逆流性食道炎と自律神経の関係とは?
あなたは、このようなお悩みはありませんか?
- 逆流性食道炎か自律神経失調症か区別がつかない
- のどの違和感やげっぷ、胸焼けに苦しんでいる
- 逆流性食道炎と自律神経失調症を併発してしまっている
逆流性食道炎は、胃から食道へ胃酸などが逆流する症状です。
胃酸が逆流することで、食道の粘膜を荒らし、炎症を引き起こします。
逆流性食道炎の一般的な症状として、のどの違和感、胃もたれ、胸焼け、げっぷ、腹部膨満感、呑酸(どんさん)などがあります。
逆流性食道炎でお悩みの方には、自律神経の乱れにも悩まされている方が少なくありません。
自律神経のバランスが乱れると、のどの違和感や胃もたれ、げっぷなど、逆流性食道炎とよく似た症状が出ます。
そのため、いろいろな病院に行っても診断が違ったりすることもあるため、自分の症状が逆流性食道炎によるものなのか、それとも自律神経の乱れによるものなのか分からずに、不安になっているケースもみられます。
じつは、自律神経の乱れが逆流性食道炎を引き起こしたり、逆流性食道炎と自律神経失調症に共通した原因があるため、併発してしまったり、区別がつかないのは、起こりやすいことなのです。
では、一体どのような関係があるのでしょうか?
逆流性食道炎と自律神経の乱れとの共通の原因
逆流性食道炎と自律神経の乱れには、2つの共通した原因があります。
1.ストレスによる影響
自律神経は内臓を含めた体の様々な機能を調整しています。
強いストレスや慢性的なストレスを感じると、自律神経のバランスが乱れてしまい、全身に様々な不調を引き起こしてしまいます。
また、ストレスは胃酸の分泌量を増やすため、逆流性食道炎を引き起こす原因になります。
2.猫背などの不良姿勢による影響
自律神経は脳から背骨の中を通って、全身へと走っています。
そのため猫背などの不良姿勢があると、神経の出入り口で圧迫を受けることで、自律神経のバランスが乱れてしまいます。
同時に、不良姿勢は逆流性食道炎を引き起こす原因でもあります。
前屈みになることで、上半身の重みが体の前側にかかり、腹圧を高めてしまい、逆流を引き起こしやすくなります。
自律神経の乱れによる逆流性食道炎への影響
自律神経は内臓の働きを調整しているため、自律神経のバランスが乱れると、胃酸過多や逆流を防いでいる下部食道括約筋の働きの低下が起こりやすくなります。
また、自律神経が乱れると、腸の働きも低下させてしまいます。
腸の働きが低下し便秘になると、便が溜まって腹圧が上昇し、胃を圧迫することで逆流性食道炎を引き起こす原因となります。
逆流性食道炎と自律神経失調症に共通した原因があること。
そして自律神経の乱れが、逆流性食道炎を引き起こす原因となることによって、逆流性食道炎で悩んでいる方は、自律神経失調症にも悩まされやすい状態だといえます。
逆流性食道炎への対策とは?
逆流性食道炎や自律神経の乱れの原因である不良姿勢の問題ですが、この原因を自力で解消することは、難しいことです。
一時的に背筋を伸ばし、良い姿勢を心がけたとしても、良い姿勢を保ち癖づけるには、骨格のバランスを整える必要があるためです。
良い姿勢を心がけることは良いことですが、姿勢の問題を根本的に改善するには、治療を受けることが一番効果的です。
その上で、逆流性食道炎の方が自分で取り入れやすい対策としては、まずは普段の食事を見直し、内臓への負担を減らすことが重要です。
1.お肉や脂ものの比率を下げて、野菜や果物の比率を上げる
野菜や果物は胃酸の分泌量が少なく、胃の消化にかかる時間も短くすむため、胃に優しい食材です。
また、野菜や果物には食物繊維が豊富に含まれていて、腸の善玉菌を増やしたり、便通を促す効果があるため、腸にも良い効果があります。
意識して食事に野菜や果物などを取りいれるようにしてください。
2.よく噛み、腹八分目にする
噛む回数が少なく、すぐに飲みこんでしまうと、消化に時間がかかり胃の負担になります。
消化のために胃酸の分泌を増やしてしまうことにもなります。
噛む回数が増えると満腹中枢が刺激されやすくなり、食べ過ぎを防ぐことができるため、しっかりと噛んで食べることが大切です。
また、毎食しっかりと満腹になるまで食べていると、胃腸に大きな負担になってしまい、内臓疲労を招いてしまいます。
腹八分目にしていると、胃の容量に空きができ、胃酸の分泌量も抑えられるため、逆流しにくくなります。
よく噛み、腹八分目の食事を心がけてください。
3.便秘にならないように水をしっかりと飲む
