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テニス肘が治らないのは猫背や巻き肩が原因だった?
テニス肘は、肘や腕に強い痛みが走るため、日常生活への影響が大きい症状です。
仕事や家事、育児といった様々な場面で、痛みのために思うように手が使えない、と悩む方が多くいます。
また、一度症状が慢性化すると、長期にわたって改善が見られず、どうすれば治るんだろうか、と悩む方の多い症状でもあります。
当院に来院されたAさんも、テニス肘が治らないと悩んだ患者さんの一人です。
Aさんは40代の女性で、普段はネイリストとして忙しく働かれています。
そんなAさんがテニス肘に悩まされ始めたのは、当院に来院する半年ほど前のことでした。
最初は右肘に違和感が出たかと思えば、どんどんと悪化してしまいます。
その結果、仕事中だけでなく、日常の様々な動作で、肘に強い痛みが走るようになってしまいました。
「今では仕事で手を使っているときにずっと痛くて、帰ってから家事をするのもつらいんです」
「整形外科に通って、ロキソニンテープを貰ったり、サポーターをつけたりしたんですが、治らないので、どうしたら良いのか困ってました」
以前から通っていたジムを休むようになったりと、生活に大きな影響が出てしまいました。
治療を受けていても症状に改善が見られなかったことから、このまま治らないのかと不安に襲われてしまいます。
Aさんはなんとか治る方法はないかと、別の治療法を探し始めた結果、当院のHPを見たことで、来院を決めました。
当院で問診や検査をした結果、Aさんのお体の問題点が分かりました。
テニス肘を引き起こしていた原因は、大きく2つに分かれます。
1つ目は、肘の関節のバランスが崩れていたこと。
肘の関節は、上腕骨、橈(とう)骨、尺骨の3本の骨で構成されています。
肘を使う際には、これらの骨が滑らかに動くことで、関節が曲げ伸ばしされています。
肘の関節のバランスが崩れてしまうと、動きに滑らかさが失われてしまい、手を使うたびに大きな負担がかかってしまいます。
二つ目の問題が、猫背になって肩が内巻きになっていたことです。
人が手を使う時は、意識していなくても、手先だけでなく肩から連動して腕全体が動いています。
体を大きく使うことで、負担を腕全体に分散させることができます。
ところが、悪い姿勢が癖づいてしまうと、その連動性が失われてしまい、手先だけの動きになってしまいます。
その結果、指から肘につながる筋肉を酷使し、肘に大きな負担がかかってしまいます。
Aさんはお仕事で、うつむいての細かい作業がずっと続いていました。
また仕事以外でも、家事をされている時、ホッと息をついた合間にもスマホゲームで手を使い続けていたこともあり、一日を通して前かがみの姿勢が多く、肘にも負担がかかっていました。
当院の治療では、肘の崩れた関節のバランスを整え、肩の内巻きを取ったり、姿勢を改善しました。
また、Aさんご自身にも、日頃の姿勢に気をつけたいただき、伸びの体操をお伝えして、実践してもらいました。
当院の治療を続け、Aさんご自身も、お伝えした体操をしっかりと実践された結果、症状が順調に改善していきました。
「今まで悩んでたのが何だったんだろうってぐらい、日に日に痛みが楽になっていきました」
「痛みで休んでいた、ジム通いもできるようになりました」
仕事も肘を気にせず使えるようになり、日々の生活でも、思うように手が使えるようになっていったことを確認し、当院での治療を終了しました。
今では何の痛みもなく、日々を過ごされています。
テニス肘が治らず、ずっと仕事ができない方に考えられる原因とは?
テニス肘というと、その名の通り、肘に問題を抱えていることが多いです。
肘の関節のバランスの崩れは、治らないと悩む方の多くに見られる大きな原因のひとつです。
同時に、テニス肘の改善に深く関わっているのが、姿勢の問題です。
テニス肘に悩む方の多くが、猫背になったり、肩が内巻きになってしまっています。
このような姿勢になると、腕全体を上手く使えず、手先だけを使うようになります。
そして、手や肘に負担が集中することで、関節のバランスが崩れやすくなって、悪化や慢性化を引き起こしてしまいます。
手を使うときには、肩から腕全体を連動して使えるようになる必要があります。
そのためには治療に加えて、座る時に姿勢に気をつけたり、背中が丸くなっているのに気づいたら、時折伸びをしてみる、といった普段の習慣が非常に重要です。
・スマホやタブレットをうつむいて使用している
・パソコンのモニターが低い位置にある
・ソファで猫背になって座っている
比較的多くの方に見られる習慣です。
これらの習慣に心当たりがあれば、気をつけてみてください。
一度慢性化したテニス肘は、なかなか治らないと悩むことの多い症状です。
ですが、引き起こしている原因を取り除けば、けっして良くならない症状ではありません。
心当たりがある方は、気をつけてみてください。
当院でのテニス肘の治療を知りたい方は、コチラをご覧ください。
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