逆流性食道炎からバレット食道になってしまう原因と、その対策とは?

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あなたは、このようなお悩みはありませんか?

  • check逆流性食道炎が全然治らず、検査でバレット食道まで見つかった
  • checkバレット食道は、癌化することが多いと聞きとても不安
  • check逆流性食道炎が薬を飲んでも良くならず、どうしたら良いのか分からない

逆流性食道炎が続くと起こる疾患の一つに、バレット食道があります。

バレット食道は悪化すると食道癌に移行する恐れのある症状です。


一度バレット食道になると治らないと言われています。

そのため癌化を恐れ、非常に強い不安を感じている方が多い症状です。


バレット食道の治療は薬を飲むことがほとんどで、自分でできる対策はないものかと焦りを感じている方も少なくありません。


当院にはこれまでバレット食道の診断を受けた方が、藁にもすがる思いで遠方からも来院されています。

下手をすると自分の命にかかわる問題ということもあり、同じ悩んでいる方が多くいると思います。


1.どのような症状なのか?

2.どうして良くならないのか?

3.どんな対策が取れるのか?


これらの問題が分からないままだと、不安はどんどん強くなってしまいます。


専門知識を多用せず理解しやすいよう、どのような症状なのか、どんな対策があるのかをお伝えします。


バレット食道とは?

バレット食道とは?

バレット食道とは、のどの粘膜に炎症が続いた結果、組織に変化が起きた状態のことです。

ほとんどは逆流性食道炎が原因となって発症します。


バレット食道のバレットは、症状を報告した医師バレット氏の名前が由来で、特にそれ以外の意味はありません。


逆流性食道炎の胃酸の逆流によって、食道の粘膜が傷つきます。

本来は粘膜は修復され、元の組織に戻ります。


ところが何度も傷ついていると、食道の粘膜が元の組織のまま回復されず、胃の粘膜の組織と似たような形で回復してしまいます。


何度も肌に負担がかかると、次第に固くなってタコができるような現象が、のどに起きるのです。

これを専門的には、『腸上皮化生』と言います。


この『本来は食道にない組織ができた状態』を、バレット食道と言います。


バレット食道の何が問題になるのか?

バレット食道自体は、特に痛みや不調を引き起こすことはありません。


バレット食道の問題点は、変化した組織が癌化しやすく、バレット食道癌を引き起こす原因となることです。

バレット食道癌は臓器転移、リンパ転移などが高率で起こるため、5年生存率が20%しかない、とても予後の悪い症状です。


食道癌の方の7%ぐらいがバレット食道を原因としたものと言われています。

まだ癌全体の中では少ないのですが、この10年で患者数が倍に増え、近年の日本でもっとも増加率の高い癌と言われています。

バレット食道癌の症例数と食道腺癌の比率

『本邦におけるBarrett食道癌の疫学』天野祐二 2015より作図


バレット食道はサイズによっても危険度が変わります。


大きくなると癌化のリスクが高まるため、

・3cm以上の長さのもの(LSBE)

・3cm以下のもの(SSBE)

とに分けて考えられます。


バレット食道の組織は元に戻るのか?

一度変化したバレット食道の組織は、基本的には元の組織に戻りません。

そのため、今以上に組織を悪化させないことが一番大切になります。

逆流性食道炎から食道腺癌への悪化の流れと、止めることの大切さ


現代医療での治療法でも、胃酸を薬で抑えて悪化を防ぐことが中心で、変化した組織自体を治療するという手段はほとんど取られていません。


『バレット食道癌に対するESDのコツとポイント』高橋 亜紀子, 小山 恒男 2019


逆流性食道炎とバレット食道への対策とは?

バレット食道の対策は今以上の悪化を防ぐこと。

そのためには胃酸の逆流を改善することが大切です。


つまり、元々の逆流性食道炎の対策が重要になってきます。

『Reflux control is important in the management of Barrett's Esophagus: results from a retrospective 1,830 patient cohort(逆流制御はバレット食道の管理に重要:遡及的1,830人の患者コホートからの結果)』Craig S Brown 2015


逆流性食道炎の原因には、ストレスや自律神経の乱れ、肥満、喫煙などをはじめ、様々あります。

その中でもご自分で対策として取り入れやすいのが、日常の食事を見直す方法です。


1.野菜や果物を積極的に食べ、お肉や脂ものの比率を減らす

サラダとお肉の対比

お肉や揚げ物などが大好きで、毎日食べてはいないでしょうか?

