過敏性腸症候群を悪化させてしまう要因について

病院や整体院を数ヶ所回って、痛み・不調がどうしても良くならなかった人が、最後に選ぶ治療院

過敏性腸症候群を悪化させてしまう要因とは?

あなたは、このようなお悩みはありませんか?

  • check1最初は軽い症状だったけれど、悪化してきている
  • check2過敏性腸症候群になって、下痢や便秘が続いている
  • check3過敏性腸症候群を良くするために、悪化させてしまう要因が知りたい

過敏性腸症候群に悩む女性

過敏性腸症候群(IBS)は、病院で腸の検査や血液検査を受けても、炎症や潰瘍といった明確な原因が認められないにも関わらず、下痢や便秘、お腹の張り、腹痛などの症状が現れる疾患です。

慢性化する方が多く、治りにくいのも特徴です。


過敏性腸症候群が悪化してしまい、生活に大きな支障をきたしている方が多くいます。

過敏性腸症候群は症状が悪化すると、繰り返す腹痛や下痢、おならの多発などで、外出することも困難になってしまいます。


電車やバスといった乗り物に乗ることが怖くなり、外出する際はトイレの場所が常に気になってしまう。

一度腹痛に襲われると、トイレにこもりきりになってしまい、なかなか出ることができないなど、症状のために学校や仕事に行けなくなってしまうなど非常に深刻な状態の方がおり、なぜ悪化してしまうのか、どうしたら良くなるのだろうかと悩んでいます。


過敏性腸症候群を悪化させてしまう要因には、どのようなものがあるのでしょうか?

また、どのような対策を取ることができるのでしょうか?


過敏性腸症候群を悪化させてしまう3つの要因

1.食事の問題

食事の問題

過敏性腸症候群は、日々の食事の影響を大きく受けています。

毎日の食事で腸に負担がかかることで、症状を悪化させます。


この数年の研究で、過敏性腸症候群を引き起こす大きな要因の一つとして、腸内細菌叢の割合が関係していることが分かっています。

(『腸内細菌と過敏性腸症候群』 著:福土 審 2015)


