足首の捻挫の後遺症はなぜ起こるのか？

なぜ足首の捻挫は癖になってしまうのか？

あなたは、このようなお悩みありませんか？

足首の捻挫はスポーツをしていると、非常に多くの方が経験するケガの一つです。

また、痛みや違和感などの後遺症に悩まされやすいケガでもあります。

足首の捻挫は、一度なってしまうと、その後ちょっとした動作でも頻繁に捻挫してしまう、いわゆる「捻挫癖」という状態になってしまう方が少なくありません。

捻挫癖は、スポーツを真剣に取り組んでいる方にとって、大きな支障をきたすケガのひとつです。

ジャンプやダッシュといった動作を少しするとすぐに捻挫してしまうため、全力で動きたくても動けないと悩んでいる方が多くいます。

また、捻挫を繰り返すので、何度も安静にする必要があり、満足な練習ができないと悩んでいる方もいます。

なぜ足首の捻挫は癖になってしまうのでしょうか？

また、どのような対策を取れば良いのでしょうか？

足首の捻挫が癖になってしまう原因とは？

一般的には、足首の周りの靭帯が傷つくことで安定性がなくなり、捻挫を引き起こしやすいと考えられています。

そのため、靭帯の代わりとしてテーピングで固定したり、サポーターをつけたりして、安定性を保とうという対策がよく見られます。

じつは、捻挫が癖になってしまう原因として、靭帯の影響は、そこまで大きなものではありません。

テーピングやサポーターをつけ、足首を安定させた状態でも捻挫をしてしまうという方が少なくありません。

また、靭帯が強く傷ついていない軽度の捻挫でも、その後捻挫癖に悩まされてしまうケースも多くあります。

もちろん、靭帯の損傷が少ないに越したことはありません。

しかし、足首の捻挫癖は、靭帯の影響よりも、次の原因が大きな割合を占めています。

１．足首周りの関節のバランスの崩れ

足首の捻挫をすると、足首周りの関節のバランスが崩れてしまいます。

特に大きな影響が出るのが、腓骨という骨です。

そのため、大半の捻挫が外くるぶしの位置が下に下がってしまいます。

この足首の関節のバランスの崩れは、自分でも確認することができます。

ご自身で一度、調べてみてください。

捻挫していない側の足首を調べてみると、内くるぶし、外くるぶしの高さはほぼ地面と平行になっているはずです。

ですが、捻挫を繰り返す側の足首は、内くるぶしに対して、外くるぶしが下がっていないでしょうか？

足首の捻挫を繰り返してしまい、癖になっている方は、外くるぶしの腓骨の位置が、内くるぶしに比べると下がってしまいます。

立っている時には足首はまっすぐになっているように見えます。

しかし、腓骨の位置が下がることで、走ったりジャンプしたときの着地のさいには、足首の小指側が下がった状態で地面に着くことになり、捻挫を繰り返す原因となります。

２．重心の偏り

足首の捻挫をすると、その影響は足首周りだけに留まりません。

土台である足のバランスが崩れることで、その上の関節のバランスも崩れてしまいます。

特に影響を受けやすいのが、骨盤のバランスです。

その中でも足首の捻挫では恥骨という部分の関節のバランスが崩れやすくなります。

骨盤のバランスが崩れると、人の体は重心が偏ります。

捻挫した側に体が傾き、体重が外側にかかりやすくなることで、足首の捻挫を繰り返す原因になります。

足首の捻挫癖を解消し、安心して全力で動けるように

一般的に行われる足首の捻挫に対する対処法としては、

などが考えられます。

ですが、これらの対策では効果がみられないという方が多くいます。

根本的な原因である足首のバランスの崩れを、自分で整えるような対策は、残念ながらほとんどありません。

そのため、足首の捻挫を繰り返してしまう方は、安静にしていたりリハビリをしてもなかなか良くならないと悩んでしまうことになります。

ですが、足首の捻挫は引き起こしている根本原因をしっかりと改善していけば、決して良くならない症状ではありません。

は、足首の関節や骨盤のバランスを整えるような、根本的な原因に対する治療を受ける必要があります。

一日も早く足首の捻挫を良くし、安心して全力で動けるようになってください。

→つらい足首の捻挫の症状を改善するために、治療を受けたいとお考えの方は、当院の足首の捻挫の施術をご覧ください

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