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モートン病が治らないときに考えられる根本的な原因とは?

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モートン病が治らないときに考えられる根本的な原因とは?

モートン病は、歩いたり立っていたりするだけでも痛みや痺れを感じる症状です。

そのため、日常生活や仕事に大きな支障をきたしてしまいます。


また、一般的に治りにくい症状のひとつです。

お医者さんから手術しかないと言われた。

もう何年も痛みや痺れが続いていて、一向に良くならないといった悩みを抱えている方もいます。


当院に来院されたHさんも、モートン病で長らく悩んだ患者さんです。


Hさんは60代の女性で、毎日をパートのお仕事と主婦業とで忙しく過ごされています。

パートではデスクワークが中心で、神経を使う仕事を続けられていました。


Hさんがモートン病に悩まされたのは、当院に来院する2年前頃からだと言います。

とくに思い当たる原因もなく、ある時から足にピリピリとした痛みが走るようになりました。


整形外科で診察を受けたところ、モートン病だと診断されます。

インソールの処方を受けて、靴を負担の少ない物に変えたりしたものの、症状に大きな改善は見られません。


お仕事にも支障をきたしてしまいました。

また、Hさんはショッピングに出かけたり、家の周りを歩きながら景色を見たりすることが、日々の楽しみになっていました。


「歩くのがツラくなってから、思うようにストレスを発散することもできません」

「痛みがマシな靴しか履けないので色々な靴が履けません」


と言います。


近くの整形外科だけでなく、病院に行ったり、整骨院に通ったりと、何とか良くしようといろいろと治療を受けますが、治ることはありませんでした。


Hさんは治せるところを探し続け、当院に来院されたときには、二年もの月日が経っていました。


当院で問診や検査をした結果、Hさんのお体の問題点が分かりました。

Hさんの場合、痛みを訴えている足周りには、ほとんど問題は見られませんでした。


全身の状態を見ていったところ、ストレスによる影響や姿勢が問題となっていました。

Hさんはお仕事でストレスが溜まっていたことに加えて、デスクワークによる猫背(肩の内巻き、頭が前に出るといった悪い姿勢)が長年続いていました。


ストレスを受けたり、首の状態が悪いと、自律神経が乱れてしまいます。

自律神経が乱れると血液やリンパの循環が悪くなる、足先の神経の流れが悪くなる、足周りがむくむなど、モートン病の痛みや痺れの原因になります。


Hさんは足の痛み以外にも、いつも体がしんどかったと言いますが、これも自律神経が乱れることで、胃腸の状態が悪くなり発生していました。


色々な整骨院や病院に行ったりしたけど、足自体の治療をずっと受けていたので、治ることがなかったのです。


当院の治療では、バランスの崩れていた首の骨格を整え、蓄積していたストレスの調整を行いました。

その結果、これまで楽にならなかった足の痛みが出なくなりました。


長らく楽しめなかった買い物に出かけたり、家の周りを歩いて、景色を楽しまれています。


モートン病が治らないときに考えられる根本的原因

足の痛みが、足に原因があるとは限りません

モートン病は足の指の間の痛みや痺れが主な症状です。

中腰の作業や、ハイヒールの常用などで発症することが多いと言われています。


モートン病は治らずに悩んでいる方が少なくありません。


モートン病は一般的に、足への負担が大きな原因だと考えられています。


もちろん足が原因になっていることも多くあります。

ですが、安静やインソールなどの治療で改善しない場合、それ以外の原因が関係している可能性が高いです。


当院にモートン病で来院される患者さんには、足自体には問題なく、そのため足に触ることなく改善されるケースも少なくありません。


そのような方々の原因になっているのが、自律神経の乱れです。

全身の骨格(特に首)のバランスが崩れることで、あるいは慢性的にストレスを抱えていることで、自律神経が乱れてしまいます。


自律神経は全身の循環を調整したり、神経が正常に働くように代謝を調整したりしています。

自律神経が乱れると、血液やリンパの循環が悪くなり、足の神経が過敏になったり、腫れてしまい、痛みや痺れを感じやすくなってしまいます。


もし、モートン病でこれまでいくら足の治療を受けても楽にならないと悩んでいる方は、


・普段の姿勢に気を付ける

・ストレスを溜めこまないように、適度に趣味の時間を作る


といった、足以外への対策を一度取ってみてください。


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