飲みすぎで逆流性食道炎に悩まされている方が取るべき3つの対策とは?
あなたは、このようなお悩みはありませんか?
- 飲み会が続き、逆流性食道炎が悪化している
- 仕事でお酒を飲まないといけないが、胸焼けに苦しんでいる
- お酒を飲むのが好きだけれど、逆流性食道炎になってしまった
逆流性食道炎は、胃から食道へ胃酸などが逆流する症状です。
胃酸が逆流することで、食道の粘膜を荒らし、炎症を引き起こします。
逆流性食道炎を引き起こす原因は数多くありますが、その内の一つに、アルコールの問題があります。
普段からお酒が好きで良く飲む方や、接待などの仕事の関係で飲む必要がある方、あるいは忘年会や新年会といったアルコールを摂取する機会が増えることで、逆流性食道炎が発症したり、悪化したりしてしまうケースがよくみられます。
なぜアルコールが逆流性食道炎を悪化させてしまうのでしょうか?
また、どのような対策を取れば良いのでしょうか?
逆流性食道炎が飲みすぎで悪化する理由
逆流性食道炎が飲みすぎで悪化する理由には、次の2つがあります。
1.胃酸の分泌が過剰になるから
逆流性食道炎は、胃酸の分泌過剰が主な原因です。
アルコールは、胃壁に強い刺激を与え、胃酸の分泌を促します。
お酒の飲みすぎで刺激を受けた胃が、胃酸の分泌を過剰に行ってしまうことで、胃の中に胃酸が溜まり、逆流しやすくなってしまいます。
同じ様な胃酸の分泌を増やすものに、トウガラシなどの辛い食べもの、コーヒーやお茶に含まれるカフェインがあります。
2.逆流を止める食道括約筋がゆるんでしまうから
健康な方では、胃の中で胃酸が増えていても、胃と食道の境目にある食道括約筋が働き、出入り口がきつく締まることで、逆流を防いでいます。
アルコールを摂取すると、コレシストキニンと呼ばれるホルモンが多く分泌されます。
このホルモンは食道括約筋の働きを弱める作用があるため、お酒を飲みすぎると、食道括約筋がゆるみ、胃酸が逆流しやすい状態になってしまいます。
逆流性食道炎が飲みすぎで悪化してしまう原因は以上の2つです。
飲みすぎで逆流性食道炎が悪化している方の3つの対策
これらの原因を考えると、一番良い対策はお酒を飲まないことです。
ですが中にはお仕事などの事情もあり、お酒を飲む必要がある方もいます。
そのような方でも取れる対策には、どのようなものがあるでしょうか?
1.休肝日を設ける
逆流性食道炎の方は、原則としてお酒は飲まない方が良いです。
お仕事などの事情で飲む必要がある方も、飲まなくて良い日は原則飲まないことを心がけましょう。
毎日の飲酒は肝臓をはじめ、内臓の疲労を招いてしまいます。
逆流性食道炎だけではなく、お身体全体のためにも、最低でも週に二日は休肝日を設けるようにしてください。
2.胃薬に頼り過ぎない
胃薬は胃酸の分泌を抑え、不快な症状を抑えてくれます。
症状がつらい時に、薬を飲んで楽になると、すごく助かります。
しかし、不快な症状を取ってくれても、けっして逆流性食道炎の原因自体を取り除いてくれるわけではありません。
特に気を付けたいのが、胃薬を飲んで胃痛やむかつきがなくなり、ついつい食べ過ぎや飲みすぎを招いてしまうケースです。
これではますます胃の状態を悪くしてしまいます。
胃薬に頼るのではなく、食事の取り方などを工夫し、逆流性食道炎を起こりにくくすることが大切です。
3.食事の取り方やお酒の飲み方を変える
どうしてもお酒を飲む必要があるときには、胃にできるだけ負担のかからない食事の取り方、お酒の飲み方をすることが重要です。
アルコールの度数が高いと、より胃への刺激が強くなります。
ブランデーや焼酎などは、水割りやお湯割りで、度数を下げましょう。
炭酸はげっぷを引き起こしやすくなり、その際に逆流しやすくなってしまうため、避けるほうが良いです。
また、空腹時のアルコールの摂取は、特に胃に刺激があり胃酸の分泌を増やします。
お酒を飲む前に軽くでも食事をとることは、効果的です。
また、その際にもどのようなものを食べるのが、より胃に負担が少なく、逆流性食道炎の方には良いのでしょうか?
