なぜ片方だけ肩こりがきつく感じるのか?
肩こりは、日本人が最も多く悩まされている症状です。
平成25年の国民生活基礎調査によると、約2200万人もの方が肩こりに悩まされているとされています。
西洋医学では病気としては扱われず、不定愁訴の一つとして、あくまで状態を表した俗称の一つになっています。
肩こりは多くの方がなる一方で、なかなか根本的な改善がみられにくい症状です。
ですが、ひどくなると、頭痛やめまい、吐き気、手のしびれといった症状を引き起こす原因にもなりかねません。
あなたはこのようなお悩みはありませんか?
- ・片方だけの肩が特にこり、気分まで悪い
- ・慢性的なひどい肩こりなので、何か病気があるのではと不安
- ・肩こりがきつくなると、同じ側に頭痛や耳鳴りが出てくる
多くの方は、片方だけに肩こりがきつくでると、何か体に悪い問題があるのでは、と不安になってしまいます。
肩こりが右側だけ、あるいは左側だけ強く出てしまうという方は、珍しくありません。
ですが、その中には同時に重篤な疾患が隠されている場合もあり、注意が必要な症状でもあります。
では、なぜ肩こりが片方だけに強く出るのでしょうか?
また、どのような対策を取れば良いのでしょうか?
片方だけ肩こりがきつくなる原因とは?
片方だけ肩こりがきつい原因には、次の3つがあります。
1.体の左右を使う頻度や量が違う
人の体には、左右で使いやすい側があります。
利き手はもちろんですが、利き足や利き目など、実は様々な動きが左右非対称になっています。
そのため、使いやすい同じ側ばかりを使っていると、手や腕、肩といった筋肉も負担が蓄積し、疲労してしまいます。
それに加えて、同じ側ばかりを使い続けていると、問題は疲労だけではなくなってきます。
左右のアンバランスな状態が癖づいてしまい、筋肉のつき方に左右差ができたり、関節のバランスが崩れたり、姿勢不良の問題を引き起こす原因にもなり、さらに症状を悪化させます。
2.首や肩の関節のバランスの崩れ
左右で不均等な使い方が続くと、次第に骨格のバランスの崩れを生み出す原因となります。
特に次のような動作は、多くの方が無意識にしているバランスを崩す動作です。
- ・同じ側でばかり荷物を持つ(肩から提げる)
- ・スマホやパソコンの長時間の操作
- ・うつ伏せに寝ていて、同じ側に首を捻っている
- ・首の骨を鳴らす
これらの動作が長時間、そして長期間にわたって続くと、首や肩の関節のバランスが崩れてしまいます。
重たい頭を支えるため、首や肩には普段から大きな負担がかかっています。
そのため、関節のバランスが崩れると、その場所の負担が大きく増し、片方の肩こりを悪化させる原因となってしまいます。
3.内臓のトラブルからくる体への反射
多くの方が肩こりの原因は筋肉の問題や、関節のバランスの問題だと捉えており、内臓の問題で肩こりが引き起こされるとは考えていません。
しかし、実際にはマッサージや整体を受けても一時的にしか良くならない方が多くいることから分かるように、肩こりは筋肉や骨格だけの問題だけではなく、内臓を原因としたものも多くあります。
内臓に疲労や不調があると、神経がその不調を脳に信号として送ります。
その時、信号は脳だけではなく、筋肉にも伝わり、それが肩こりとして現れる場合があります。
例えば、肝臓に問題や疲労があると、右側の肩こりが強くみられます。
また、胃の不調や心臓に問題や疲労がある場合では、左側に肩こりがみられるのが特徴です。
内臓疲労による肩こりは、マッサージや整体を受けても一時的な緩和しかみられず、慢性化している方の根本原因になっている場合があります。
また、ごく一部ではありますが、重篤な疾患が隠れている場合もあり、注意が必要です。
そのため、急に肩こりが悪化し、その症状が非常にきつい場合や、これまで感じたことがなかったのに頭痛やめまい、吐き気といった症状にまで悩まされている場合などは、一度病院を受診することをおすすめします。
これら3つの原因の1つ、あるいは複数によって、肩こりが片方ばかりにきつく出てしまいます。
では、これらの原因に対して、どのような対策を取れば良いのでしょうか?
片方にきつくでる肩こりへの対策とは?
