逆流性食道炎が夜中にひどくなる原因とは?
あなたは、このようなお悩みはありませんか?
- 逆流性食道炎が夜中になるとひどくなり、眠れない
- 夜になると、のどの違和感やげっぷ、胸焼けが出てくる
- 咳で目が覚めてしまう
逆流性食道炎は、胃から食道へ胃酸などが逆流する症状です。
胃酸が逆流することで、食道の粘膜を荒らし、炎症を引き起こします。
逆流性食道炎の一般的な症状として、のどの違和感、胃もたれ、胸焼け、げっぷ、腹部膨満感、呑酸(どんさん)などがあります。
逆流性食道炎でお悩みの方は、夜中になると症状に悩まされるという方が少なくありません。
日中はそれほど辛いと思っていないのに、寝る前になると胸焼けやのどの違和感が気になって眠れなかったり、寝ているうちに咳をし始めて、目が覚めてしまうという方が多くいます。
睡眠の質も落ちてしまい、疲れが取れなかったり、あるいはストレスが溜まりますます症状が悪化してしまうというケースもみられます。
逆流性食道炎ではこのような症状で悩んでいる方が多く、「睡眠関連胃食道逆流症」という名前がつけられています。
なぜ、逆流性食道炎は夜中に症状が出やすいのでしょうか?
また、どのような対策を取れば良いのでしょうか?
逆流性食道炎が夜中にひどくなる5つの原因
1.お肉や脂ものの多い食事
1日の食事の中で、朝食や昼食に比べると、夕食はお肉や脂ものといった濃い食事を取る方が少なくありません。
ところが、これらの食事は消化に時間がかかるため胃に負担をかけ、胃酸の量を増やします。
そのうえ、消化の際に分泌されるコレシストキニンというホルモンの働きが、逆流を防ぐ下部食道括約筋の働きを低下させるため、逆流しやすい状態を招いてしまいます。
2.アルコール
お酒が好きな方、仕事の付き合いでと理由は様々ですが、夜にアルコールを飲む方は少なくありません。
アルコールは胃酸の量を増やし、下部食道括約筋の働きが低下するため、逆流性食道炎を引き起こしやすくなります。
また、睡眠の質を低下させるため、夜中に目が覚めやすくなる原因でもあります。
3.噛む回数や食べすぎなど食事の取り方の問題
どのような食事を取るかという問題に加えて、食べ方も逆流性食道炎に大きく影響します。
夜は食事量の多い方が少なくありません。
噛む回数が少なかったり、食べ過ぎや飲み過ぎといった食事の取り方は、胃腸に負担のかかり、胃酸の分泌量も増えるため、逆流しやすくなってしまいます。
4.遅い晩御飯など食事の時間の問題
日中であれば、食後に横になることはありませんが、夜は食事の後、睡眠のために横になります。
体が横になることで、食道の位置が低くなるため、胃酸が逆流しやすい状態になります。
また、働いていて帰りが遅く、夜遅くに食事をとる方は、食事から寝るまでの時間が短いため、胃の中に食べ物や胃酸が残っていて、より逆流しやすい状態になってしまいます。
5.ストレス
逆流性食道炎を引き起こす要因として、ストレスの問題があります。
ストレスを感じると胃酸の分泌量が増えてしまうため、逆流性食道炎の症状が悪化します。
寝る前に色々と考え込んでしまう方では、ストレスを感じやすく、逆流しやすくなってしまいます。
また、のどの違和感や不眠などの不快な症状は、ストレスの発生源になるため、悪循環になりやすい特徴があります。
夜中にひどくなる逆流性食道炎への対策とは?
