性食道炎が起こるメカニズムは、大きくは次の3つです。

・胃酸の量の増加

・逆流を防ぐ食道括約筋の弛緩

・腹圧の上昇

この3つのメカニズムが、さらに複数の原因によって引き起こされます。

逆流性食道炎を引き起こすメカニズム

逆流性食道炎を改善するためには、これらの原因を取り除く必要があります。


ストレス

胃は非常にストレスに対して敏感な内臓です。

ストレスを感じると胃酸の分泌量が増え、逆流性食道炎や慢性胃炎、胃潰瘍などを引き起こしてしまいます。


睡眠不足やストレスの多い生活が続くと、症状を悪化させてしまいます。


食事の問題

食べる食材の頻度や比率によって、胃酸の分泌量は変わります。(

お肉や脂ものの多い食事、糖分の多いお菓子、カフェイン、酸性の果物、アルコールなどは、胃酸を増やしてしています。


普段の食事で頻度が高い、比率が高いと、胃酸の分泌が増え症状を悪化させてしまいます。


食べすぎや早食いなど食べ方の問題

ついお腹いっぱいまで食べてしまう、人よりも早く食べ終わってしまうという方は注意が必要です。

早食いや食べすぎは、胃に大きな負担をかけてしまいます。


消化に時間がかかるため、胃に長時間胃酸が分泌されてしまうことが一つ目の問題。

もう一つは胃が一杯になって引き伸ばされた結果、下部食道括約筋という逆流を防ぐ弁の役割をしている筋肉が伸びて緩んでしまいます。(


間食

逆流性食道炎で悩んでいる方は、間食をしているケースが多く見られます。

間食が多いと、胃腸は休まる時間がなくなり、内臓疲労を招いてしまいます。


胃も筋肉で出来ているので、使い続ければ疲れますし、働きも悪くなります

腸に押し出す力が弱くなって胃にいつも食べものが留まり続けたり、下部食道括約筋が十分に収縮できなくなってしまいます。


夜遅い食事

寝る前に食事を取ると、寝ている間にも胃腸が働き続けることになります。

胃腸は食事を取った後、何時間も働き続けています。


胃腸が働いているため、睡眠が浅くなり、お腹の中が空っぽの時間が短くなることで、胃腸の回復する時間が短くなってしまいます。

夜食を食べる習慣がある方、仕事などの関係で夕食が遅くなってしまう方は注意が必要です。


姿勢の問題

猫背

逆流性食道炎の原因として意識されることの少ないのが、姿勢の問題です。

気づいたら背中が丸くなっていないでしょうか?


姿勢が悪くなると、前屈みになることでお腹を圧迫してしまいます。

腹圧が高まって逆流しやすくなってしまいます。


便秘

逆流性食道炎の方には、便秘でも悩んでいる方が少なくありません。

もともと胃の状態が悪いと腸にも負担をかけ、便秘や下痢になりやすくなってしまいます。


お通じがしっかりと出ないことで、腹圧が高まります。

下腹部から胃を圧迫することで、胃酸の逆流を起こりやすくしてしまいます。


4.当院が考える対策について

これらが逆流性食道炎を、そしてのどの違和感を引き起こす原因です。

取れる対策はどれも単純なことばかりですが、一つ一つしっかりと取り組むことが大切です。


1.お肉や脂ものの比率を下げる

お肉の画像

お肉や脂ものは胃酸の分泌量を増やします。

消化の際に分泌されるコレシストキニンというホルモンが下部食道括約筋の働きを弱めてしまうため、逆流しやすくもなってしまいます。


また、お肉や脂ものは消化にも時間がかかってしまうため、胃腸が休まりません。


ただ、タンパク質や脂質といった栄養素自体は体を作るのに重要です。

完全に食べるのを止めてしまうと食べる楽しみもなくなってしまいます。


そのため、食べる量や比率を下げることが重要です。

一日における食べる比率を減らすようにしてください。


2.野菜や果物を積極的に増やす

野菜の画像

野菜や果物は胃酸の分泌量が少なく、消化時間も短く胃への負担が少なくすみます。

また食物繊維が胃壁を守ってくれ、胃痛や胃もたれを防いでくれるのに加え、腸ではお通じの改善に役立つため、腹圧を下げて逆流を防いでくれます。


3.お水の摂取量を増やす

お水を飲む女性の画像

逆流性食道炎の方にとって、お水を飲むことはとても重要です。


たっぷりとお水を飲むことは、体にいくつもの良い効果をもたらしてくれます。

胃腸を活発に働かせ、お通じを良くしてくれます。


のどの乾燥を防ぎ、通りを良くしてのどの違和感を減らしてくれます。

また唾液の量を増やして、胃酸が逆流したときも被害を最小限にしてくれる効果もあります。


お水を飲む量は、一日に男性で2~2.5リットル、女性で1.5~2リットルが目安です。

これまでお水をあまり飲んでいなかったという方の場合、負担に感じることもありますので、その場合は少しずつ飲む量を増やしていってください。


4.よく噛むことで消化を助ける

食事のときに、しっかりと噛んでいますか?

