17年間足首の捻挫の痛みが取れないと悩んでいた人が良くなった理由
足首の捻挫は後遺症に悩む人の多い症状です。
何年、何十年と痛みや違和感が残り続け、思うように歩けないと悩む方も多くいます。
当院に来院されたHさんもまた、足首の捻挫後、いつまでも痛みやだるさに悩まされた方です。
Hさんが足首を痛めたのは、今から17年ほども前。
足首が腫れあがるようなひどい捻挫をしたときから始まります。
そのときは骨に異常がなく、安静にしていて歩けるようになったと言います。
ですが、それ以来度々足首が痛くなったり、違和感に悩まされるようになります。
「ずっと痛いわけじゃないんです。でも、長時間歩くと違和感が凄くなったり、痛くて歩けなくなりました」
「ずっとマシな時期と痛い時期の繰り返しです。たまに歩くのも嫌なぐらい痛くなるときもあります」
Hさんの悩みは足首だけではありません。
捻挫をして以来、それまでなかった腰痛にも悩まされるようになりました。
Hさんはあまりにも痛みを繰り返すため、病院や整形外科で検査を受けます。
「レントゲンもMRIも撮ったんです。でも骨には異常がないって言われて……」
「じゃあどこが悪いんだろう? どうして治らないんだろう? って不思議でしたけど、分からないままでした」
原因が分からない状態に、Hさんは困り果てました。
足首の痛みのために、やりたいことがいくつもできなくなっています。
もともとHさんは週末には活発に外出していました。
買い物に出かけたり、好きなアーティストのライブに出かけることが好きだったのです。
ところが足が痛くなることで、思うように出かけることができなくなっていました。
「普段も本当はヒールが履きたいんですけど、すぐに足首が痛くなるんで、スニーカーしか靴が選べないのが嫌」
Hさんは、これ以外にもパーソナルトレーニングを始め、シェイプアップしたいと思っていました。
ですが、いつまた痛くなるか分からない。
歩くのにも支障が出るかもしれないと思うと、やりたくても二の足を踏んでしまいます。
Hさんが当院に来院を決めたのは、足首が一週間ほど前から再び痛み始めたのがキッカケ。
良くなったり悪くなったりを繰り返すのではなく、しっかり治しきりたい。
そんな気持ちからでした。
問診や検査をすると、足首の関節のバランスが崩れているのが分かりました。
膝下に2本ある骨の外側の腓(ひ)骨と呼ばれる骨が下がっていました。
それと同時に、足首の小さな幾つもの骨のバランスが崩れています。
レントゲンやMRIでは骨折や脱臼ではないため問題とはされませんが、骨と骨が衝突したり、靭帯や筋肉に強い負担が部分的にかかったりして、痛みを引き起こしていました。
当院で足首の関節のバランスを整え、治療が進むにつれて足首の痛みがなくなっていきます。
それに合わせて、Hさんの行動範囲が広がってできることが増えていきました。
「もともと歩くのが好きで、繁華街でウィンドウショッピングしたりとか、ただ街を歩くだけでも楽しいんです。それが足を気にせずに歩き回れるようになって、すごく楽しい」
と喜んでいました。
これまで足首の痛みのためにやりたいことを沢山ガマンされていただけに、楽しんでいただきたいです。
捻挫の後遺症に悩む人が多い
足首の捻挫の後遺症で悩む人は多くいます。
当院では、
- ・いつまでも痛みが残る
- ・良くなったと思っても、ちょっとしたことで捻ってしまう
- ・長時間歩くと痛みや強いだるさを感じて、歩けなくなる
- ・原因が分からない
といった悩みが多いです。
足首の捻挫の後遺症を残るのは、捻挫をしたときに強い力がかかることで、関節に微妙なズレや歪みが残ってしまうためです。
この歪みは小さく、レントゲンやMRIなどでは問題とされない程度のものです。
ですが、関節や靭帯などにかかる負担が増え、蓄積することで痛みを引き起こします。
このバランスが整わない限り、歩くのを控えたりして、負担を軽減させて痛みが治まっても、また動き回った時に再発してしまいます。
このHさんのように、関節の歪みやズレを整えないと、17年間も痛みが取れないというようなことが起こってしまいます。
ただ、17年間経った足首の捻挫でもキッチリとバランスを整えれば、再び好きなことをできるレベルには回復されています。
もし足首の捻挫の痛みが取れないと悩まされていても、良くなることを諦めないでくださいね。
創輝(そうき)鍼灸整骨院
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