胃腸をはじめとした内臓を活発に働かせるには、十分なお水が必要です。
1日に男性なら2~2.5リットル、女性でも1.5~2リットルの水が摂取の目安になります。
コーヒーや紅茶はカフェインの利尿作用で、体の水分を減らしてしまい、胃腸の働きを悪くしてしまいます。
嗜好品として飲むのは良いのですが、普段の水分補給はお水を飲むようにしてください。
*極端に水の量を増やすことは、胃に負担をかける恐れがあるので、胃の状態を見ながら徐々に水の摂取量を増やしてください。
逆流性食道炎を気にせず安心して毎日を過ごすために
まずはこれらの対策を取りいれてみてください。
抱えている程度の軽い方であれば、これらの対策でも十分な効果を得ることができます。
ただし、
- ・症状がきつく、生活に支障をきたしている方
- ・これまでに慢性化していて、なかなか治りきらないとお悩みの方
- ・すでに上記の対策を取り入れていて、それでも症状に悩まされている方
は、姿勢の調整や、自律神経の調整といった根本的な原因に対する治療を受ける必要があります。
逆流性食道炎は一度症状が悪化してしまうと、慢性化し、なかなか治りにくい症状です。
同時に自律神経の乱れによって、全身の様々な不調に悩まされている方もいます。
ですが、引き起こしている根本原因をしっかりと改善していけば、逆流性食道炎は決して良くならない症状ではありません。
毎日を不快な症状に悩まされず、安心して毎日を過ごせるようになってください。
→つらい逆流性食道炎の症状を改善するために、治療を受けたいとお考えの方は、当院の逆流性食道炎の施術をご覧ください
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長年悩んでいた逆流性食道炎が、薬を飲まずにいけるようになり治りました
逆流性食道炎と肩こりに悩んでいました。
どうしても治したかったから、最後に行きつくところですというフレーズと体験談を見て、こちらにかけてみようと思いました。
治療に通って、長年悩んでいた症状が、薬を飲まずにいけるようになり治りました。
ずっと病院へ行っていたのに、行かずに自分の持つ力で体が良くなっている実感があります。
ぜひ来てみてほしいです。
東住吉区在住 R.Nさん
*個人の感想で、成果を保証するものではありません。
片道1時間20分をかけてでも、通院するだけの費用対効果があります
1.股関節の痛み 2.便秘 3.逆流性食道炎
に悩んでいました。
通院に、片道1時間10分~20分かかること、回数が重なることによる費用のことで迷いましたが、転居前に通院していた先生の紹介なので来院を決めました。
施術を受けて、改善を実感できます。
当初は1のみの目的であったが、2と3も改善されました。
費用対効果は大きなものがあります。
長い人生、この際に体質改善も含めて、来院して下さい。
阪南市在住 阪上 正敏さん
*個人の感想で、成果を保証するものではありません。
胃の不調もなくなり、毎日の食事もしっかり食べれるようになりました
胃もたれ、むかつき、胃下垂、胃痛で、食欲があっても食べれない。
また、すぐに胃の不調が出るので、体の疲労感、寝ても疲れが取れないという悩みがありました。
20才前より胃に関して良いこと?(胃薬、ハーブティ、鍼治療など)を色々してきましたが、改善に繋がりませんでした。
遠方で、少し治療費も高いので、改善するか不安でしたが、年々体力も落ちていくので行くことを決意しました。
今では胃の不調もなくなり、毎日の食事もしっかり食べれるようになりました。
時間も、お金も必要ですが、体が変わっていく喜びを感じられると思います。
伊丹市在住 M.Sさん
*個人の感想で、成果を保証するものではありません。
逆流性食道炎が徐々に良くなっていき、症状も感じなくなりました
逆流性食道炎で、口の中、舌がヒリヒリ、のどに舌たいがひっついた感じがあり悩んでいました
インターネットでいろいろ探して、自宅から近く良さそうだったので、行くことにしました。
治療を受けていくと、徐々に良くなっていき、症状も感じなくなりました。
同じ症状の方、一度来院していただいたら良いと思います。
住吉区在住 A.Kさん
*個人の感想で、成果を保証するものではありません。
創輝(そうき)鍼灸整骨院
〒558-0003
大阪府 大阪市住吉区 長居3-2-3-1F
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