逆流性食道炎の方にとって、ランニングは体に良いのか?
あなたは、このようなお悩みはありませんか?
- 走っていると胸焼けがしてきて、気持ち悪くて走り続けられない
- 逆流性食道炎だが、ランニングはして良いのか分からない
- 競技レベルで走っているが、胸焼けがきつく、練習を続けてよいのか不安
逆流性食道炎は、胃から食道へ胃酸などが逆流する症状です。
胃酸が逆流することで、食道の粘膜を荒らし、炎症を引き起こします。
逆流性食道炎の一般的な症状として、のどの違和感、胃もたれ、胸焼け、げっぷ、腹部膨満感、呑酸(どんさん)などがあります。
逆流性食道炎の方の中には、走ることが好きな方も多く、健康目的から大会に出場する競技レベルまで、幅広い層の方がランニングをしています。
ですが逆流性食道炎の方は、健康なランナーよりも、走っている間に胸焼けがしたり、胃痛が起きやすいといった症状に悩まされやすい傾向があります。
そのため、逆流性食道炎を抱えていると、走るのは健康に良くないのではないか。
また競技レベルで真剣に走っている方では、胸焼けや胃痛のために力を出しきれず、どうしたら良いのかと悩んでいる方が多くいます。
ランニングなど走ることは、逆流性食道炎の方にとって良いことなのでしょうか?
逆流性食道炎の方が軽くランニングをする場合の影響
ランニングは健康のためやストレス発散目的で軽く走る場合であれば、逆流性食道炎に良い影響が期待できます。
程度の軽いランニングは、運動不足を解消し、全身の血液循環を良くしたり、自律神経を整え、内臓の働きを活発にしてくれます。
また、逆流性食道炎の原因である、肥満の改善やストレスの解消にも効果的です。
走ってみて胸焼けなどの症状が出てしまう場合には、食後すぐに走らないことや、走るペースを落とし、ウォーキングやジョギングから徐々にペースを上げてみてください。
または後ほど紹介する食事の改善を優先して、ランニングを楽しんでください。
逆流性食道炎の方が、競技レベルで本格的に走る場合の影響
軽く走る場合と違い、逆流性食道炎の方が競技レベルで走る場合には内臓に負担がかかるため、注意が必要です。
主に次の2つの理由によって、逆流性食道炎を悪化させる原因となりえます。
1.内臓が揺れ続けてしまう
体の上下の動きや着地の際の振動などによって、内臓が大きく揺れてしまいます。
長時間揺れ続けることで、内臓が疲労してしまい、逆流性食道炎の症状を引き起こす原因となります。
2.内臓への血流が低下した状態が続く
運動時には、筋肉に血液の大半が流れ込み、内臓への血流は大きく減少します。
安静時には全身の血液の40%ほどが流れている内臓への血流は、運動時には、わずか7、8%前後まで低下すると言われています。
内臓への血流が持続的に低下することで、胃腸に負担がかかり、胃酸の分泌量が増えたり、胃炎や胃痛、腹痛を引き起こす原因となります。
また、競技レベルで走っている方で体に痛い箇所があり、走る前に痛み止めを服用している方がいます。
ですが、痛み止めは胃を荒らすうえ、特に腎臓への血流を妨げることになるため、内臓への負担が大きく、最悪のケースでは急性腎不全を招く例も報告されており、避けることをおすすめします。
3.負荷の高い持続的な運動によるストレス
ストレスを受けると、胃酸の分泌が増え、胃炎が引き起こされるため、逆流性食道炎の症状を悪化させてしまいます。
多くの方はストレスというと精神的なものをイメージされますが、関節の痛みや疲労感など、強度の高い運動時は多くの体へのストレスがかかり、結果、胃に負担をかけます。
これらの原因によって、競技レベルでのランニングは胃に大きな負担をかけるため、逆流性食道炎に悪影響を与えてしまいます。
フルマラソンやウルトラマラソンなどの特に長距離になればなるほど、練習でも体に大きな負担がかかります。
そのため、逆流性食道炎の症状をガマンして、無理に走り続けることはおすすめできません。
胸焼けなどの症状をなくし、不調に悩まされずに走るためにも、逆流性食道炎への対策を取ることが重要です。
快適に走るために逆流性食道炎の方が取れる対策とは?