ご自身でできる片方にきつく出る肩こりの対策は、次の3つがあります。1.左右バランスの良い生活を心がける
人の体は全身が関係しあっているため、肩や首はもちろんですが、体全体を左右バランスよく使うことが大切です。
多くの方に気を付けていただきたい動作には、次のようなものがあります。
- ・足を組まない(組んでしまったら、すぐに崩す)
- ・荷物や鞄は左右均等に持つ、あるいは時どき持ち替える
- ・簡単な動作は、あえて利き手と逆も使う
- ・ゴルフ、野球、テニスなど片側ばかりを使うスポーツでは、逆向きの動作も積極的にする
多くの方にとって、バランスを崩してしまう動作は習慣になってしまっています。
そのため、鞄を逆の肩から提げるといった普段と違うことをすると、違和感を感じてしまうという方が珍しくありません。
ですが、持ちやすい側ばかりで持ってバランスを崩していると、少しずつ負担が蓄積し、症状は悪化していってしまいます。
違和感は次第になくなっていくので、左右バランスの良い生活を続けていると、体のバランスは良くなっていきます。
左右の使用頻度や量のバランスの良い生活は、肩こりはもちろんですが、腰痛や膝の痛みなど、体全体にかかる負担を減らし、痛みの予防にも繋がります。
2.食事内容で野菜や果物の比率を高め、お肉や脂ものを減らす
お肉や脂ものの多い食事は、胃酸の分泌量を増やし、消化にも時間がかかるため、胃腸に負担が大きくかかります。
野菜や果物は、胃酸の分泌量も少なく、胃への負担が少なくすむため、優しい食材です。
また、野菜や果物には食物繊維が豊富に含まれていて、腸の善玉菌を増やしたり、便通を促す効果があるため、胃にも腸にも良い効果があります。
まずは、食事で野菜や果物の比率を高めるようにしてください。
3.水の摂取量を増やす
また、胃腸をはじめとして、肝臓や腎臓などの内臓を活発に働かせるには、十分なお水が必要です。
お水を飲む量が少なく、コーヒーやお茶などを水分補給と考えている方が多くいます。
コーヒーやお茶の摂り過ぎは、カフェインによって胃を荒らしたり、利尿作用で体の水分を減らしてしまい、胃腸の働きを悪くしてしまいます。
嗜好品として飲むのは良いのですが、普段の水分補給はお水ですることが重要です。
1日に男性なら2~2.5リットル、女性でも1.5~2リットルの水が摂取の目安になります。
*短期間で極端に水の摂取量を増やすと、胃に負担をかける恐れがあるので、胃の状態を見ながら徐々に摂取量を増やしてください。
まずはこれらの対策を取りいれてください。
症状の程度の軽い方であれば、これらの対策でも十分な効果を得ることができます。
ですが、これらの対策を行っても効果がみられない場合は、首をはじめとした全身の骨格の調整や姿勢の問題、あるいは働きの落ちた内臓を活発にする調整といった、根本原因に対する治療を受ける必要があります。
肩こりに悩まされないために
肩こりは非常に多く悩まされている方がいる一方で、良くならない方が多いのも特徴的な症状です。
中には何十年と肩こりに悩まされている方もいたり、肩こりからくる頭痛や吐き気に悩んでいる方もいます。
ですが、そのような肩こりも、引き起こしている根本原因を解消していけば、良くなるケースは多くあります。
肩こりに悩まされず、気分よく過ごせるようになってください。
→つらい肩こりの症状を改善するために、治療を受けたいとお考えの方は、当院の肩こりの施術をご覧ください
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もう治らないのではと悩んでいた首のゆがみ、首肩の張り、こりがなくなりました
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左首筋・左肩に常にはり、痛みがあり、気分も落ち込みやすく困っていました。
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体の痛みで悩み続けず、まず来院することをおススメします。
体だけでなく、気分も楽になり楽しく生活できますよ。
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長年、肩に痛みがあったのに、かなり楽になりました
肩に痛みがあり、気分が悪く、悩んでいました。
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長年、肩に痛みがあったのに、かなり楽になりました。
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院情報
院名
創輝(そうき)鍼灸整骨院
院長
尾原秀祐
所在地
〒558-0003
大阪市住吉区長居3-2-3-1F
最寄駅
JR阪和線 長居駅から徒歩30秒
地下鉄御堂筋線 長居駅から徒歩2分
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