なぜ胃下垂の方の下腹ぽっこりは、ダイエットをしても凹まないのか?
あなたはこのようなお悩みはありませんか?
- 下腹ぽっこりを凹ますためにダイエットをしているのに、効果がない
- トレーニングをしているけれど、下腹が凹まない
- 下腹が出ているので、体のラインが出る服が着れない
胃下垂とは、胃が正常な位置よりも下に垂れ下がった状態を言います。
下垂することで胃の機能が低下してしまい、胃痛や胃もたれといった症状を引き起こします。
また、胃の不調だけではなく、太れない問題や、冷え性、肩こりなど全身の様々な不調を引き起こす引き金にもなってしまう症状です。
胃下垂の方は、下腹ぽっこりを改善するためにダイエットをしても、凹まないとお悩みのケースが、とても多くみられます。
食事の量を抑えたり、運動をしたりしているのに、下腹だけがいつまでもぽっこりと出てしまう。
腹筋をしても効果がみられず、ウエストサイズに変化がみられないと悩んでいる方が少なくありません。
胃下垂の方は体型的に元々痩せている方でも、下腹ぽっこりに悩まされているケースが非常に多くみられます。
なぜ、胃下垂の方はダイエットをしても下腹だけが出てしまうのでしょうか?
また、どのような対策が取れるでしょうか?
胃下垂の方の下腹がダイエットをしても出たままな理由とは?
1.胃下垂によって内臓下垂まで引き起こされるから
下腹だけがぽっこりと出てしまう原因は、脂肪がついているわけではなく、その奥に内臓が集まってしまっているためです。
胃下垂は胃が下垂した状態ですが、その状態が長期に及ぶと、胃に圧迫を受けた他の内臓まで下垂していきます。
下垂した内臓は、最終的に骨盤に支えられ、下腹部が内臓によって膨らみます。
その反面、本来内臓があった部分は凹むため、上腹部は細く見えて余計に下腹部が目立つことになってしまいます。
2.猫背など姿勢の問題があるから
胃下垂の原因の一つに、猫背など姿勢の問題があります。
前屈みになることで上体の重みがお腹側にかかるため、圧迫を受けた胃が下垂してしまいます。
また、猫背などの悪い姿勢は骨盤が落ち、腹圧がかからない状態です。
そのため、下垂した内臓が腹圧によって押さえられず、より下腹が出た状態になってしまいます。
これら二つの原因によって、胃下垂の方はダイエットをして痩せたとしても、下腹だけが出た状態になってしまいます。
姿勢の問題も胃下垂に直接関係しているため、下腹ぽっこりの根本的な解決には、ダイエットではなく胃下垂自体を改善する必要があります。
胃下垂の方がダイエット以外でできる下腹ぽっこり対策とは?
家事や仕事などで手を良く使っていると、どうしても姿勢が前屈みになってしまいます。
悪い姿勢が長時間続くと、その状態が癖づいてしまいます。
そのため、普段から小まめに体操を行うことが、姿勢を良くし胃下垂を緩和させるのに効果的です。
姿勢の改善のために手軽に習慣化できるのが次の2つの体操です。
1.バンザイをして背筋を伸ばす
多くの日常の動作は体の前側で行われます。
そのため、自然と背筋は丸くなります。
一日に数回バンザイをするだけで、不良姿勢の癖づけを予防することができます。
2.肩甲骨を寄せ、肩の内巻きを取る
姿勢が悪くなっている方は、背中が丸くなっているだけではなく、肩が内巻きになってしまっています。
両手を後ろで組み、肩甲骨を寄せることで肩の内巻きを取り、癖づけを予防してください。
胃下垂を良くして、下腹ぽっこりに悩まされないために
まずはこれらの体操を取り入れてみてください。
胃下垂の程度の軽い方であれば、これらの体操で姿勢を良くするだけで、十分に効果を得ることができます。
ただし、
- ・体操をしても姿勢がキレイにならない方
- ・姿勢はキレイになったけれど、それでも下腹ぽっこりが良くならない方
は、胃下垂を引き起こす姿勢以外の原因に対しての治療を受けれる治療院へ通院することが改善には不可欠です。
胃下垂はそのままにしておくと、下腹ぽっこりなどの見た目の問題だけではなく、様々な不調を引き起こします。
そのため、ひどい肩こりや慢性的な疲労、重い生理痛などによって、体の不調に深刻に悩んでいる方が少なくありません。
また、一般的に胃下垂は良くなりにくい症状だと言われています。
ですが、引き起こしている根本的な原因を解決していけば、決して良くならない症状ではありません。
一日も早く、胃下垂による下腹ぽっこりに悩まされず過ごせるようになってください。
→つらい胃下垂の症状を改善するために、治療を受けたいとお考えの方は、当院の胃下垂の施術をご覧ください
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