足首の捻挫が治らずにヨガができなかった方が治った理由とは?
ヨガをしている方の中で、足首の捻挫の後遺症に悩む方は少なくありません。
様々なポーズを行うのに、足首に大きな負担がかかりやすいため、捻挫の症状があると、大きな支障を来たしてしまいます。
特に捻挫の後遺症がいつまでも長引くケースでは、ヨガをやりたくてもできないと悩む原因になってしまいます。
当院に来院されたHさんも、足首の捻挫に長らく悩まされた患者さんの一人です。
Hさんは40代の女性で、ヨガのインストラクターをされています。
ある日、階段で足を滑らせたHさんは、落ちるのをなんとか耐えようと、グッと踏ん張りました。
幸い転倒には至りませんでしたが、その時に足首を捻挫してしまいます。
「足首が腫れて、外のくるぶしと足の前側も痛くなっていました」
足首の捻挫が原因で、思うようにヨガができなくなったことが、大きな悩みになっていました。
「思うようにポーズが取れないし、仕事に支障を来たしていてとても困っていました」
整骨院で2週間ほど治療を受けますが、痛みが減りません。
その後、Hさんは整形外科でレントゲンを撮りますが、骨には異常がないと診断されました。
Hさんは整体にも通いましたが、一向に治りません。
「早く治そうとリハビリやストレッチなど色々と試しました」
「痛みがなかなか引かないので、出かけるのもずっとガマンしています」
「このまま治らないんだろうかと考えると、この先の仕事がすごく不安でした……」
生活にも支障が出ていて、治らないからと放っておくわけにもいきません。
色々な整体に通い、そうこうしている内にどんどん月日が経っていました。
Hさんは足首を治そうと色々と探した末に、当院のHPを見て、来院を決めます。
当院で問診や検査をした結果、Hさんのお体の問題点が分かりました。
足首周りの骨のバランスが崩れてしまっていました。
レントゲンで脱臼と診断されるような異常ではありませんが、骨と骨の位置が噛み合わないために、関節や靭帯に負担がかかり続け、いつまでも痛みを感じる状態になっていました。
また、一般的に捻挫で見られるのは、内反捻挫と呼ばれる、足首が左右にバランスを崩すタイプです。
が、Hさんの場合は階段で落ちる際に踏ん張ったことで、足が後方にもズレて、余計に治りづらい状態になっていました。
当院ではHさんの足の関節のバランスを整えていきました。
関節を整えていくと、Hさんの足首は痛みが解消されていきます。
ちょっとした動作でも痛みを感じていたものが、普通に歩けるようになり、やがてしっかりと運動ができるまでに改善されました。
「これでヨガの仕事も不安なくできます」
また、休日には外出を楽しんだり、山登りをされたりと、良くなった足で日々を充実して過ごされています。
足首の捻挫がリハビリやストレッチで治らないときの原因とは?
ヨガをしている方には、足首の捻挫の後遺症が悩みになっているケースが少なくありません。
足首の痛みや腫れが原因で思ったようなポーズが取れないなど、支障を来たしてしまいます。
多くの捻挫は急性の時期に安静にして、落ち着いてからはリハビリやストレッチをすることで治ります。
ですが、中にはいつまでも治らないケースがあります。
何度も捻挫を繰り返す「捻挫癖」、いつまでも鈍い痛みが続く「後遺症」があります。
このような場合では、足首周りの関節のバランスが崩れてしまっているケースが非常に多いです。
関節のバランスが崩れることで、足首にかかる負担が局所に集中したり、靭帯に強い負担がかかることで、いつまでも症状が残り続ける原因になります。
また、足首の関節のバランスが崩れることで、重心が偏ったりして、膝や股関節、腰といった他の関節のバランスの崩れや姿勢の悪化を招く原因になります。
ヨガに真剣に取り組んでいる方ほど、自分で良くできないかと色々試されるかもしれません。
ただ、一度関節のバランスが崩れると、ヨガに限らずストレッチやリハビリなどで勝手に整うことは滅多になく、ほとんどのケースで関節のバランスを整える治療が必要です。
もし、自分で色々なストレッチやポーズなどを試してもダメな場合は、関節のバランスの崩れを疑って、骨格を整える治療を受けてください。
骨格のバランスをしっかりと整えられる治療は、どこでも受けられるわけではありませんが、バランスが整うことで、足首の違和感や痛みから解放され、ヨガにも不安なく取り組めます。
真剣に取り組んでいる方、深刻に悩んでいる方ほど、一度検討してみてください。
当院での足首の捻挫の治療を知りたい方は、コチラをご覧ください。
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