なぜ首の痛みがあると、倦怠感に悩まされ続けることがあるのか？

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なぜ首の痛みがあると、倦怠感に悩まされ続けることがあるのか？

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首の痛みを悪化させていたのは、思いもよらないストレッチだった？

首の痛みは雑誌や本、動画など、様々な媒体で色々な体操やストレッチが紹介されています。

それらの対策を実践して改善される方も多くいますが、同時に良くしようと思ってやっていたことが、知らずに悪化へと繋がっているケースも珍しくありません。

当院に来院されたＹさんも、長年首の痛みに悩んだ患者さんの一人です。

Ｙさんは４０代の主婦の女性です。

子育てをしつつ、趣味としてアクセサリー作りを本格的にされていて、うつむくことが多い日々を過ごされています。

「ずっと作業していて、自分でも首に良くないのは自覚してたので、できるだけ休憩をしつつやっていました」

「首の痛みはずっと前からあって、マッサージに行ったり、以前通ったことのある整骨院で教わった首のストレッチを熱心にしてたんですけど、年々ひどくなっていました」

特にひどくなってきたのはこの一年半ほど前のことだと言います。

また、Ｙさんは首の痛みだけでなく、頭痛や眼精疲労、倦怠感、冷え性、生理痛など、様々な不定愁訴を抱えるようになっていました。

「少しずつ体が悪くなっていってる実感があって、アクセサリー作りは続けたいし、運動とかいろいろしたい事があるんですけど、調子が悪くできそうにありませんでした」

そんなとき、Ｙさんはご家族から当院について紹介を受けて、来院することを決めます。

問診や検査をした結果、Ｙさんのお体の状態について問題点が分かりました。

Ｙさんのお体で特に問題となっていたのが首のバランスの崩れでした。

首のバランスが崩れたことで、支える筋肉に大きな負担がかかっていました。

首には脳から神経が流れているため、自律神経の乱れを引き起こして、不定愁訴も引き起こしていました。

バランスの崩れた原因としては、長年のアクセサリー作りによる、姿勢不良による影響も大きかったのですが、もう一つ、首のバランスを崩す原因がありました。

それが、Ｙさんが普段やっていた首のストレッチです。

首を後ろに反らし、前方を伸ばすストレッチをしていましたが、その動きが体に合っておらず、バランスを崩してしまっていました。

当院ではＹさんの骨格のバランスを整え、姿勢を改善する治療を行いました。

また、Ｙさんの首のバランスを崩してしまうような動作について、どのような点に気を付ければ良いかをお伝えしました。

治療を重ねるごとに、Ｙさんのお体の状態は改善していき、症状も良くなっていきました。

首のバランスが整ったことで、自律神経の乱れも改善していきました。

「初めはこれで良くなるの？と不安でしたが、回数を重ねるうちに良くなっていって、びっくりしました」

最後には首の痛みだけでなく、色々と抱えていた、不定愁訴も改善されました。

良くなった体で、今もアクセサリー作りに励まれていることだと思います。

首の痛みがなかなか良くならない時に気を付けてほしいこと

首のストレッチの効果は、合う合わないの個人差が大きく出ます

首の痛みやこりで悩んでいる方はとても多くいます。

自分で体操やストレッチをしているのに、少しも良くならない。

それどころか、年々症状が悪化していて困っている。

そんな方に見られるのが、合わない動きをして、逆に負担をかけてしまっているケースです。

首のストレッチには、良い方法が沢山紹介されています。

雑誌や本、動画でやってみたいと思った方も多いのではないでしょうか。

ですが、誰かに合うストレッチが、自分でやってみると悪化させてしまうことは珍しくありません。

確実に良い方法を実践するには、姿勢や関節のバランスといった自分の状態を把握し、それに合わせた対策が必要になります。

そのため、当院では基本的にセルフケアとして、首の体操やストレッチを推奨していません。

悪い動作を避け、自然な動きをしている方が結果として首に良いことが多いのです。

それでも、首がツラいから何らかの体操やストレッチがしたい。

そんな方は、自分の状態が良くなっているのなら良いのですが、もし、少しずつでも悪くなっているなら、無理に続けないようにしてください。

当院での首の痛みの治療を知りたい方は、コチラをご覧ください。

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