テニス肘の痛みで試合に出れない方が、改善し優勝できた理由とは？

テニス肘の痛みで試合に出れない方が、改善し優勝できた理由とは？

テニス肘がひどく、大切な試合や大会に出られない。

あるいは、無理して出ても、思うようなパフォーマンスを発揮できない。

そんな悩みを抱える方が少なくありません。

一度慢性化したテニス肘は、一般的に治りづらく、特に真剣にスポーツに取り組んでいる方にとっては、非常に深刻な問題に繋がることの多い症状です。

当院に来院されたＭさんも、テニス肘によって試合に出られないと深刻に悩んだ患者さんの一人です。

Ｍさんは４０代の男性で、普段は会社員として働きながら、真剣にテニスにも取り組まれています。

これまでに試合や大会で優勝したこともあり、全国上位の成績を収めてきました。

ところが、当院に来院する１年３ヶ月前に、テニス肘を発症してしまいます。

Ｍさんはすぐに整形外科を受診しました。

そして検査の結果、テニス肘の診断を受けます。

それからＭさんはクリニック、病院、鍼灸院に通ったり、マッサージを受けたりもしましたが、改善が見られません。

また病院では、体外衝撃波治療という専門的な治療を受けたりもしましたが、それでも痛みはどんどんと酷くなるばかりでした。

「長年テニスを続けてきましたが、こんなことは初めてです。最近は痛みがひどく、痛み止めを飲みながらテニスを続けていました」

「でも、肘が痛くて思うようなプレイができません。強い選手が相手の時はポイントが取れず、勝てなくなってランキングも下がってしまいました」

どうにかしないといけないのに、全然治らない。

ついには、Ｍさんは試合に出ることもできなくなってしまいます。

これまでと別の治療法を探し始めたＭさんは、当院のＨＰを見たことで、来院を決めました。

当院で問診や検査をした結果、Ｍさんのお体の問題点が分かります。

Ｍさんは、肘の関節のバランスを崩してしまっていました。

肘の関節は橈（とう）骨、尺骨、上腕骨の３つの骨で構成されています。

これらの骨にたくさんの筋肉や靭帯などが付着し、指や手、腕の動きが成り立っています。

関節のバランスが崩れると、滑らかな動きが阻害されてしまうだけでなく、筋肉や靭帯が関節を守ろうと過剰に緊張してしまい、痛みや炎症を引き起こしてしまいます。

Ｍさんの場合は、長年のテニスでの使いすぎによって、関節への負担が蓄積し、関節のバランスが崩れてしまっていました。

また、痛みが出始めてからも、試合のためと無理を続けていたため、関節のバランスの崩れがより大きく、深刻な状態を引き起こしていました。

当院の治療では、Ｍさんの肘周りの関節のバランスを正しい位置へと整えていきました。

治療の途中もテニスを続けていたＭさんですが、関節のバランスが整うにつれて、テニス肘は改善されていきました。

日常生活はもちろん、テニスの試合中に全力を出しても、問題なく肘を動かせるようになります。

「思い通りに動くことができました」

「痛めてからなかなか勝てなかったんですが、久しぶりに優勝することができました」

安定して良い状態を保てていたこともあり、当院の治療を終了しました。

テニス肘を改善し、試合で全力を発揮できるために

なんらかの競技を真剣に取り組んでいる方は、テニス肘で痛くても、無理をして続けることが多いです。

オフシーズンならともかく、試合が近づくと、中には痛み止めの薬を飲んだり、ステロイド注射などをしながら、競技を続ける人もいます。

ですが、痛みは体の状態が悪くなっているサインです。

それを無視して、無理やり使い続けると、関節のバランスが大きく崩れてしまい、筋肉や靭帯、関節の状態が大きく悪化してしまうことに繋がります。

その結果、安静にしていても少し動かすとすぐに再発してしまう難治化、慢性化を招いてしまいます。

肘には上腕骨、橈（とう）骨、尺骨の三本の骨で構成されていて、これらの骨がバランス良く配置されていることで、滑らかに動くことができます。

繰り返しや強い力によってバランスが崩れてしまうと、関節の動きに滑らかさが失われ、筋肉や靭帯は、関節を守ろうと余計な負担が強くかかります。

一度崩れてしまった関節のバランスは、適切な刺激で治療をしないと、自ずと治る可能性は限りなく低くなります。

関節のバランスを整える治療が大切です。

スポーツに対して真剣に取り組んでいる人ほど、体の状態をよく保つことは、より重要になっていきます。

もしいろいろな治療を受けて治っていない場合は、大切な試合や大会に向けて、そういった治療を受けることを検討してみてください。

当院でのテニス肘の治療を知りたい方は、コチラをご覧ください。

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