胃下垂が腸に与える3つの悪影響とは?
あなたはこのようなお悩みはありませんか?
- 胃もたれや胃痛、便秘などの症状がある
- 胃薬や便秘薬を減らしたい
- 下腹のぽっこりに悩んでいる
- 腹筋や運動などをしても胃下垂が改善しない
胃下垂とは、胃が正常な位置よりも下に垂れ下がった状態を言います。
下垂することで胃の機能が低下してしまいます。
胃下垂を引き起こす主な原因は、一般的には筋肉や脂肪が不足していて、胃をはじめとする内臓を正常な位置に保てないからだと言われています。
胃下垂が引き起こす症状には、胃痛や胃もたれといった胃の症状、冷え性や生理痛などがあります。
また、胃下垂の方に多くみられるのが、便秘や下痢といった腸の不調に悩まされるケースです。
胃が下垂することで、腸にどのような影響を与えているのでしょうか。
なぜ、便秘や下痢といった便通の不調は、引き起こされてしまうのでしょうか?
また、どのような対策を取れば良いのでしょうか?
胃下垂が腸に与える3つの悪影響
1.腸が圧迫を受け、機能が低下してしまう
胃が下垂することで、腸が圧迫を受けます。
圧迫を受けた腸は、血流やリンパの流れが悪くなります。
また、腸の通り道が狭まったりすることで機能が低下し、便秘や下痢を引き起こしてしまいます。
2.消化不良を起こすことで、腸の負担が増す
胃下垂の方は胃の機能が低下しているため、食べたものの消化や、腸へと送り出す蠕動運動が上手くいかず、消化不良を起こしてしまいます。
消化が不十分な食べ物が送りこまれることで、腸に大きな負担がかかり、便秘や下痢などの症状を引き起こす原因となります。
3.内臓全体が下垂することで下腹がぽっこりと出てしまう
胃下垂の状態が長期間に及ぶと、胃に圧迫を受けた内臓全体が下垂してしまいます。
内臓が下垂することで、下腹部がぽっこりと膨らむ原因となってしまいます。
特に食後では食べた物が胃腸に溜まるため、多くの方が外見上でも気になるほど悩んでいらっしゃいます。
胃下垂の方はこれら3つによって、腸にさまざまな悪影響を及ぼしています。
では、これらの症状を改善するには、どうしたら良いのでしょうか?
胃下垂の方が腸の不調を改善するために
腸に様々な悪影響を与える胃下垂ですが、胃下垂を引き起こす原因には、骨格のゆがみからくる姿勢の問題や、自律神経の乱れなど、自力で改善することが難しい原因が多くあります。
ご自身で腹筋などの対策を取っても効果がみられない方は、これらの原因を複数抱えている可能性が高いです。
そのため、胃下垂を改善するには治療を受けることが一番効果的です。
ご自身で今すぐ取れる効果的な対策には、食事の取り方に気を付けて、胃の負担を減らしてあげること、胃腸に優しい食事を取ることの2つがあります。
1.野菜や果物を積極的に食べ、お肉や脂ものの比率を減らす
お肉や脂ものの食事は、胃酸の分泌量を増やし、消化にも時間がかかるため、胃腸への負担の大きな食材です。
野菜や果物は、胃酸の分泌量も少なく、胃の消化にかかる時間も短くすむため、胃に優しい食材です。
また、野菜や果物には食物繊維が豊富に含まれていて、腸の善玉菌を増やしたり、便通を促す効果があるため、腸にも良い効果があります。
意識して食事に野菜や果物などを取りいれるようにしてください。
2.よく噛むことで消化を助ける
胃の蠕動運動による働きは、腸へと食物を送り出す役割に加えて、胃酸を食べ物と絡ませ、消化を助ける役割があります。
噛む回数が少ないと、食物が大きいため消化に時間がかかり、また蠕動運動にも大きな力を必要とします。
よく噛むことで消化を助け、また腸への移動もしやすくなり、負担を減らすことができます。
まずはこれらの対策を取りいれてみてください。
症状の程度の軽い方であれば、これらの対策でも十分な効果を得ることができます。
ただ、胃下垂は慢性化している方が多く、自力だけでの対策では、なかなか改善されない傾向があります。
もし、これらの対策を行っても効果がみられない場合は、姿勢の調整や、自律神経のバランスの調整など、根本的な原因に対しての治療を受ける必要があります。
胃下垂の方が胃腸の不調に悩まされないために
一般的に胃下垂は良くなりにくい症状だと言われています。
そのため、胃下垂によって起こる腸の不調といったお悩みも、自力で改善することは困難です。
ですが、引き起こしている根本的な原因を解決していけば、決して良くならない症状ではありません。
ご自身で対策を取れるところは取り、それに加えて根本原因に対する治療を受けることをおすすめします。
お腹の状態が良くなると、気持ちにまで良い影響を与えます。
一日も早く調子よく過ごせるようになってください。
→つらい胃下垂の症状を改善するために、治療を受けたいとお考えの方は、当院の胃下垂の施術をご覧ください
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