逆流性食道炎の方が甘いものを食べるときの注意点とは?について

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逆流性食道炎の方が甘いものを食べるときの注意点とは?

甘いものが大好きで、日常に欠かせないという方はたくさんいます。

ですが、中には甘いものの摂りすぎが原因で、体に不調を引き起こしている人がいます。


当院に来院される患者さんにも、甘いものの摂りすぎが原因で、不調に悩まされて来院される方が少なくありません。


今回紹介するNさんは、50代の女性。

お仕事をしながら家事や子育てもこなす忙しい方です。


Nさんは甘いものが好きでした。

お昼のおやつに甘いものを食べるのが欠かせない毎日を送っていました。


仕事や家事、子育てをこなす忙しい日々の中で、溜まったストレスを発散できるとても大切な時間。

それが甘いものを食べる瞬間だったのです。


ところが、ある日体に異変が起きました。


(すごく胃が気持ち悪い……)


気付けば胃痛や胃もたれといった症状に襲われるようになります。

食べようとすると気持ち悪さが襲って、まともに食事が取れません。


胃もたれがひどいということで、できるだけあっさりとした物を食べるようになりますが、症状はどんどん深刻化していきます。

Nさんはお茶碗一杯のおかゆ、一袋のうどんすら食べられなくなっていました。


とにかく胃が受けつけません。

少しでも無理に食べようとしても、戻してしまいそうになったり、強い不快感に襲われました。


強い便秘にも悩まさ始めました。


気持ち悪さに胃薬を飲んでも、良くなることはありませんでした。

もともとスリムな方だったのが、満足に食事が取れなくなって、一気に痩せていってしまいます。


それでも、甘いものは食べていました。

体調が悪くストレスがますます溜まるからこそ、甘いものを求める気持ちも強かったのです。


Nさんはまともな食事が取れなくなったことで、体調も大きく崩れてしまいました。

倦怠感が抜けず、朝目が覚めたときから体の怠さに襲われるようになります。


頭痛や耳鳴りといった自律神経症状にも悩まされるようになっていました。


病院に受診したNさんは、そこで思っても見なかった発言を受けます。


「胃炎の薬を一生飲み続けないと治りません」


診断名は逆流性食道炎でした。

胃酸を抑える薬が処方されます。


ところが、胃薬を飲んでも症状は改善しない。

胃痛はひどく、吐き気があり、胃酸が上がってきてのどが焼けてしまう。


改善が見られないことを訴えて薬を変えてもらっても、症状は変わらなかったのです。


(本当に一生治らないんだろうか)

(治らないのに薬を飲み続ける意味があるんだろうか)

(他に良くなる方法があるんじゃないだろうか)


そんなことを考えるようになりました。


Nさんは自分で解決できる方法はないか、調べ始めました。

そしてたどり着いたのが、奈良に住むNさんからすれば県外にある当院でした。


県外で遠い所だが通えるのか。

本当に治るのか。

どれぐらい費用がかかるのか。


そんな不安を抱えながらも、Nさんは続く体の不調を治したいという強い思いで、来院を決心しました。


問診や検査の結果、Nさんは胃腸の働きが悪くなっていること、食事に問題を抱えていることが分かりました。

当院では疲れ切った胃腸を活発にする治療をしたことに加えて、食事指導を行いました。


おかゆやうどんはたとえ胃が受けつけても、胃腸を活発にする働きに欠けています。

たとえ少ししか食べれないとしても、どういうものを摂った方が良いかは重要です。


一気に変えるのではなく、少しずつ置き換えてもらいます。

Nさんが毎日食べるのを欠かせない甘いものでは、砂糖を多量に使った加工品ではなく、くだものなどの自然な甘さに置き換えてもらいました。


Nさんはそれでもおやつを食べたいという強い気持ちがあり、米粉マフィンやクッキーを作ったりと、極力砂糖を摂らずに楽しめるよう工夫してくれました。


その結果、Nさんは通院するたびに、食べれるものが増えていきました。

胃痛や胃もたれといった症状は落ち着いていき、食後の気持ち悪さに悩むことも減っていきます。


そして当初お伝えした治療期間が終わる頃には、かつてあった胃の不調はすっかりと良くなりました。

食べれなかった期間に減った体重も自然と戻り、健康的な見た目になったNさんの姿がありました。


「薬に頼ることなく、健康を自分で作っていける自信がつきました」

「続けて本当に良かったと思いました」


そう言って笑顔を浮かべたNさんの顔には、自分の体調をコントロールできる自信に満ちていました。


甘いものが生活で欠かせないなら

数千人を対象にした、複数のアンケート調査によると、ほぼ毎日甘いものを食べる人は、全体の4割以上にものぼるそうです。*(1~3)


甘いものを食べる理由は人それぞれですが、

・美味しいから

・ホッとする、リラックスできるから

・人と食べ合ってコミュニケーションを取るのに最適だから

などが主な理由です。


これらの理由とは別の側面として、甘いものを毎日食べていても、それほど問題がないと捉えている人が多いこともあるでしょう。


アルコールを毎日飲むと聞くと、休肝日を設けた方が良いと考える人は多くいます。

ですが、砂糖についてはまったく意識せず、毎日食べる方が少なくありません。


意外にも砂糖を使ったお菓子は、胃腸など内臓への負担は大きいです。

毎日食べ続けていると、気付かないうちに内臓を疲労させ、調子を崩してしまう原因になります。


一例として

  • 胃:胃炎や逆流性食道炎
  • 腸:便秘や下痢
  • 肝臓:すぐ疲れる・慢性疲労
  • メンタル:すぐイライラしてしまう

などを始め、様々な不調の原因になります。


もちろん甘いものを食べるのが好きで、それが日々の楽しみになっている人も多いと思います。

完全に断たないといけないというわけではなく、自分の体の調子を相談しながら、食べる回数を調整してみることが大切です。


同じ甘いものを食べるにしても、

・果物などの自然な甘さに置き換える。

・食べる頻度を減らす。

といった食べる種類や量、頻度を変えると、体調がグッと良くなるケースがとても多いです。


毎日甘いものを食べていて、なかなか胃腸の不調が治らない方は、甘いものを毎日食べる習慣に気を付けてみてください。


参考

1)【 間食 】に関するアンケート調査(第5回) マイボイスコム

2)甘いものが食べたくなるのはどんな時? 最新のスイーツ事情を徹底調査! dポイントクラブ

3)<全国の20~40代女性 1,236人に調査>株式会社明治


当院での逆流性食道炎の治療を知りたい方は、コチラをご覧ください。


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院名

創輝(そうき)鍼灸整骨院

院長

尾原秀祐

所在地

〒558-0003
大阪市住吉区長居3-2-3-1F

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