逆流性食道炎は、自律神経の乱れや不良姿勢など、様々な問題によって引き起こされますが、自分で取り入れやすい対策として、普段の食事を見直し、内臓への負担を減らすことが重要です。
1.お肉や脂ものの比率を下げて、野菜や果物の比率を上げる
野菜や果物は胃酸の分泌量が少なく、胃の消化にかかる時間も短くすむため、胃に優しい食材です。
また、野菜や果物には食物繊維が豊富に含まれていて、腸の善玉菌を増やしたり、便通を促す効果があるため、腸にも良い効果があります。
意識して食事に野菜や果物などを取りいれるようにしてください。
2.よく噛み、腹八分目にする
噛む回数が少なく、すぐに飲みこんでしまうと、消化に時間がかかり胃の負担になります。
消化のために胃酸の分泌を増やしてしまうことにもなります。
噛む回数が増えると満腹中枢が刺激されやすくなり、食べ過ぎを防ぐことができるため、しっかりと噛んで食べることが大切です。
また、毎食しっかりと満腹になるまで食べていると、胃腸に大きな負担になってしまい、内臓疲労を招いてしまいます。
腹八分目にしていると、胃の容量に空きができ、胃酸の分泌量も抑えられるため、逆流しにくくなります。
よく噛み、腹八分目の食事を心がけてください。
3.便秘にならないように水をしっかりと飲む
胃腸をはじめとした内臓を活発に働かせるには、十分なお水が必要です。
1日に男性なら2~2.5リットル、女性でも1.5~2リットルの水が摂取の目安になります。
コーヒーや紅茶はカフェインの利尿作用で、体の水分を減らしてしまい、胃腸の働きを悪くしてしまいます。
嗜好品として飲むのは良いのですが、普段の水分補給はお水を飲むようにしてください。
*極端に水の量を増やすことは、胃に負担をかける恐れがあるので、胃の状態を見ながら徐々に水の摂取量を増やしてください。
逆流性食道炎を気にせず、安心して走れるようになるために
まずはこれらの対策を取りいれてみてください。
抱えている程度の軽い方であれば、これらの対策でも十分な効果を得ることができます。
ただし、
- ・症状がきつく、生活に支障をきたしている方
- ・これまでに慢性化していて、なかなか治りきらないとお悩みの方
- ・すでに上記の対策を取り入れていて、それでも症状に悩まされている方
は、姿勢の調整や、自律神経の調整といった根本的な原因に対する治療を受ける必要があります。
逆流性食道炎は一度症状が悪化してしまうと、慢性化し、なかなか治りにくい症状です。
薬を飲んでも良くならないと悩んでいる方が多くいます。
ですが、引き起こしている根本原因をしっかりと改善していけば、逆流性食道炎は決して良くならない症状ではありません。
毎日を不快な症状に悩まされず、安心して快適に走れるようになってください。
→つらい逆流性食道炎の症状を改善するために、治療を受けたいとお考えの方は、当院の逆流性食道炎の施術をご覧ください
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長年悩んでいた逆流性食道炎が、薬を飲まずにいけるようになり治りました
逆流性食道炎と肩こりに悩んでいました。
どうしても治したかったから、最後に行きつくところですというフレーズと体験談を見て、こちらにかけてみようと思いました。
治療に通って、長年悩んでいた症状が、薬を飲まずにいけるようになり治りました。
ずっと病院へ行っていたのに、行かずに自分の持つ力で体が良くなっている実感があります。
ぜひ来てみてほしいです。
東住吉区在住 R.Nさん
*個人の感想で、成果を保証するものではありません。
片道1時間20分をかけてでも、通院するだけの費用対効果があります
1.股関節の痛み 2.便秘 3.逆流性食道炎
に悩んでいました。
通院に、片道1時間10分~20分かかること、回数が重なることによる費用のことで迷いましたが、転居前に通院していた先生の紹介なので来院を決めました。
施術を受けて、改善を実感できます。
当初は1のみの目的であったが、2と3も改善されました。
費用対効果は大きなものがあります。
長い人生、この際に体質改善も含めて、来院して下さい。
阪南市在住 阪上 正敏さん
*個人の感想で、成果を保証するものではありません。
胃の不調もなくなり、毎日の食事もしっかり食べれるようになりました
胃もたれ、むかつき、胃下垂、胃痛で、食欲があっても食べれない。
また、すぐに胃の不調が出るので、体の疲労感、寝ても疲れが取れないという悩みがありました。
20才前より胃に関して良いこと?(胃薬、ハーブティ、鍼治療など)を色々してきましたが、改善に繋がりませんでした。
遠方で、少し治療費も高いので、改善するか不安でしたが、年々体力も落ちていくので行くことを決意しました。
今では胃の不調もなくなり、毎日の食事もしっかり食べれるようになりました。
時間も、お金も必要ですが、体が変わっていく喜びを感じられると思います。
伊丹市在住 M.Sさん
*個人の感想で、成果を保証するものではありません。
逆流性食道炎が徐々に良くなっていき、症状も感じなくなりました
逆流性食道炎で、口の中、舌がヒリヒリ、のどに舌たいがひっついた感じがあり悩んでいました
インターネットでいろいろ探して、自宅から近く良さそうだったので、行くことにしました。
治療を受けていくと、徐々に良くなっていき、症状も感じなくなりました。
同じ症状の方、一度来院していただいたら良いと思います。
住吉区在住 A.Kさん
*個人の感想で、成果を保証するものではありません。
創輝(そうき)鍼灸整骨院
〒558-0003
大阪府 大阪市住吉区 長居3-2-3-1F
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