なぜ一度良くなった逆流性食道炎が再発してしまうのか?
逆流性食道炎は、胃から食道へ胃酸などが逆流する症状です。
胃酸が逆流することで、食道の粘膜を荒らし、炎症を引き起こします。
一般的な症状として、胃もたれ、胸焼け、げっぷ、腹部膨満感、のどの違和感、呑酸(どんさん)などがあります。
逆流性食道炎は幅広い年代層にみられ、最近では食生活の変化によって、20代~30代でなる方も増えています。
逆流性食道炎は、一般的には治りにくいとされている症状です。
なかなか良くならない方や、一度状態が良くなったと思っていたのに、その状態を維持できず、また再発してしまうという方が少なくありません。
一度良くなったと思ってからの再発はショックも大きく、逆流性食道炎は治らないのではないかと、不安になっている方も多くいます。
では、なぜ一度良くなった逆流性食道炎が再発してしまうのでしょうか?
どのようにすれば、再発を防ぐことができるのでしょうか?
逆流性食道炎を引き起こす根本的な原因
逆流性食道炎が再発してしまう方は、引き起こしている根本的な原因を解決する必要があります。
その原因はいくつもあり、それらの要素が重なり合うことで、症状が引き起こされます。
何が原因で起こっているかは個人差があるため、自分に当てはまった原因を改善していくことが重要です。
1.食事の内容
お肉や揚げ物といったタンパク質や脂質の多い食事は、胃酸の分泌量を増やし、逆流性食道炎を引き起こす原因になります。
また、脂肪を分解する際に分泌されるホルモン(コレシストキニン)の働きで、逆流を防ぐための下部食道括約筋がゆるんでしまい、逆流しやすくなってしまいます。
2.食事に関わる習慣
噛む回数が少ないと、消化に大きな負担がかかってしまいます。
胃酸の分泌量が増えたり、消化の時間が伸びることで、逆流性食道炎を引き起こしやすくなります。
食べ過ぎは胃の内容物によって胃を引き伸ばしてしまい、下部食道括約筋をゆるめてしまい、逆流しやすくなってしまいます。
また、食後3時間ぐらいは胃の内容物の逆流が起こりやすいため、就寝前に食事をとる方や、食べてすぐ横になる方は、胃液が食道に逆流しやすくなっています。
3.ストレス
ストレスは胃に炎症を起こします。
胃炎になると、食後だけではなく空腹時にも胃酸の分泌量を増やし、逆流しやすい状態を引き起こします。
また、ストレスは内臓の働きを調整する自律神経のバランスを乱してしまうため、下部食道括約筋の働きも低下し、逆流しやすくなってしまいます。
4.便通
便通が悪くなり、腸に内容物が溜まると、腹圧が高まります。
その状態が続くと、胃が圧迫されることで、胃液が食道に逆流しやすくなります。
毎日お通じがある方でも、スッキリと出きっていないと、腹圧が高くなっている場合があります。
5.姿勢不良
スマホやノートパソコンなどの普及により、長時間のうつむき姿勢が習慣化している方が増えています。
猫背など背中が丸くなると、おなか側が圧迫されてしまいます。
その状態が続くと、胃が圧迫され、胃液が食道に逆流しやすくなります。
また、骨格のゆがみや猫背の状態が慢性化してしまうと、背骨から内臓に出る自律神経の流れも悪くなり、胃の機能自体が低下し、逆流性食道炎になりやすくなります。
逆流性食道炎が再発してしまう方は、これらの原因が未解決になってしまっています。
そのため、一時的に状態が良くなっても、根本原因が取り除かれていないので、再発を繰り返してしまいます。
逆流性食道炎を再発させないための対策とは?
