原因の分からない痛みや不調は、思いもよらない○○○○の蓄積?
ストレスが強くかかったり、蓄積すると、思ってもみないような痛みや不調を引き起こすことがあります。
こんな症状もストレスが原因だったの、と驚くような例も珍しくありません。
痛みや不調に悩んでいるのに、病院で検査をしても原因が見つからない。
そんな風に悩んでいる方には、ストレスが関係しているかもしれません。
これから紹介するSさんは、中学生の女の子です。
陸上をしていて、熱心に練習に励んでいました。
ある日、Sさんの足首が腫れてしまいます。
足を着くと強い痛みが走り、普通に歩くのもつらい状態です。
けれど、走っている最中に捻ったような、ハッキリした覚えがありませんでした。
最初は気付いていないうちに捻っていたのかな、と思っていましたが、痛みが続くのでSさんはお母さんと一緒に病院を受診しました。
ですが、レントゲンの検査を受けても、異常が見つかりません。
「どうして原因が見つからないんだろう……?」
安静にしていて痛みが治まるのならば良いのですが、良くなる気配がありません。
何が原因なのか分からず、不安な気持ちが大きくなりました。
それからSさんは、近くの整骨院にも通いました。
捻挫だと言われていろいろな治療をしばらく受けましたが、それでも治りません。
一体どうして?
どうやったら治るんだろうか?
楽しんでいた陸上も、しばらく休まざるをえなくなっています。
治らない痛みに悩んでいるのは本人だけではありません。
ご家族も娘さんの症状を強く心配していました。
Sさんのお母さんが色々と調べ、当院に通うことを決められました。
問診や検査をしたところ、足首は腫れや痛みはあるものの、靭帯を痛めているような、捻挫の様子はありません。
お体の状態で気になったのは、姿勢が悪かったことです。
頭が前方に出ていて、首に大きな負担がかかっていました。
また、ストレスのチェックをすると、強い反応があり、ストレスの溜まった状態だと分かりました。
「調子の悪い時は頭痛とか、吐いたりすることもありました」
Sさんだけでなく、お母さんからも話を伺い、色々な情報をまとめて考えると、原因はストレスだろうと思われました。
ストレスは自律神経を乱し、時おり思ってもみないような痛み不調を引き起こすことがあります。
自律神経は人の体の様々な仕組みが正常に働くようにコントロールしています。
その自律神経が乱れると、血流やリンパの流れを悪くしたり、感覚の異常を引き起こすケースがあります。
今回の足首の痛みといった、一見ストレスとなんの関係もなさそうな不調も原因になってしまっていました。
また、Sさんは日頃の姿勢が悪いことで、自律神経が乱れやすい状態になっていました。
「ストレスがそんな影響を与えるんですか?」
もしかしたら、本人もお母さんもストレスと足首の関係性が、頭の中で結びつかなかったかもしれません。
腹痛や頭痛といった知られたストレス症状とは違い、あまり一般的に言われているような考えではありません。
それでも、これまでに治療を受けて治らなかったSさんとお母さんは、当院に通院することを決めました。
首の状態を整え自律神経を安定させます。
またストレスを調整するような施術をしました。
足首自体には特別な治療を行いません。
ですが、触らずして足首の痛みはなくなりました。
「本当にストレスが体の痛みを引き起こすんですね」
驚きつつ喜ぶSさんと、そのお母さん。
その後、Sさんは好きな陸上を続けています。
ストレスを溜めこむと、自律神経が乱れによって、体の痛みを引き起こすことがあります。
意外な場所に出ることもあります。
自律神経の乱れによる体の痛みは、レントゲンやMRIといった関節を検査しても、骨や靭帯に問題がないため、これらの検査では原因を見つけることができません。
首には自律神経が走っているため、姿勢が悪くなると、自律神経が乱れやすくなってしまいます。
病院や整体に行って良くならないとお悩みの時は、ストレスフルになっていないか考えてみてください。
もし原因不明の痛みに悩まされている方で、
・感受性が高くストレスを感じやすい
・日常でストレスを溜まこんでいる
場合には、ストレスが原因の可能性があります。
ストレス対策については色々な手段がありますが、
・好きなこと、楽しいことをしてリラックスする時間を作る
・没頭できる何かを探して考え込みすぎないようにする
まずはこのような対策で、ストレスを溜めこみすぎないようにしてください。
創輝(そうき)鍼灸整骨院
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