噛む回数が少ないと食べものが大きいため、胃での消化に時間がかかってしまいます。


また消化したものを腸に送りだす際にも大きな力を必要とします。

よく噛むことで消化を助け、また腸への移動もしやすくなり、負担を減らすことができます。


日本の歯科医師の学会がまとめ、厚生労働省が推奨している噛む回数は、一口に30回です。


まとめ.のどの違和感を忘れて、快適な一日を過ごせるように

まずは紹介したものの中から、自分の原因と考えられるものに対策を取ってみてください。

これらの対策は、胃腸への負担を減らすことだけでなく、体全体的な健康にも良い効果があります。


逆流性食道炎の原因はいくつもあり、人によって抱えている原因は様々です。

そのためもっとも効果的なのは、その人の状態に合わせて、的確なアドバイスを受けられることです。


ただ、それはインターネットでは難しいことです。


もし対策を実践しても、それでも症状に改善がみられない場合は、治療を受けることをお薦めします。

自律神経の乱れや、骨格のバランスの崩れ、ストレス対策など、別の原因が考えられます。


逆流性食道炎はなかなか改善の見られない症状です。

薬を飲んでいるうちは良くても、止めるとすぐに再発してしまう方や、薬を飲んでいても楽にならない方が多くいます。


ですが、そのような方でも、症状には原因があり、その原因をしっかりと取り除いていけば、改善されるケースは多くあります。

治らないのではないか、一生このままではないかと不安に感じている方も、治ることを諦めないでください。


→つらい逆流性食道炎の症状を改善するために、治療を受けたいとお考えの方は、当院の逆流性食道炎の施術をご覧ください


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長年悩んでいた逆流性食道炎が、薬を飲まずにいけるようになり治りました

患者さんの写真 その3

逆流性食道炎と肩こりに悩んでいました。

どうしても治したかったから、最後に行きつくところですというフレーズと体験談を見て、こちらにかけてみようと思いました。

治療に通って、長年悩んでいた症状が、薬を飲まずにいけるようになり治りました。

ずっと病院へ行っていたのに、行かずに自分の持つ力で体が良くなっている実感があります。

ぜひ来てみてほしいです。

東住吉区在住 R.Nさん

*個人の感想で、成果を保証するものではありません。


片道1時間20分をかけてでも、通院するだけの費用対効果があります

患者さんの写真 その16

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に悩んでいました。

通院に、片道1時間10分~20分かかること、回数が重なることによる費用のことで迷いましたが、転居前に通院していた先生の紹介なので来院を決めました。

施術を受けて、改善を実感できます。

当初は1のみの目的であったが、2と3も改善されました。

費用対効果は大きなものがあります。

長い人生、この際に体質改善も含めて、来院して下さい。

阪南市在住 阪上 正敏さん

*個人の感想で、成果を保証するものではありません。


胃の不調もなくなり、毎日の食事もしっかり食べれるようになりました

患者さんの写真4 伊丹市在住 M.Sさん

胃もたれ、むかつき、胃下垂、胃痛で、食欲があっても食べれない。

また、すぐに胃の不調が出るので、体の疲労感、寝ても疲れが取れないという悩みがありました。

20才前より胃に関して良いこと?(胃薬、ハーブティ、鍼治療など)を色々してきましたが、改善に繋がりませんでした。

遠方で、少し治療費も高いので、改善するか不安でしたが、年々体力も落ちていくので行くことを決意しました。

今では胃の不調もなくなり、毎日の食事もしっかり食べれるようになりました。

時間も、お金も必要ですが、体が変わっていく喜びを感じられると思います。

伊丹市在住 M.Sさん

*個人の感想で、成果を保証するものではありません。


逆流性食道炎が徐々に良くなっていき、症状も感じなくなりました

患者さんの写真 A.Kさん

逆流性食道炎で、口の中、舌がヒリヒリ、のどに舌たいがひっついた感じがあり悩んでいました

インターネットでいろいろ探して、自宅から近く良さそうだったので、行くことにしました。

治療を受けていくと、徐々に良くなっていき、症状も感じなくなりました。

同じ症状の方、一度来院していただいたら良いと思います。

住吉区在住 A.Kさん

*個人の感想で、成果を保証するものではありません。




院情報

院名

創輝(そうき)鍼灸整骨院

院長

尾原秀祐

所在地

〒558-0003
大阪市住吉区長居3-2-3-1F

最寄駅

JR阪和線 長居駅から徒歩30秒
地下鉄御堂筋線 長居駅から徒歩2分

治療時間

受付時間
9:00~13:00×
16:00~20:00××

休診日

土曜午後・日曜・祝日

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