1.野菜や果物を積極的にとる
野菜や果物は、胃での消化時間が短く、胃酸の分泌量も少ないといった、胃の負担の少ない食材です。
ビタミンやミネラルといった、体を健康に保つ様々な栄養を豊富に含んでいます。
また、食物繊維が豊富で、腸内を掃除してくれたり、腸内細菌の善玉菌の割合を増やしたりと、便秘解消をはじめとした胃腸にとても良い効果が沢山あります。
その中でもキャベツにはビタミンU(キャベジン)が含まれていて、胃酸の分泌量を押さえてくれたり、胃壁の保護をしてくれたりと、逆流性食道炎に良い効果が沢山あるため、特におすすめです。
2.よく噛むことと、食後の過ごし方
よく噛むことで食べ物が小さくなり、胃酸による消化を早めることができます。
また、噛むことで満腹中枢を刺激し、食べすぎを防ぐ効果もあります。
食後の対策としては、できるだけ食事と就寝の時間を空けることが大切です。
仕事などの事情でどうしても夜遅くにしか食事が取れない方は、夜の食事量を減らしたり、肉や脂ものの量を減らし、調整してください。
3.ストレス
ストレスと一口に言っても、その原因は人それぞれです。
そのため、ストレス対策も人それぞれになってしまいますが、ストレスの原因自体を取り除く(環境を変える)方法と、自身のストレスの耐性をつける方法があります。
4.便通
先ほども説明しましたが、便通の改善には、野菜や果物の食物繊維が効果的です。
また、胃腸を活発に働かせるには、十分なお水が必要です。
男性なら2~2.5リットル、女性でも1日に1.5~2リットルの水が摂取の目安になります。
*極端に水の量を増やすことは、胃に負担をかける恐れがあるので、胃の状態を見ながら徐々に水の摂取量を増やしてください。
5.姿勢
日頃の姿勢に注意することがとても重要です。
特にスマホやタブレットでうつむきがちな姿勢になっている方は、目線の位置が上がるよう、持つ場所を少し高めに変えてください。
ただ、姿勢は骨盤をはじめとした骨格のバランスの影響を大きく受けるため、根本的な改善には、治療を受ける必要があります。
逆流性食道炎はこれらの原因によって引き起こされます。
まずは当てはまった原因の対策を、実行してみてください。
それでも良くならない場合は、治療を受ける必要があります。
逆流性食道炎を良くして、安心して過ごせるように
一般的に逆流性食道炎の治療は、胃酸を抑える薬で対処することが中心です。
逆流性食道炎の症状がきつい時、薬で抑えることは非常に効果的ですし、症状のつらさを解消してくれます。
ただ、状態が良くなると、多くの人は治ったと思ってしまい、根本的な原因を見落としてしまいがちです。
そのため、逆流性食道炎が治りにくく、また再発しやすい状態になってしまっています。
逆流性食道炎は、人それぞれの引き起こしている根本原因をしっかりと改善していけば、決して良くならない症状ではありません。
一日も早く、逆流性食道炎に悩まされないようになってください。
→つらい逆流性食道炎の症状を改善するために、治療を受けたいとお考えの方は、当院の逆流性食道炎の施術をご覧ください
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長年悩んでいた逆流性食道炎が、薬を飲まずにいけるようになり治りました
逆流性食道炎と肩こりに悩んでいました。
どうしても治したかったから、最後に行きつくところですというフレーズと体験談を見て、こちらにかけてみようと思いました。
治療に通って、長年悩んでいた症状が、薬を飲まずにいけるようになり治りました。
ずっと病院へ行っていたのに、行かずに自分の持つ力で体が良くなっている実感があります。
ぜひ来てみてほしいです。
東住吉区在住 R.Nさん
*個人の感想で、成果を保証するものではありません。
片道1時間20分をかけてでも、通院するだけの費用対効果があります
1.股関節の痛み 2.便秘 3.逆流性食道炎
に悩んでいました。
通院に、片道1時間10分~20分かかること、回数が重なることによる費用のことで迷いましたが、転居前に通院していた先生の紹介なので来院を決めました。
施術を受けて、改善を実感できます。
当初は1のみの目的であったが、2と3も改善されました。
費用対効果は大きなものがあります。
長い人生、この際に体質改善も含めて、来院して下さい。
阪南市在住 阪上 正敏さん
*個人の感想で、成果を保証するものではありません。
胃の不調もなくなり、毎日の食事もしっかり食べれるようになりました
胃もたれ、むかつき、胃下垂、胃痛で、食欲があっても食べれない。
また、すぐに胃の不調が出るので、体の疲労感、寝ても疲れが取れないという悩みがありました。
20才前より胃に関して良いこと?(胃薬、ハーブティ、鍼治療など)を色々してきましたが、改善に繋がりませんでした。
遠方で、少し治療費も高いので、改善するか不安でしたが、年々体力も落ちていくので行くことを決意しました。
今では胃の不調もなくなり、毎日の食事もしっかり食べれるようになりました。
時間も、お金も必要ですが、体が変わっていく喜びを感じられると思います。
伊丹市在住 M.Sさん
*個人の感想で、成果を保証するものではありません。
逆流性食道炎が徐々に良くなっていき、症状も感じなくなりました
逆流性食道炎で、口の中、舌がヒリヒリ、のどに舌たいがひっついた感じがあり悩んでいました
インターネットでいろいろ探して、自宅から近く良さそうだったので、行くことにしました。
治療を受けていくと、徐々に良くなっていき、症状も感じなくなりました。
同じ症状の方、一度来院していただいたら良いと思います。
住吉区在住 A.Kさん
*個人の感想で、成果を保証するものではありません。
創輝(そうき)鍼灸整骨院
〒558-0003
大阪府 大阪市住吉区 長居3-2-3-1F
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