逆流性食道炎の方が自分で取り入れやすい対策としては、まずは普段の食事を見直し、内臓への負担を減らすことが重要です。
1.野菜や果物を積極的に食べ、お肉や脂ものの比率を減らす
お肉や脂ものの食事は、胃酸の分泌量を増やし、消化にも時間がかかるため、胃腸への負担の大きな食材です。
野菜や果物は、胃酸の分泌量も少なく、胃の消化にかかる時間も短くすむため、胃に優しい食材です。
また、野菜や果物には食物繊維が豊富に含まれていて、腸の善玉菌を増やしたり、便通を促す効果があるため、腸にも良い効果があります。
意識して食事に野菜や果物などを取りいれるようにしてください。
2.アルコールは飲む頻度を減らし、飲むときは度数を下げる
仕事の付き合いなどで、飲まないといけない日もあるかもしれません。
どうしても飲まないといけない時は、水割りで薄めるなど、度数を減らす工夫を行うと効果的です。
また、ビールはアルコール度数は低いのですが、炭酸によってげっぷをひきおこし、逆流しやすくなってしまいます。
3.よく噛むことで消化を助ける
胃の蠕動運動による働きは、腸へと食物を送り出す役割に加えて、胃酸を食べ物と絡ませ、消化を助ける役割があります。
噛む回数が少ないと、食物が大きいため消化に時間がかかり、また蠕動運動にも大きな力を必要とします。
よく噛むことで消化を助け、また腸への移動もしやすくなり、負担を減らすことができます。
4.できるだけ早めに食事を取る
胃での消化は、野菜や果物などの早いものでも1~2時間程、タンパク質などの長いものでは6時間もかかると言われています。
お仕事の都合などで食事の時間が遅くなってしまう方も、できるだけ早く食事を取るように心がけてください。
どうしても早めに食事を取れない方は、1の対策のように、できるだけ胃腸に負担をかけない食事を心がけてください。
5.水をしっかりと飲む
胃腸をはじめとした内臓を活発に働かせるには、十分なお水が必要です。
1日に男性なら2~2.5リットル、女性でも1.5~2リットルの水が摂取の目安になります。
コーヒーや紅茶はカフェインの利尿作用で、体の水分を減らしてしまい、胃腸の働きを悪くしてしまいます。
嗜好品として飲むのは良いのですが、普段の水分補給はお水を飲むようにしてください。
*極端に水の量を増やすと、胃に負担をかける恐れがあるので、胃の状態を見ながら徐々に水の摂取量を増やしてください。
逆流性食道炎に悩まされず、ぐっすり寝るために
まずはこれらの対策を取りいれてみてください。
抱えている程度の軽い方であれば、これらの対策でも十分な効果を得ることができます。
ただし、
- ・症状がきつく、生活に支障をきたしている方
- ・薬を飲んでも良くならないとお悩みの方
- ・すでに上記の対策を取り入れていて、それでも症状に悩まされている方
は、姿勢の調整や、自律神経の調整といった根本的な原因に対する治療を受ける必要があります。
逆流性食道炎は一度症状が悪化してしまうと、慢性化し、なかなか治りにくい症状です。
薬を飲んでも良くならないと悩んでいる方が多くいます。
ですが、引き起こしている根本原因をしっかりと改善していけば、逆流性食道炎は決して良くならない症状ではありません。
毎日を不快な症状に悩まされず、ぐっすり寝れるようになってください。
→つらい逆流性食道炎の症状を改善するために、治療を受けたいとお考えの方は、当院の逆流性食道炎の施術をご覧ください
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長年悩んでいた逆流性食道炎が、薬を飲まずにいけるようになり治りました
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東住吉区在住 R.Nさん
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片道1時間20分をかけてでも、通院するだけの費用対効果があります
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阪南市在住 阪上 正敏さん
*個人の感想で、成果を保証するものではありません。
胃の不調もなくなり、毎日の食事もしっかり食べれるようになりました
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今では胃の不調もなくなり、毎日の食事もしっかり食べれるようになりました。
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逆流性食道炎が徐々に良くなっていき、症状も感じなくなりました
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創輝(そうき)鍼灸整骨院
〒558-0003
大阪府 大阪市住吉区 長居3-2-3-1F
受付時間:午前 9:00~13:00
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