足首の捻挫でバスケが長年できず悩んだ少年が全力でプレーできた理由
足首の捻挫は負傷した直後の痛みが引き、治ったと思ったあと、後遺症を残すケースが少なくありません。
ちょっとした動作ですぐに痛くなる、頻繁に捻ってしまういわゆる「捻挫癖」になるといった後遺症が多く、かばって膝や腰など他の関節を痛めるケースも見られます
今回ご紹介するNくんは、バスケットボールに励む小学五年生の男の子。
一年生の頃から続けていると言います。
捻挫のキッカケは二年生の夏の頃です。
バスケの練習中に右足首を捻挫しました。
Nくんのお母さんによると、
「軽い捻挫ではなく、完全に捻ったな、と分かるような状態でした」
といいます。
Nくんは近くの整骨院に通います。
電気や超音波を受けても痛みが改善せず、その後整形外科に通い、『右足関節靭帯損傷』の診断を受けました。
半年間にわたってテーピングや電気、超音波の治療を受け続け、バスケに復帰します。
これがその後、長い捻挫の後遺症に悩まされる始まりでした。
半年の治療を終えてバスケに復帰したその半年後、3年生の夏頃には、今度は踵の強い痛みに悩まされます。
整形外科ではシーバー病(踵骨骨端症)と診断を受け、安静指導と湿布を処方されますが、治りません。
前回とは別の整骨院に通い、ようやく治ったと思って練習を再開したのもつかの間、4年生の秋ごろには両膝の痛みに悩まされるよう。
その冬には再び足首の痛みに悩まされる……。
Nくんはご両親に連れられて、その度に病院をはじめ、色々な治療を受けました。
このように何度も負傷と改善を繰り返し、大好きなバスケを思うようにプレーできない状態が続いていました。
度重なる痛みにN君も、
(またすぐ痛くなるんじゃないか、また捻るんじゃないかなって不安だった)
と本気で動くことに怖さを覚えるようになってしまいました。
もともと体を動かすことが好きで、バスケも大好きだというのに、思いっきりプレーできないことに悔しい思いをする日々を送ります。
ご両親も不安を感じています。
「病院で治ったと言われているのに、ちょっと運動したら痛がるから、この子は大げさなんじゃないかと、最初は思っていました」
「でも、これだけ長いこと言い続けるから、本当なんだろうな、と途中で考えが変わりました」
「運動するたびに痛がる場所も変わるから、実は体のどこかが悪いんじゃないかと心配になってました」
いったい何が原因なのか。
どうしたらケガに悩まされなくなるのか。
色々と調べた結果行きついたのが、当院のホームページでした。
足首の捻挫の後遺症に、関節のバランスの崩れ、ゆがみが関係していると知り、来院を決めます。
「これまでに何度も治っていなかったこともあり、本当に完治するのかという不安は正直ありました」
そんな不安を抱えての来院でした。
問診や検査をした結果、N君の足首の関節のバランスが崩れていたことが分かりました。
捻挫をしてから何度も負傷を繰り返していたこともあり、崩れ方が大きく、捻れがあるなど、複雑な崩れ方をしていました。
また、その足首をかばいながら運動したことで、膝をはじめ他の関節にまで歪みが出ていました。
当院の治療では、関節のバランスを整えていきます。
関節のバランスが整うに連れ、N君の足首の痛みは減っていき、動けるようになっていきます。
これまで何度も痛みに悩まされていたN君。
「ふつうに歩いてても痛くないって分かってるけど、全力で走るのはちょっとまだ怖い……」
部分的に練習を再開していきますが、最初は関節が整ってからも、また痛くなるんじゃないか、という全力で動くことに不安がありました。
治療を続けた結果、N君は全力を出しても痛みが再発することなく、全力でバスケができるようになります。
ご両親も安心され、大いに喜ばれていました。
今ではコートの上で、全力でプレーを続けていることでしょう。
足首の捻挫は歪みが残りやすく、後遺症を残すケースが多いです
足首の捻挫は、その後にちょっとしたことで痛くなったり、容易に捻挫しやすくなる、いわゆる「捻挫癖」がついたりと、その後に影響が及ぶことの多い症状です。
一度捻挫をして後遺症に悩まされるようになると、普通にしていて改善されることは少ないです。
当院に来院された患者さんにも、数年間悩んでいた人が多く、長い人では二十年近く悩み続けていたという方もいます。
捻挫の後遺症で悩む方の多い理由には、
- ・負傷直後にしっかり治療できていなかった
- ・骨折しているわけではないため、レントゲン等の検査では異常が見つからない
- ・関節の歪みを整える治療院などが少ない
といった問題があります。
足首の捻挫の後遺症が改善することで、痛みを気にせず出かけられる、スポーツで思いきり体を動かせるなど、それまでガマンしていたことを再開できて喜ばれることが多いです。
N君が色々な治療院を巡ったように、どこでも改善するとは言いがたい症状ですが、けっして改善しないものではありません。
足首周りの関節のバランスの崩れや体重のかかり方などを正しい状態へと整えれば、良くなる症状です。
捻挫の後遺症で悩んでいる方は、治る方法はある、ということをぜひ知っておいてください。
当院での足首の捻挫の治療を知りたい方は、コチラをご覧ください。
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