顎関節症の改善に姿勢を良くすることが大切な理由
顎関節症の症状は食事がしづらくなったり、口を開け閉めしづらくなり、生活に大きな支障をきたします。
また顔がゆがんで見える、口を開いたときに左右にズレてしまうなど、外観上の悩みを抱える方も多い症状です。
当院に来院されたHさんも、長らく顎関節症に悩んだ患者さんの一人です。
Hさんは会社員として働く20代の女性です。
いつからか分からないほど前から、顎関節症に悩まされていました。
また、顎関節症だけでなく、小さい頃から姿勢が悪く、猫背やO脚といった見た目の悩みに加え、頭痛や便秘、冷え性、生理痛といった症状もあり、体調が優れなかったと言います。
Hさんは顎関節症を治そうと歯医者さんに行っていましたが、顎関節症は良くなりませんでした。
症状は年々ひどくなり、痛みだけではなく、口の空き方も開いたときに左にズレるようになってしまいます。
「鏡を見てたら、自分の顎がゆがんでるのが分かるんです」
「今は皆がマスクをしているから良いけど、マスクをしないのが当たり前になったら、すごく人目が気になってしまうと思いました」
一刻も早く、根本的に治したい。
Hさんは顎関節症の治療について探した結果、当院のHPを見たことで来院を決めます。
当院で問診や検査をした結果、Hさんのお体の問題点が分かりました。
Hさんは姿勢が悪く、猫背が続いていたことで首に負担がかかり、首の関節のバランスが崩れてしまっていました。
首の関節のバランスは、顎関節の動きの土台になっています。
首のバランスが崩れることで、頭の骨もバランスを崩し、顎関節も歪んでしまう。
その結果、口の開閉がスムーズにいかなくなり、軌道もおかしくなってしまっていました。
当院の治療では、Hさんの姿勢を改善し、特に首と顎の関節のバランスを、正しい位置へと整えました。
また、Hさんご自身には、負担のかからない座り方をお伝えし、実践していただきました。
姿勢が良くなり、関節のバランスが整っていくにつれて、Hさんの症状は改善されていきました。
口が真っ直ぐに開き、痛みもまったくなくなります。
「鏡で自分の口を見たらすごく綺麗に開くようになってて、すごく嬉しかったです」
「頭痛や便秘、冷え性なんかもなくなって、すごく体が楽になりました」
姿勢が改善したことで自律神経が整い、顎だけでなく体の不調の多くも改善されました。
今では顎を気にせず、自分の姿勢に自信をもって過ごされています。
顎関節症と姿勢の深い関係とは?
顎関節症が治らないとお悩みの方は少なくありません。
歯のかみ合わせを調整したり、マウスピースをしたりしても、少しも良くならない。
長年口を思うように開けられないと、悩んでいる方が多くいます。
顎関節症の治療の多くは、顎や歯に対して行われます。
それらの治療で改善することも多いのですが、改善が見られない方の場合、他の場所に原因を抱えているケースが考えられます。
というのも、顎の動きは顎関節だけではなく、首や姿勢に大きな影響を受けているからです。
特に顎の動きに大きな影響を与えるのが、首の骨のバランスです。
頭が左右に傾いていたり、首が前に突き出た猫背の状態が癖づいていると、顎の関節もバランスが崩れてしまい、嚙み合わせが悪くなってしまいます。
顎の動きがスムーズにできず、強い負担がかかり、顔の歪みや口の開け閉めに左右のズレが生まれてしまいます。
そのため、首のバランスを崩さない、姿勢を悪くしないことは、顎関節症の改善には欠かせません。
首の骨格のバランス、姿勢を悪化させないためには、次の対策が効果的です。
・首を左右に振ったり、グルグル回さない
・ボキボキ鳴らさない
・スマホやパソコンの画面を見る時は、目線の高さを低い位置にしない
首への負担が減ることで、顎関節への負担も減らすことができます。
良くすることも大切ですが、悪化させる原因を取り除くことも同じぐらい大切です。
まずはこれらの対策を試してみてください。
当院での顎関節症の治療を知りたい方は、コチラをご覧ください。
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