過敏性腸症候群と胃痛にお悩みの方におすすめの2つの対策とは?

病院や整体院を数ヶ所回って、痛み・不調がどうしても良くならなかった人が、最後に選ぶ治療院

過敏性腸症候群と胃痛にお悩みの方におすすめの2つの対策とは?

あなたは、このようなお悩みはありませんか?

  • check1過敏性腸症候群の腹痛に加え、胃痛もある
  • check2整腸剤に胃薬にと、増える薬を減らしたい
  • check3ストレスを感じると腹痛が起きるが、ストレス対策ができない
  • check3お腹の調子が悪くて気分も滅入る

過敏性腸症候群(IBS)は、病院で腸の検査や血液検査を受けても、炎症や潰瘍といった明確な原因が認められないにも関わらず、下痢や便秘、お腹の張り、腹痛などの症状が現れる疾患です。

慢性化する方が多く、治りにくいのも特徴です。


過敏性腸症候群の方によくみられる症状の一つとして、胃痛があります。

過敏性腸症候群による腹痛

過敏性腸症候群による腹痛などの症状に加えて、胃の痛みまであると、とてもつらいものです。

胃薬や整腸剤を飲んで、一時的に症状が落ち着いても、薬の効果が切れると、また症状が再発するといった繰り返しになってしまいがちです。


胃と腸は、胃で食べた物を消化し、腸で栄養を吸収し、排泄するという非常に密接した関係にあります。

そのため、過敏性腸症候群などの問題が腸に起きると、胃もまた問題が起こりやすいのです。


では具体的にはなぜ、過敏性腸症候群の方は胃痛を引き起こしやすいのでしょうか?

また、どのような対策を取れば良いのでしょうか?


過敏性腸症候群の方が胃痛にも悩まされやすい3つの原因

過敏性腸症候群の方が胃痛にも悩まされやすい原因は、次の3つがあります。

1.ストレスによる影響

ストレスによる腹痛

過敏性腸症候群の主な原因はストレスです。

ストレスを感じると、腸の筋肉が過剰に収縮することで、下痢や腹痛といった症状を引き起こします。


胃もまた、ストレスによる影響を大きく受ける臓器です。

胃はストレスを感じると、胃酸が過剰に分泌されるほか、胃の血流が悪くなることで、胃酸へのバリア機能が低下します。


胃酸によって胃の表面に炎症が起き、胃痛を引き起こしてしまいます。

胃炎や胃潰瘍はストレスを主な原因とする疾患で、この疑いがあります。


2.自律神経の乱れ

姿勢による自律神経の乱れ

胃腸をはじめとした内臓の働きを主に調整しているのが、自律神経です。

自律神経に乱れが起きると、内臓の働きに異常が起こり、過敏性腸症候群や胃痛をはじめ、胃もたれや吐き気など、様々な症状を引き起こします。


自律神経は脳から背骨の中を走って、全身へと伸びています。

背骨の関節のバランスが崩れていたり、猫背などで姿勢が悪くなっていると、圧迫を受けることで自律神経が乱れてしまいます。


3.食物繊維の不足や食事の乱れ

食事の乱れ

過敏性腸症候群は、食生活の影響を大きく受けています。

特に、過敏性腸症候群の方には、野菜や果物、海藻類やキノコ類といった食物繊維を含む食品をあまり摂れていないケースが多くみられます。


また、ファーストフードなどのジャンクフード、冷凍食品や外食などが多い傾向にあります。

日々の食事で腸に負担をかけることで、症状が引き起こされています。


これらの食事は、胃にも大きな負担をかけます。

お肉や脂ものの多い食事は、胃酸の分泌を増やし、消化にも時間がかかります。


胃痛だけではなく、胃もたれといった症状を引き起こす原因にもなります。


これら3つの原因は、胃と腸、両方に共通して影響を与えるものばかりです。

そのため、過敏性腸症候群の方の多くに、胃痛がみられやすくなっています。


では、これらの原因に対して、どのような対策が取れるでしょうか?


過敏性腸症候群と胃痛への対策とは?

過敏性腸症候群と胃痛の原因であるストレスは、減らすことが重要だと分かっていても、実際にコントロールするのは、すごく難しいことです。

また自律神経に関係する骨格や姿勢の問題も、自分で解決するのは簡単なことではありません。


そのため、食事内容に気を付けることが、ご自身で一番取り入れやすい対策です。

食事に関しての対策は2つありますが、過敏性腸症候群でお悩みの患者さんが来院された時に、当院がお伝えしている内容の一部で、非常に重要なポイントです。


1.野菜や果物を積極的に食べ、お肉や脂ものの比率を減らす

野菜サラダ

お肉や脂ものの多い食事は、胃酸の分泌量を増やし、消化にも時間がかかるため、胃腸への負担が大きくかかります。

また、腸内細菌叢の悪玉菌の割合を増やしてしまいます。


野菜や果物は、胃酸の分泌量も少なく、消化にかかる時間も短くすむため、胃腸に優しい食材です。

また、野菜や果物には食物繊維が豊富に含まれていて、腸の善玉菌を増やしたり、便通を促す効果があります。


意識して食事に野菜や果物を取りいれるようにしてください。


2.インスタント食品やジャンクフードなどの食べる頻度を減らす

腸に悪い食事

身近に出回っている食品の中には、腸に良くない影響を与えるものが多くあります。

代表的なものがインスタント食品やジャンクフード、冷凍食品などです。


これらは便利ですし、また美味しいと感じやすいものでもあります。

ですが、食品添加物や化学調味料、酸化した油や防腐剤などは、胃に負担をかけ、腸内環境を悪化させてしまいます。


これらの利用する比率を極力下げることで、腸の状態を良くすることができます。


まずはこれら2つの対策を取りいれてみてください。

症状の程度の軽い方であれば、これらの対策でも十分な効果を得ることができます。


ただ、過敏性腸症候群の方の多くは程度がきつく、自力だけでの対策では、なかなか改善されない傾向もあります。

もし、これらの対策を行っても効果がみられない場合は、姿勢の調整や、自律神経のバランスの調整など、根本的な原因に対しての治療を受ける必要があります。


過敏性腸症候群に悩まされないために

一般的に過敏性腸症候群は良くなりにくい症状だと言われています。

薬を飲んで症状が落ち着いても、根本的な改善は見られづらく、治らないのではないか、と諦めかけている方も多くいます。


ですが、引き起こしている根本的な原因を解決していけば、決して良くならない症状ではありません。

食事の摂り方といったご自身で対策を取れるところは取り、それに加えて根本原因に対する治療を受けることをおすすめします。


一日も早く、お腹のことを気にせず過ごせるようになってください。


つらい過敏性腸症候群の症状を改善するために、治療を受けたいとお考えの方は、当院の過敏性腸症候群の施術をご覧ください


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