足首の捻挫を早期回復するために必要なこと
あなたはこのようなお悩みはありませんか?
- 捻挫をしてしまったが、試合があるので一日も早く良くしたい
- シップを貼ったり、テーピングをしているが良くならない
- 捻挫癖にならないように早く良くしたい
足首の捻挫はスポーツをしていると、非常に多くの方が経験するケガの一つです。
また、痛みや違和感などの後遺症に悩まされやすいケガでもあります。
足首の捻挫は適切な処置をしないと、痛みが長引いてしまったり、捻挫を繰り返す癖にもなってしまいかねません。
スポーツをしている方だと、一日も早く良くして、練習を再開したい、試合に出たいと焦ってしまい、無理をした結果、かえって回復が遅くなったり、悪化してしまうケースもみられます。
また、足首の捻挫のケアの悩みの一つに、冷やす方が良いという説もあれば、温めた方が良いという説もあり、どちらにしたら良いか分からないということがあります。
では、足首の捻挫を早期に回復させるには、どのような対策を取れば良いのでしょうか?
近年、変わりつつある足首の捻挫の治療の常識
これまで足首を捻挫したときには、RICE処置という対処法が一般的でした。
これは
「安静(Rest)」
「冷却(Icing)」
「圧迫(Compression)」
「拳上(Elevation)」のそれぞれ頭文字を取ったものです。
スポーツをしている方であれば、これまでに捻挫をした後、氷水に足を漬けたり、アイスパックやコールドスプレーで冷やしたという経験のある方も多いのではないでしょうか。
これは炎症を抑えることで、組織の破壊を減らすことが目的です。
ところが、近年では研究によってRICE処置をした人と、していない人のその後の経過を比較すると、RICE処置をしない方が、その後の競技復帰が早いという結果がいくつも出てきました。
また、RICE処置を提唱した人(Gabe Milkin博士)自身も、RICE処置(特にアイシング)は回復を遅らせてしまうかもしれない、という発言をしています。
(The American Journal of Sports Medicine , January, 2004;32(1):251-261)
冷やしたり、ガチガチに固定した結果、血流やリンパの流れを悪化させてしまうよりも、循環を良くして組織の修復を促したほうが良いという考えに変わってきています。
もともとRICE処置は1970年代に提唱された治療法で、現代ではより回復が早くなるよう、少しずつ考え方も改善されているのが現状です。
当院では、足首の捻挫を早く、しっかりと良くするためには、次の2点が重要だと考えています。
当院が考える足首の捻挫の早期回復に必要な条件とは?
1.足のバランスの崩れ
一般的には知られていませんが、足首の捻挫をすると、足首周りの関節のバランスが崩れてしまいます。
特に影響を受けやすいのが、腓骨と呼ばれる下腿の外側の骨で、捻った際にこの骨が下がってしまいます。
関節のバランスが崩れた状態で動き回ると、体重をしっかりと関節で受け止めることができず、靭帯に負担がかかるため、回復が遅れてしまうことになります。
足首周りの関節のバランスを整えることで、靭帯への負担を減らすことができ、回復が非常に早くなります。
また、傷ついた靭帯に負担がかからないため、日常での歩行に痛みを感じにくくなる効果も期待できます。
関節のバランスは自分でも確かめることができます。
ご自身で一度、調べてみてください。
捻挫していない側の足首を調べてみると、内くるぶし、外くるぶしの高さはほぼ地面と平行になっているはずです。
ですが、捻挫をした側の足首は、内くるぶしに対して、外くるぶしが下がっていないでしょうか?
安静にしていれば炎症や腫れは引きます。
ですが、一度崩れた関節のバランスは一人でに整うわけではありません。
関節のバランスが崩れたままだと、関節や靭帯に負担がかかり、治るのに時間がかかったり、いつまでも痛みが残ったりします。
また捻挫を繰り返す、いわゆる捻挫癖を招く原因にもなってしまいます。
捻挫のあと、炎症や腫れを必要以上に起こすと、回復が遅れてしまいます。
そのため、極端な圧迫や固定、安静は必要ないのですが、悪化要因を避ける必要があります。
受傷した数日に飲酒をすると、血流が良くなりすぎて、腫れ(内出血)や痛みを悪化させてしまいます。
また、痛みをガマンして無理な運きをすることは、関節のバランスをますます崩してしまう要因にもなってしまいます。
痛みは、体に何らかの問題が残っていることを教えてくれるサインです。
痛み止めを飲んだり、頑丈に固定をして痛みが感じなくなったとしても、痛みを引き起こしている原因自体が解決されたわけではありません。
そのため、痛みを抱えたまま無理をすることは、その時は良くても、さらなる悪化や後遺症を招く原因となるので、できる限り避けてください。
足首の捻挫を良くして、安心して全力で動けるように
根本的な原因である足首のバランスの崩れを、自分で整えるような対策は、残念ながらほとんどありません。
そのため、足首を捻挫してしまった方には、安静にしていたりリハビリをしてもなかなか良くならないと悩んでいる方が多くいます。
ですが、足首の捻挫は引き起こしている根本原因をしっかりと改善していけば、決して良くならない症状ではありません。
- ・痛みや違和感がきつく、競技や日常生活に支障が出ている方
- ・これまで治療を受けていても改善がみられない方
- ・トレーニングやストレッチをしても良くならずに困っている方
は、足首の関節や骨盤のバランスを整えるような、根本的な原因に対する治療を受ける必要があります。
一日も早く足首の捻挫を良くし、安心して全力で動けるようになってください。
→つらい足首の捻挫の症状を改善するために、治療を受けたいとお考えの方は、当院の足首の捻挫の施術をご覧ください
この記事の著者
著者:加藤 将太郎
柔道整復師 鍼灸師
2011年に創輝鍼灸整骨院に入社。以来現場で施術を行う。HP内の医療・健康系記事を担当。医学論文や厚生労働省の発表などを元としつつ、多くの臨床経験をもとにした経験的な改善について提案を行う。
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*個人の感想で、成果を保証するものではありません。
院情報
院名
創輝(そうき)鍼灸整骨院
院長
尾原秀祐
所在地
〒558-0003
大阪市住吉区長居3-2-3-1F
最寄駅
JR阪和線 長居駅から徒歩30秒
地下鉄御堂筋線 長居駅から徒歩2分
治療時間
受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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9:00~13:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
16:00~20:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × |
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土曜午後・日曜・祝日