まず減らしたいのが、お肉や脂ものの頻度・量です。


なぜなら、お肉や脂は消化のため、胃酸の分泌量をとても増やしてしまいます。


消化にも時間がかかるため、胃腸への負担の大きな食材です。

また、カロリーも高く肥満の原因にもなります。


野菜や果物は、胃酸の分泌量が少なく、胃の消化にかかる時間も短くすむため、胃に優しい食材です。

食物繊維が豊富で、腸の善玉菌を増やしたり、便通を促す効果があり、便秘にも良い効果があります。


お通じがしっかりと出ると、腹圧が下がって逆流防止の効果が期待できます。


また、食物繊維の摂取量が増えると、バレット食道癌の発生率が低下することが分かっています。

『Dietary fiber and the risk of precancerous lesions and cancer of the esophagus: a systematic review and meta-analysis.(食物繊維と前癌病変と食道癌のリスクについて)』Coleman HG 2013


「食物繊維やビタミンのジュース、サプリでも効果があるのか?」と思われる方もいるかもしれません

ですが、サプリメントでは効果がない事も分かっているため、意識して食事に野菜や果物などを取りいれるようにしてください。

『Dietary antioxidants, fruits, and vegetables and the risk of Barrett's esophagus.(食生活の抗酸化物質、果物、野菜、バレット食道のリスク)』Kubo A 2008


2.よく噛むことで消化を助ける

しっかりと噛んで食べる

食べるのが早い、すぐに飲みこむ、食べる量が多い人は注意が必要です。

これらの特徴の人は噛む回数が少ないことが多く、胃に大きな負担がかかるためです。


噛む回数が少ないと、胃に溜まった食物が大きいため消化に時間がかかり、蠕動運動にも大きな力を必要とします。


よく噛むことで消化を助け、また腸への移動もしやすくなり、負担を減らすことができます。

また、よく噛むことは脳の満腹中枢を刺激し、肥満防止にも役立ります。


噛む回数としてあくまでも目安ですが、厚生労働省は一口に30回噛むことを推奨しています。

『歯科保健と食育の在り方に関する検討会報告書「歯・口の健康と食育~噛ミング30(カミングサンマル)を目指して~」』


3.水をしっかりと飲む

お水を飲む。目安量について

胃腸をはじめとした内臓を活発に働かせるには、十分なお水が必要です。

1日に男性なら2~2.5リットル、女性でも1.5~2リットルの水が摂取の目安になります。


また、十分な水分補給は便秘の解消にも役立ち、げっぷの症状の改善にも効果的です。


普段の水分補給はお水を飲むのがおススメです。

コーヒーや紅茶は嗜好品として飲むのは良いのですが、カフェインの利尿作用で体の水分を減らしてしまいます。


*短期間で極端に水の量を増やすと、胃に負担をかける恐れがあります。胃の状態を見ながら徐々に水の摂取量を増やしてください。


逆流性食道炎やバレット食道に悩まされず、安心して毎日を過ごせるように

まずはこれらの食事に気を付けてみてください。

症状の程度の軽い方であれば、これらに気を付けるだけでも十分な効果を得ることができます。


ただ逆流性食道炎の、

  • ・症状がきつく、生活に支障をきたしている方
  • ・薬を飲んでも良くならないとお悩みの方
  • ・すでに上記の対策を取り入れていて、それでも症状に悩まされている方

は、姿勢の調整や、自律神経の調整といった根本的な原因に対する治療を受ける必要性が高いです。


逆流性食道炎は一度悪化してしまうと、なかなか治りにくい症状です。

薬を飲んでも良くならず、治らないのではないかと不安になっている方も多くいます。


バレット食道の一度変わった組織は戻らないかもしれません。

ですが、逆流性食道炎は、引き起こしている根本原因をしっかりと取り除いていけば、けっして良くならない症状ではありません。


下には慢性化して薬でも良くならない逆流性食道炎でお悩みの方や、バレット食道を診断された方のお声があります。

皆さん強い不安を感じて来院されましたが、良くなられて喜んでいただいています。


そして逆流性食道炎が良くなれば、バレット食道の悪化を防ぐことにも繋がります。

どうか逆流性食道炎やバレット食道の不安に悩まされず、安心して毎日を過ごせるようになってください。


→もし治療を受けたいとお考えの方は、当院の逆流性食道炎の施術内容をご覧ください

お客様からいただいたお喜びの声

どこの病院でも治らなかった逆流性食道炎(バレット食道)が通うたびに楽になっています

神奈川県 横浜市在住 松尾 房子さんの写真

逆流性食道炎(バレット食道と診断)による、のど、口腔の違和感と、頚椎ヘルニア手術後の頚・肩・背部痛に悩まされていました。

どこの病院へ行っても何も悪くないと言われ、どうしてこんな症状が続くのかとても不安でした。(2年あまり)


かかり付けのDr.には精神的な物だと言われ、向精神薬をすすめられたりして、自分でもどうしてよいのか、不安で仕方がありませんでした。

そうこうしているうちに、胃カメラでバレット食道と診断されてしまい不安が倍増!!