腸内環境を悪化させる食事を取っていると、過敏性腸症候群の症状が悪化してしまいます。

たとえば、ファーストフードやスナック菓子、冷凍食品を頻繁に食べていたり、外食が多くなっている食生活は、悪化の原因となります。


手軽で便利な利点もありますが、習慣的に食べ続けることは、食品添加物や化学調味料、酸化した油や防腐剤などを多く取ることになり、腸の環境を悪化させる要因となります。


また、過敏性腸症候群の方には、野菜や果物、海藻類やキノコ類といった食物繊維の含む食品をあまり摂れていないケースが多くみられます。

食物繊維は腸内細菌の善玉菌を増やすため、腸内環境を良くします。


また、腸の働きを活発にさせる効果や、毒素の排泄など、体に良い効果が多くあります。


2.自律神経の乱れ

自律神経の乱れ

腸をはじめとした内臓の働きを主にコントロールしているのが、自律神経です。

自律神経のバランスが乱れると、腸の働きが低下し、過敏性腸症候群を引き起こす要因となります。


自律神経のバランスが乱れる原因は、主なものにストレスによる影響、猫背などの不良姿勢の問題、過労や睡眠不足などの日常生活の問題があります。


3.ストレス

ストレス

腸は食べた物の栄養を吸収し、体内の毒素を便として排泄する場所です。

便を排泄するために、腸には筋肉があり、収縮することで便を直腸へと移動させています。


ストレスを感じると、腸の筋肉が過剰に緊張してしまい、蠕動運動が起こりすぎることで、腹痛を引き起こしたり、下痢やおならといった症状を引き起こします。

また、過敏性腸症候群の症状を気にしてしまうことで、ストレスを感じてしまう悪循環に陥っているケースも多くみられます。


強いストレスや長期間のストレスによって腸の状態が悪化すると、気分を安定させるセロトニンや、幸福を感じるドーパミンなど、メンタルに影響するホルモンの量が減ります。

そのため、よりストレスを感じやすくなり、不安神経症やうつ病などに悪化するケースもみられやすくなってしまいます。


過敏性腸症候群の悪化を防ぐための対策

自分で実践しやすい過敏性腸症候群の対策は、食事を見直して腸の環境を良くするとともに、ストレス耐性も高めることです。

食事に気を付けることで腸の状態が良くなれば、腹痛やおならといった症状が落ち着き、痛みや不調によるストレスが軽減されます。


腸でのセロトニンやドーパミンといった快楽ホルモンの量も増えるため、ストレスのコントロールが効きやすくなります。


1.野菜や果物を積極的に食べる

野菜やサラダ

お肉や脂ものの多い食事は、消化に時間がかかるため、胃腸への負担が大きくかかります。

また、腸内細菌叢の悪玉菌の割合を増やしてしまいます。


野菜や果物は、胃酸の分泌量も少なく、消化にかかる時間も短くすむため、胃腸に優しい食材です。

また、野菜や果物には食物繊維が豊富に含まれていて、腸の善玉菌を増やしたり、便通を促す効果があります。


意識して食事に野菜や果物を取りいれるようにしてください。


2.インスタント食品やジャンクフードなどの食べる頻度を減らす

インスタント食品

身近に出回っている食品の中には、腸に良くない影響を与えるものが多くあります。

代表的なものがインスタント食品やジャンクフード、冷凍食品などです。


これらは便利ですし、また美味しいと感じやすいものでもあります。

ですが、食品添加物や化学調味料、酸化した油や防腐剤などは、胃に負担をかけ、腸内環境を悪化させてしまいます。


これらの利用する比率を極力下げることで、腸の状態を良くすることができます。


3.水をしっかり飲む

お水を飲む女性

胃腸をはじめとした内臓を活発に働かせるには、十分なお水が必要です。

特に下痢が続くと、体内の水分が出てしまうため、脱水症状にもなりやすくなってしまいます。


また、食物繊維をとっても、摂取する水の量が少ないと、便秘を引き起こす原因にもなってしまいます。

1日に男性なら2~2.5リットル、女性でも1.5~2リットルの水が摂取の目安になります。


コーヒーや紅茶はカフェインの利尿作用で、体の水分を減らしてしまい、胃腸の働きを悪くしてしまいます。

ジュースも多量の糖分によって、腸内細菌の状態が悪くなります。


嗜好品として飲むのは良いのですが、普段の水分補給はお水でとるようにしてください。

*短期間で極端に水の摂取量を増やすと、胃腸に負担をかける恐れがあるので、体の状態を見ながら徐々に摂取量を増やしてください。


過敏性腸症候群に悩まされないために

まずはこれらの対策を取りいれてみてください。

症状の程度の軽い方であれば、これらの対策でも十分な効果を得ることができます。

ただし、

  • ・症状がきつく、生活に支障が出ている方
  • ・症状が慢性化していて、薬では効果がみられない方
  • ・すでに上記の対策を取り入れていて、それでも症状でお悩みの方

は、姿勢の調整や、自律神経のバランスの調整など、過敏性腸症候群の根本的な原因に対する治療を受ける必要があります。


過敏性腸症候群は生活に支障をきたしやすい症状です。

症状を抱えたままにしていると、下腹部痛や下痢などのために外出が困難になり、通学ができなくなって将来就きたい仕事に就けなくなったり、やりたいことができなくなってしまう恐れがあります。


また、働いている方でも、仕事が続けられなくなるケースもあります。


ですが、過敏性腸症候群は引き起こしている根本的な原因を解決していけば、決して良くならない症状ではありません。

食事の摂り方といったご自身で対策を取れるところは取り、それに加えて根本原因に対する治療を受けることをおすすめします。


一日も早く、過敏性腸症候群に悩まされず、安心して毎日を過ごせるようになってください。


つらい過敏性腸症候群の症状を改善するために、治療を受けたいとお考えの方は、当院の過敏性腸症候群の施術をご覧ください


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過敏性腸症候群が治った自分をイメージして下さい。痛みを気にせず、いつでも外出できる。緊張してもお腹が痛くならないので、力が発揮できる。お腹が気にならないので、仕事に集中できる。お腹の調子が良くなって、落ち込むことがなくなった。お腹のストレスから解放され、気持ちに余裕ができる。一緒にあなたの好きなことをできるようにしませんか?ご予約問い合わせは今すぐお電話ください。

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