お肉や脂ものの多い食事は、胃酸の分泌量を増やし、消化にも時間がかかるため、胃に大きな負担をかけてしまいます。
最初にサラダを食べると、ビタミンやミネラルを取れ、また食物繊維が胃壁を守ってくれます。
当院でおすすめする食材には、キャベツがあります。
キャベツには胃酸の分泌を抑えてくれる効果など、逆流性食道炎には良い効果が多くあり、また多くのお店でサラダとして食べやすい利点があります。(詳しくは関連記事のなぜ逆流性食道炎の方にはキャベツが良いのか?をご覧ください。)
まずはこれら3つの対策を取りいれてみてください。
症状の程度の軽い方であれば、これらの対策でも十分な効果を得ることができます。
ただ、逆流性食道炎の方の多くは程度がきつく、慢性化しており、自力だけでの対策では、なかなか改善されない傾向があります。
もし、これらの対策を行っても効果がみられない場合は、姿勢の調整や、自律神経のバランスの調整など、根本的な原因に対しての治療を受ける必要があります。
逆流性食道炎に悩まされないために
逆流性食道炎は、一度症状が悪化してしまうと、長期化、難治化しやすい症状です。
ですが、引き起こしている根本原因をしっかりと改善していけば、決して良くならない症状ではありません。
逆流性食道炎は、引き起こす原因があり、それに対する適切な治療を施せば、改善されるケースは多くあります。
あなたが諦めなければ、逆流性食道炎と一生付き合う必要はないんです。
一日も早く、逆流性食道炎に悩まされないようになってください。
→つらい逆流性食道炎の症状を改善するために、治療を受けたいとお考えの方は、当院の逆流性食道炎の施術をご覧ください
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長年悩んでいた逆流性食道炎が、薬を飲まずにいけるようになり治りました
逆流性食道炎と肩こりに悩んでいました。
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治療に通って、長年悩んでいた症状が、薬を飲まずにいけるようになり治りました。
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ぜひ来てみてほしいです。
東住吉区在住 R.Nさん
*個人の感想で、成果を保証するものではありません。
片道1時間20分をかけてでも、通院するだけの費用対効果があります
1.股関節の痛み 2.便秘 3.逆流性食道炎
に悩んでいました。
通院に、片道1時間10分~20分かかること、回数が重なることによる費用のことで迷いましたが、転居前に通院していた先生の紹介なので来院を決めました。
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当初は1のみの目的であったが、2と3も改善されました。
費用対効果は大きなものがあります。
長い人生、この際に体質改善も含めて、来院して下さい。
阪南市在住 阪上 正敏さん
*個人の感想で、成果を保証するものではありません。
胃の不調もなくなり、毎日の食事もしっかり食べれるようになりました
胃もたれ、むかつき、胃下垂、胃痛で、食欲があっても食べれない。
また、すぐに胃の不調が出るので、体の疲労感、寝ても疲れが取れないという悩みがありました。
20才前より胃に関して良いこと?(胃薬、ハーブティ、鍼治療など)を色々してきましたが、改善に繋がりませんでした。
遠方で、少し治療費も高いので、改善するか不安でしたが、年々体力も落ちていくので行くことを決意しました。
今では胃の不調もなくなり、毎日の食事もしっかり食べれるようになりました。
時間も、お金も必要ですが、体が変わっていく喜びを感じられると思います。
伊丹市在住 M.Sさん
*個人の感想で、成果を保証するものではありません。
逆流性食道炎が徐々に良くなっていき、症状も感じなくなりました
逆流性食道炎で、口の中、舌がヒリヒリ、のどに舌たいがひっついた感じがあり悩んでいました
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治療を受けていくと、徐々に良くなっていき、症状も感じなくなりました。
同じ症状の方、一度来院していただいたら良いと思います。
住吉区在住 A.Kさん
*個人の感想で、成果を保証するものではありません。
創輝(そうき)鍼灸整骨院
〒558-0003
大阪府 大阪市住吉区 長居3-2-3-1F
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