なぜ首の痛みがあると、倦怠感に悩まされ続けることがあるのか?
首に問題があると、痛みだけでなく、全身の様々な不調を引き起こす原因にもなります。
ひどい倦怠感に襲われることも、首の痛みが原因となって起こる不調の一つです。
当院に来院されたNさんも、首の痛みからひどい倦怠感に悩まされた患者さんの一人です。
Nさんは50代の女性で、ケアマネージャーの仕事をしています。
仕事は毎日忙しく、一日が終わる頃にはストレスと肉体的な疲労で、疲れきっていたと言います。
「利用者さんとご家族でそれぞれの要望が違うため、周りにいつも気を使って仕事をする必要がありました」
「一日が終わる頃には、ストレスと肉体的な疲労で、体が芯まで疲れきってました」
そんな日々が続いていくと、慢性的な倦怠感に悩まされるようになりました。
首はいつも痛くて、ひどいコリにも悩まされます。
「あまりにもしんどかったので、いつもストレッチをしたり、マッサージを受けたりしていました」
それでも体が楽にならない。
それどころか、疲れがひどくなったときには腎盂腎炎になってしまうほど、疲労が蓄積していました。
「その時は楽になるので何度も受けてるんですけど、電気を当てたりマッサージするだけで、この首の痛みや倦怠感がずっと楽になることはあるんだろうか、と疑問がありました」
このままではいけないと、現状に不安を抱いたNさん。
治療院を探し続け、当院のHPを見たことから、来院することになります。
問診や検査をした結果、Nさんのお体の問題点が明らかになりました。
首の関節のバランスが崩れており、頭を支える筋肉に負担がかかり、首の痛みやひどいこりを起こしていました。
また、マッサージやストレッチの刺激がNさんに合っていなかったことも問題でした。
過刺激になっていたり、合わない刺激を受けることで、関節のバランスを崩したり、筋肉が防御反応から過緊張を起こす、悪循環に陥っていました。
当院の治療では、首の関節のバランスを整えていきました。
合わせて、どのようなことをすると首のバランスが悪くなるのかをお伝えしました。
「いつもしてたストレッチが良くないって聞いたときは驚きました。でも実際に止めてみると、たしかに調子が良くなっていって、ああ本当なんだなあって思いました」
当院での治療を続け、Nさん本人もお伝えした内容をしっかりと実践された結果、お体の状態はみるみると良くなっていきました。
首の痛みやこりに悩まされることがなくなっていき、ひどい倦怠感がなくなっていきました。
Nさんは今でも忙しく働かれているため、仕事で疲れることはありますが、しっかりと休めば回復できるようになりました。
首の痛みと倦怠感はどんな関係があるのか?
首の痛みやこり、倦怠感が気になって、マッサージやストレッチと言った対策を取られることが多いです。
書籍や動画など様々な媒体で、色々な方法が紹介されています。
それらの方法で改善される方も沢山いますが、同時に少しも改善しなかったり、逆に症状が悪化してしまうケースも多くあります。
首は繊細な場所で、自然な動きは大丈夫ですが、無理に伸ばしたり動かすと、骨格のバランスが崩れてしまうことがあります。
重要な血管や神経が集まっている、全身に大きな影響を与える場所です。
首の関節のバランスが崩れると神経を乱し、手足の痺れや内臓の機能低下などを始め、倦怠感など深刻な不調をきたしてしまうこともあります。
良くする方法を知ることも大切ですが、まずは悪化させることを防ぐことが重要になってきます。
首に負担をかけないために、気を付けてほしいポイントは次のものがあります。
首に負担をかける問題を解消する
- ・首を振ったり、ぐるぐる回したりしない
- ・(合わなければ)マッサージやストレッチは避ける
- ・スマホやPCを見るときに、頭が前につき出ないよう姿勢に気を付ける
- ・首をポキポキ鳴らさない
これらに気を付けることで、首の骨のバランスが崩れてしまうリスクを減らすことができます。
首の痛みや首からくる倦怠感は、何をしても良くならないと悩んでいる方が少なくありません。
まずは悪化させる要因を取り除くことがとても重要です。
心当たりのあるものについては、ぜひ気を付けてみてください。
それだけでも状態が良くなる方が多くいます。
一度試してみてください。
当院での首の痛みの治療を知りたい方は、コチラをご覧ください。
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