胃下垂と妊娠しにくいというお悩みの関係は?
この記事を読まれている方は、妊娠ができない(しづらい)という問題に悩まれていると思います。
胃下垂の方は、冷え性やきつい生理痛、不妊に悩んでいる方が少なくありません。
また、痩せていることが多く、太りたくても太れないというお悩みを持っている方も多くいます。
胃下垂と不妊には、一見何の関係もないように思えますが、実は二つの悩みには深い関係性があります。
胃下垂とは、胃が正常な位置よりも下に垂れ下がった状態を言います。
下垂することで胃の機能が低下してしまいます。
また、胃の不調だけではなく、各内臓の不調を引き起こす引き金にもなってしまう症状です。
この記事では、胃下垂が妊娠しにくくなってしまう原因について解説してます。
胃下垂の方が妊娠しにくい3つの理由
子宮は生理で血が出ることからイメージしやすいと思いますが、非常に血液の流れが重要な内臓です。
この血流を悪化させてしまう原因が、次の3つです。
1.胃が下垂して、子宮が圧迫されている
胃下垂は状態が酷くなると、内臓全体の下垂を招き、子宮を常に圧迫します。
圧迫を受けることで血流やリンパの流れが悪くなるため、機能が低下し、妊娠しにくい状態になってしまいます。
2.内臓全体の働きが低下し、お腹周りの血流が悪く、冷えてしまう
胃下垂程度のきつい方は、胃だけではなく内臓全体が下垂し、機能が低下しています。
内臓は安静時には全身の50%もの熱を産生しています。
そのため、内臓の機能が低下すると体の冷えを招きます。
胃下垂の方は冷え性の方が非常に多いのも、このためです。
子宮も冷えてしまい、妊娠しにくい状態になってしまいます。
3.姿勢が悪く、自律神経が乱れる
胃や子宮といった内臓は主に自律神経によって働きをコントロールされています。
胃下垂の原因の1つに、姿勢不良による自律神経の乱れがあります。
自律神経の乱れによって胃が影響を受けるのと同様、子宮の働きも影響を受けます。
さらに、自律神経は血流にも大きく関係していて、バランスが乱れることで冷え性を助長し、妊娠しにくい状態になってしまいます。
胃下垂を良くして妊娠しやすい体になるために
胃下垂によって内臓や子宮の働きが低下した状態だと、必ずしも授からないというわけではないですが、妊娠する可能性は下がってしまいます。
胃下垂が原因で、授かりにくくなっている方の場合は、不妊治療を受けることも良いのですが、先に胃下垂や姿勢不良といった妊娠しにくくしている根本原因を解消することが重要です。
幸いなことに、胃下垂自体は改善しない症状ではありません。
当院ではたくさんの方が改善しています。
自力で改善したいという方にも記事を書いていますので、ご自身の目的と合わせてご覧ください。
→胃下垂・不妊の症状を改善するために、治療を受けたいとお考えの方は、当院の施術をご覧ください
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