その喉の痛み、風邪ではなく逆流性食道炎が原因ではないですか?
逆流性食道炎は、胃から食道へ胃酸などが逆流する症状です。
胃酸が逆流することで、食道の粘膜を荒らし、炎症を引き起こします。
一般的な症状として、胃もたれ、胸焼け、げっぷ、腹部膨満感、のどの違和感、呑酸(どんさん)などがあります。
逆流性食道炎は幅広い年代層にみられ、最近では食生活の変化によって、20代~30代でなる方も増えています。
逆流性食道炎の方に特徴的な悩みの一つに、喉の痛みがあります。
喉の痛みやつまりといった症状を感じると、多くの方は最初は風邪を疑います。
逆流性食道炎の症状には、咳や声が出にくいといった風邪に似たものも多いため、特に風邪の症状と間違えられやすいです。
そのため、まずは風邪薬を飲んだり、安静にしたりといった対策を取る方が多くいます。
しかし、風邪とは違い、いつまでも喉の痛みが続いたり、胃もたれなどの胃の症状を感じるため、風邪以外の原因を疑い始めるパターンが多いです。
では、実際には風邪による喉の痛みと、逆流性食道炎による喉の痛みはどのように区別すれば良いのでしょうか?
また、もし逆流性食道炎であった場合は、どのような対策をすれば良いのでしょうか?
風邪による喉の痛みと逆流性食道炎による喉の痛みの違い
風邪の症状の特徴
風邪による喉の痛みは、菌やウイルスに感染したことによって炎症を起こし発生します。
喉の痛み以外にも、鼻水、発熱、下痢などの症状も出るのが特徴です。
程度がひどくない限り、免疫力によって自然と症状も消失されるため、比較的予後は良好なものが多いです。
逆流性食道炎の症状の特徴
逆流性食道炎による喉の痛みは、胃から食道へと胃液が逆流し、食道に炎症が起こることで発生します。
喉の痛みだけではなく、違和感を感じるケースもあります。
喉以外の症状では、胃痛や胃もたれ、胸のむかつき、胸の痛みといった症状が特徴的です。
また、食べ過ぎやアルコール、肉や脂ものといった胃に負担のかかる食事によって、悪化がみられたかどうかも、判断基準の一つになります。
その他にも、逆流性食道炎を引き起こす原因である猫背、便秘、妊娠といった要素に加え、食後すぐ横になる生活習慣などがあると、逆流性食道炎の疑いが強くなります。
非常に軽度のものの場合は、短期で改善される場合もありますが、多くの場合、適切な対策を取り、早めに原因が改善されないと、慢性化してしまいます。
では、上の項目に当てはまるものが多く、喉の痛みが逆流性食道炎の可能性が高い場合は、どのような対策を取れば良いでしょうか?
逆流性食道炎の方が自分で気を付けれる2つの対策
逆流性食道炎を引き起こす原因は人によって様々で、自身の原因を正確に把握することは困難です。
そのため、逆流性食道炎を自力で改善することは難しいことですが、普段の食事内容や、食生活といった見直しで、胃への負担を減らし逆流性食道炎の症状を緩和させることは十分に可能です。
1.野菜や果物を積極的にとり、肉や揚げ物を減らす
肉や揚げ物といったタンパク質や脂質の多い食事は、胃酸の分泌量を増やし、逆流性食道炎を引き起こす原因になります。
また、脂肪を分解する際に分泌されるホルモン(コレシストキニン)の働きで、逆流を防ぐための下部食道括約筋がゆるんでしまい、逆流しやすくなってしまいます。
野菜や果物は、胃での消化時間が短く、胃酸の分泌量も少ないといった、胃の負担の少ない食材です。
ビタミンやミネラルといった、体を健康に保つ様々な栄養を豊富に含んでいます。
また、食物繊維が豊富で、腸内を掃除してくれたり、腸内細菌の善玉菌の割合を増やしたりと、便秘解消をはじめとした胃腸にとても良い効果が沢山あります。
その中でもキャベツにはビタミンU(キャベジン)が含まれていて、胃酸の分泌量を押さえてくれたり、胃壁の保護をしてくれたりと、逆流性食道炎に良い効果が沢山あるため、特におすすめです。
2.よく噛むことと、食後の過ごし方を変える
よく噛むことで食べ物が小さくなり、胃酸による消化を早めることができます。
また、噛むことで満腹中枢を刺激し、食べすぎを防ぐ効果もあります。
食後の対策としては、できるだけ食事と就寝の時間を空けることが大切です。
食後3時間は胃酸が増え、下部食道括約筋が緩み、逆流性しやすい状態です。
そのため、仕事などの事情でどうしても夜遅くにしか食事が取れない方は、夜の食事量を減らしたり、肉や脂ものの量を減らすことで、調整してください。
逆流性食道炎による喉の痛み良くして、悩まされないように
一時的な体調不良などによって引き起こされる風邪と違い、逆流性食道炎は、食事内容や食後の過ごし方、ストレスや自律神経の乱れ、便秘や妊娠などの腹圧の上昇、食道裂孔ヘルニアなど様々な原因で引き起こされる症状です。
そのため、その方の抱えている根本的な原因を把握し、適切な治療を行う必要があります。
逆流性食道炎は、一度症状が悪化してしまうと、長期化、難治化しやすい症状です。
ですが、引き起こしている根本原因をしっかりと改善していけば、決して良くならない症状ではありません。
逆流性食道炎による喉の痛みや違和感といった症状は、非常に気になり、ストレスの要因になります。
一日も早く、逆流性食道炎による喉の痛みに悩まされないようになってください。
→つらい逆流性食道炎の症状を改善するために、治療を受けたいとお考えの方は、当院の逆流性食道炎の施術をご覧ください
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長年悩んでいた逆流性食道炎が、薬を飲まずにいけるようになり治りました
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逆流性食道炎が徐々に良くなっていき、症状も感じなくなりました
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創輝(そうき)鍼灸整骨院
〒558-0003
大阪府 大阪市住吉区 長居3-2-3-1F
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