- TOP >
- テニス肘・外側上顆炎 >
- テニス肘が子育て中の方に多く、慢性化しやすい、ある理由とは?
テニス肘が子育て中の方に多く、慢性化しやすい、ある理由とは?
テニス肘に悩まされている方には、子育て中の女性のケースが多いです。
子育てをしながら家事や仕事をしているため、肘に大きな負担がかかります。
そのため、肘の強い痛みに悩まされ、思うように手が使えなくなってしまうことが多いです。
当院に来院されたHさんも、テニス肘によって子育てや仕事に大きな支障をきたした患者さんの一人です。
Hさんは40代の女性で、普段は子育てや家事をしながら、デスクワークの仕事もしています。
そんなHさんがテニス肘に悩まされ始めたのは、当院に来院する1年ほど前のこと。
日頃の買い出しで重い荷物を持つ際に、肘の強い痛みに襲われてしまいます。
それからは、日常の様々な場面で、肘の痛みに悩まされることになってしまいました。
Hさんは整形外科に行き、レントゲンなどの検査を受けた結果、テニス肘の診断を受けます。
安静にするように指導を受けますが、子育ても仕事も、家のこともしなければならない状況です。
できるだけ手を使わないようにしていても、限度がありました。
「子どもといると、抱っこしないといけなかったりで、肘を使わないとか言ってられない時も多いです……」
「急に走り出したりしたら、バッと手を出して止めないといけないし、手を繋いでいて急に引っ張られることもあって、咄嗟のことだしどうしようもないケースもありました」
Hさんの症状は少しずつ悪化し、また慢性化してしまいます。
一年が経った近頃では、じっとしていても痛みがあり、肘が痛くてしょうがないといった状態になってしまいました。
「痛みがキツいと、そのことばかりを考えてしまうし、良くないと分かっていても気持ちに余裕もなくなり、毎日イライラしてしまうんです」
「でも、何よりもつらかったのが、子どもと楽しく過ごせないことでした」
Hさんはその後、整骨院やカイロプラクティックに通ったりもしましたが、症状に改善は見られません。
このまま一生治らないかもと、不安に悩まされるようになります。
それでも、Hさんは子育てや仕事をしながら、テニス肘を治す方法はないのかと探し続けます。
そんな時、Hさんは当院のHPを見たことで、来院を決めました。
当院で問診や検査をした結果、Hさんのお体の問題点が分かりました。
肘周りの骨格のバランスが崩れていたことが、テニス肘を引き起こしていました。
肘の関節は、上腕骨、橈(とう)骨、尺骨の3つの骨で構成されています。
これらの関節のバランスが正しい位置にあることで、関節は滑らかに動くことができます。
ですが、関節のバランスが崩れていると、動きが妨げられるだけでなく、筋肉や靭帯に強い負担がかかり、痛みを引き起こしてしまいます。
Hさんは、子育てで度々抱っこなどで負担がかかっていたり、あるいは子どもに急に引っ張られたりすることで、肘の関節のバランスを崩してしまったと考えられました。
当院の治療では、Hさんの肘の骨格のバランスを整えていきました。
当院で治療を続けると、Hさんのテニス肘の症状は、順調に改善していきました。
「今では痛みもなくなって、子どもと思いっきり遊べるようになりました。抱っこしても痛くないし、買い物の荷物も普通に持てます」
「何より、イライラせずに子どもと接することができるようになって、本当に嬉しいです。こんなに良くなるなんて、諦めなくて良かったです」
Hさんの症状がしっかりと改善し、再発の兆候もなかったことから、テニス肘の治療を終了しました。
今も腕はたくさん使いますが、再発することもなく、ご家族で楽しく過ごされています。
テニス肘が子育て時期に多い理由とは?
一般的に、テニス肘は手の使いすぎによって、筋肉に負担がかかり、発症すると考えられています。
ですが、実際には安静を徹底したり、テーピングやサポーターで負担を軽減しても、一時的に楽になっても、すぐに再発してしまうと悩む方が少なくありません。
そのようなケースで考えられる根本的な原因が、関節のバランスの崩れです。
子育てをされている方は、どうしても
・抱っこで大きな負担がかかる
・子どもと遊ぶ際に、肘を引っ張られたりと、予想しない力がかかりがち
・買い出しで重たい物を毎日持つ
といった状況が多くなり、これらによって、関節のバランスの崩れに繋がります。
安静にしていても改善が見られないのは、この関節のバランスが整っていないケースが多いです。
そのため、テニス肘の治療には、肘の関節のバランスを整えることが重要です。
一度崩れてしまった関節のバランスは、適切な刺激で調整しないと、自然と整うことは滅多にありません。
どこの治療院でも適切に整えられるわけではありませんが、関節のバランスを整える治療を検討してください。
慢性的なキツい痛みは、メンタルの安定にも影響を与えてしまいます。
余裕を失ってしまったり、イライラしてしまい、子育てや仕事に支障をきたしてしまいがちです。
ですが、自分の状態が良くなれば、穏やかな気持ちを取り戻すことにも繋がります。
子育て世代の方は、どうしても子どものことが中心になってしまうことが多いです。
どうぞご自身のことも、大切にしてください。
当院でのテニス肘の治療を知りたい方は、コチラをご覧ください。
他のテニス肘の改善例はコチラ
・テニス肘が痛み止めや注射で治らない方に解決して欲しい原因とは?
・テニス肘でゴルフができない方が解決しないといけない根本原因とは?
・テニス肘が治らず仕事に支障をきたしている方に考えられる原因とは?
・テニス肘で仕事を休めない人に向けての、根本的な解決策とは?
・テニス肘の痛みで試合に出れない方が、改善し優勝できた理由とは?
・テニス肘がマッサージやストレッチで治らない方は、姿勢が関係?
・テニス肘が子育て中の方に多く、慢性化しやすい、ある理由とは?

創輝(そうき)鍼灸整骨院
〒558-0003
大阪府
大阪市住吉区
長居3-2-3-1F
受付時間:午前 9:00~13:00
午後16:00~20:00
(定休日:土曜日午後・日曜・祝日)
> 詳しい道順はコチラ