自律神経の乱れが首から起こる?気を付けたい3つのポイント
手をよく使う仕事の方は、自律神経の乱れから、自律神経失調症に悩まされるケースが多く見られます。
ところが自律神経の乱れというと、ストレスや生活習慣の乱れが原因だと考え、自分の抱えている原因に気付けない方が少なくありません。
その結果、自律神経の乱れがいつまでも整わず、治らないと悩んでしまうことに繋がります。
当院に来院されたKさんも、首が原因で自律神経の乱れに悩んでいた患者さんです。
Kさんは20代の女性で、エステの仕事をされています。
お仕事ではうつむいて人の体を触る時間がとても長く、体に負担がかかっていました。
首も腰も悪く、Kさんは仕事をしていても体が疲れ切っていたと言います。
「仕事をしていて体力が1日持たなかったです」
「人が来てくれるのは嬉しいけど、あまりに体がしんどすぎて、早く終わってほしいと思ってました」
ストレスも感じやすくなってしまい、Kさんは肉体的にも精神的にも疲弊していきました。
その結果、自律神経が乱れて、慢性的な倦怠感に加えて、冷え性や頭痛、胃もたれ、眼精疲労など様々な症状に悩まされてしまいます。
「いろんな治療を受けてきたんですけど良くならなくって……」
Kさんは治療院を探していたところ、家族から当院を紹介され、来院を決めました。
当院で問診や検査をした結果、Kさんのお体の問題点が分かりました。
主な症状は自律神経症状の乱れによるものでしたが、その原因には体のバランスの崩れが大きく関わっていました。
特に問題になっていたのが、日頃のエステの仕事で手をよく使うために、首から背中にかけて強い負担がかかっていたことです。
背骨には神経が通っています。
首から背中に負担がかかると神経の通りが悪くなり、自律神経の乱れる原因になってしまいます。
当院の治療では、Kさんのバランスの崩れた首を整えました。
姿勢を改善することで、背中への負担を減らし、自律神経のバランスを整えました。
また治療だけでなく、お仕事での体の負担のかからない使い方や、ストレッチなどをお伝えしました。
当院での治療を続けていくうちに、Kさんの体の不調はどんどんと改善していきます。
腰痛や首の痛みといった体の痛みが取れていき、お仕事にも良い影響が表れていきました。
「痛いところもなくなって体調も良くなりました」
「仕事をしていても疲れにくくなって、本当に嬉しいです」
Kさんは以前のように体が疲れないので、一日の最後まで気持ちよく働かれています。
手をよく使う仕事の人は、背中や首への負担に注意してください
自律神経失調症は引き起こす原因が多岐にわたります。
ストレスや生活習慣の乱れなどが主な原因と考えられていますが、体のバランスによる影響から起きているケースも少なくありません。
脳から伸びた神経は、首を通り全身へと伸びているため、特に首や背中に負担がかかると、神経の通り(伝達)が悪くなって、悪影響を受けてしまいます。
特に手をよく使う仕事の人は、前屈みになりやすいので、背中や首への負担がかかりやすくなります。
それが自律神経を乱す原因になりやすいため、注意が必要です。
とはいえ、仕事でどうしても使わざるをえない人も多くいます。
そのような方は、日常動作で首肩の負担をかける癖に注意することが効果的です。
- ・首を振ったり、回したり、ボキボキ鳴らしたりしない
- ・首のストレッチはしない*1
- ・スマホやパソコンを見る際には画面の高さに気を付ける
*1)首のストレッチは関節のバランスが崩れやすいため推奨していません。その他の関節では問題ありません。
自律神経が乱れて、ストレス対策や生活習慣に気を付けているのに、なぜ良くならないのかと悩んでいる方、首や背中の負担に気を付けてみてください。
当院での自律神経失調症の治療を知りたい方は、コチラをご覧ください。
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