たまたまネットで当院のホームページを見て、私と同じ様な症状の人も沢山いて、みなさん良くなっているのを読んでいて“ここだ”遠いけど行ってみる価値ありと思いました。(かなり遠いので通えるかどうか不安はありました)


最初の施術後から、帰り身体がうその様に楽になっていました。

頚肩背のこりと痛みは手術しているから仕方ないと思っていたのですが(12年間も)これもまた、通うたびに楽になっていっています。


昨年バレット食道と診断され、ずっと不安でしたが、1年後の検査で経過良好で悪性化もせず、経過順調でした。

来院するたびに良くなって行くのが自覚してわかるので、来院するのが楽しみです。


病院とかでは“仕方ない”と言われたり、原因がわからない症状で何でもないと言われ、不安がある場合でも、どこかに原因があると思うので、あきらめないで欲しいと思います。


神奈川県 横浜市在住 松尾 房子さん

*個人の感想で、成果を保証するものではありません。


ずっと病院へ行っていた逆流性食道炎が、薬を飲まずにいけるようになりました

東住吉区在住 R.Nさん

逆流性食道炎と肩こりに悩んでいました。

どうしても治したかったから、最後に行きつくところですというフレーズと体験談を見て、こちらにかけてみようと思いました。


施術に通って、長年悩んでいた症状が、薬を飲まずにいけるようになり治りました。

ずっと病院へ行っていたのに、行かずに自分の持つ力で体が良くなっている実感があります。


ぜひ来てみてほしいです。


東住吉区在住 R.Nさん

*個人の感想で、成果を保証するものではありません。


生活習慣を見直せるようにアドバイスもいただけたのも心強かったです

大阪府 吹田市在住 S.Sさん

逆流性食道炎の症状に悩まされ、薬をやめたいと思っていました。

趣味のスキューバーダイビングを安心してつづけたいので、逆流性食道炎を治したかった。


本当に治るかどうか、漢方薬とどちらがよいか迷っていましたが、逆流性食道炎に詳しい先生がいらっしゃったことと、HPで来院された方のメッセージを参考にして来院を決めました。

体の反応から、調子の良し悪しを先生が読みとってしまうのがすごいと思いました。


来院する前は、胸のしめつけまであり、ひどい症状があったものの、2ヶ月ほどでかなり改善しました。

逆流性食道炎は、胃腸科の医師からは、一生付き合う病気と聞いていたので……来院して無事に服薬もやめて、症状も落ち着いてきたので、本当に助かりました。

生活習慣を見直せるようにアドバイスもいただけたのも心強かったです。

(*悩んでいた漢方薬は使いませんでした。)


大阪府 吹田市在住 S.Sさん

*個人の感想で、成果を保証するものではありません。


病院で一生飲み続けないと治らないと言われていた胃炎の薬を、今は全く飲まずにいけてます

奈良県 北葛城郡在住 Y.Nさん

胃の調子がとても悪く(胃痛、胃もたれ)、胃酸が上がってきてつらかったです。


費用がかかりそう、という心配はありましたが、ホームページ上の治療に来られた方の体験談が良かったので、来院を決めました。


とてもソフトな施術(少し物足りない印象)だったので、最初はこれで大丈夫なのかな、と思いました。


ですが、回数を重ねていくと効果を感じられ、先生のお話しも信頼できて、ここで間違いないと確信できました。

病院で胃炎の薬は一生飲み続けないと治らないと言われていたのに、今は全く薬を飲まずにいけてます。


薬に頼ることなく、健康は自分で作っていけることを教えて下さった先生に感謝です。

施術は1回ですぐに効果は出ないかもしれませんが、続けていくと本当に良かったと後で思えます。


奈良県 北葛城郡在住 Y.Nさん

*個人の感想で、成果を保証するものではありません。



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