便秘を解消した方が不妊の悩みまで解消できた理由とは?
不妊は悩まれている方が年々増えていて、この10年で不妊症治療が行われた回数は2倍になっています。*1
栄養状態や環境が整ってきているのにもかかわらず、どうして不妊に悩む方が増えているのでしょうか?
不妊には人それぞれ色々な要因が関係していますが、その内の一つに便秘の問題があります。
当院には不妊の悩みを抱えて来院される患者さんもいますが、お通じが良くなるとともに健康状態が安定し、妊娠されるケースが少なくありません。
Yさんも便秘の解消とともに、妊娠された患者さんの一人です。
Yさんは会社員として働く女性です。
Yさんが不妊に悩んで治療を受け始めたのは、当院に来院される二年前のことだと言います。
長らく治療を受け続けましたが、子どもを授かることはありませんでした。
不妊治療を受けている間に、Yさんは坐骨神経痛にも悩まされます。
整形外科に5ヶ月程、そして整体にも3カ月通いましたが、坐骨神経痛が治ることはありませんでした。
不快な痺れがつらく、どこに行ったら良くなるのかといろいろ探した結果、当院のホームページに辿りつきます。
「坐骨神経痛だけでなく便秘についても書かれていたので、5日に一度程度しかお通じがなかったこともあって、両方治れば良いと思って来院を決めました」
この時不妊については、不妊治療を続けても授からなかったため、当院で治そうという考えはなかったそうです。
問診や検査の結果、Yさんのお体の問題点が分かりました。
骨盤のバランスが崩れていたのと、内臓が活発に動いていないことが大きな問題になっていました。
お通じがしっかり出ないことで、腸だけでなく内臓全体の機能が落ちていました。
その結果、生理痛や生理不順といった婦人科系のトラブルや、内臓疲労から冷え性や慢性疲労といった体調不良も引き起こしていました。
「仕事も疲れやすく、体調も優れない日が多かったです」
当院の治療では、バランスの崩れた骨盤を整え、内臓の働きを活発にする治療を行いました。
合わせてYさんには、胃腸に良い食事についてお伝えし、普段の食生活に気を付けてもらいました。
治療を続けていくにつれて、坐骨神経痛や便秘はどんどん改善していきました。
そして治療が後半になった頃、Yさんから妊娠したと報告を受けます。
「ずっと不妊治療に通っていて授かれなかったのに、まさか妊娠できるなんて予想してなかっただけに嬉しいです」
Yさんは信じらないといった感じで驚かれていました。
待望の子どもを授かることができたYさんは、今は出産の日を心待ちにされています。
お通じがしっかり出ることは、内臓の状態を元気にするために重要です
便秘は女性の多くの方が抱えている症状です。
お腹が張ったり、肌荒れや吹き出物の原因になることが一般的に知られています。
実は、その他にも知らず知らずのうちに多くの悪影響を受けてしまいます。
内臓の働きが低下することで、疲労感や体が冷え慢性的な冷え性の原因になります。
そして、体の冷えが続くと、子宮への血流が悪くなり、婦人科系のトラブルを引き起こしてしまいます。
生理痛や生理不順といった生理のトラブルだけでなく、不妊に悩む方は便秘や冷えの問題を抱えていることが少なくありません。
当院に来院される患者さんには、便秘が改善したりお腹の調子が整うことで、妊娠された方が少なくありません。
上記のYさんも、意外な出来事と喜んでいただいたのですが、当院ではお体の状態を見た上で、落ちていた体の機能が高まれば、授かるだろうと予想していました。
その人自身が健康になれば、自然と妊娠もしやすくなる。
だからこそ、しっかりとお通じを出しきることが重要です。
便秘の問題点は、自分のお通じの頻度が当たり前になってるために、深刻な問題だと気づいていないケースが多々あります。
また、自分では普通に出ているつもりが、しっかりと出しきれていないケースもあります。
便秘対策としては、
・お水をしっかり飲む(一日に2リットルを目安に)
・野菜や果物を積極的に食べる
の2点がとても重要です。
急にお水を飲む量を増やしたりすると、負担になることもあるので、徐々に増やしていって下さい。
健康な体には、内臓がしっかりと働いていることが不可欠です。
お通じをしっかりと出せるように、試してみてください。
参考資料
1.不妊治療の実態に関する調査研究 最終報告書 - 厚生労働省(PDF)
他の便秘の改善例はコチラ
・なぜ5年も悩んだ不眠症の改善に便秘の解消が必要だったのか?
・便秘の解消が食道裂孔ヘルニアの症状を落ち着かせた理由とは?
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