胃下垂によるゲップがひどく、悩まされている方へ

病院や整体院を数ヶ所回って、痛み・不調がどうしても良くならなかった人が、最後に選ぶ治療院

胃下垂によるゲップがひどく、悩まされている方へ

このエントリーをはてなブックマークに追加

あなたはこのようなお悩みはありませんか?

  • check1頻繁にゲップが出てしまう
  • check2食後にものすごくおなかが張る
  • check3胃のむかつきや吐き気に悩んでいる

胃下垂に悩む女性

胃下垂の方によくみられる悩みの一つに、ゲップがよく出る、という症状があります。

驚くほど長時間ゲップが出てしまい、自分の胃がどうなっているんだろうか、と不安になってしまったり、胃がむかむかとして気分がすぐれず、その上胃痛や吐き気にも悩んでいて、胃薬が欠かせない。


食後は特にゲップが出やすいのですが、それ以外の時でもゲップが頻繁に出てしまう。

また、これらの症状に加えて、口臭の悩みも抱えてしまっている、というような方が少なくありません。


胃下垂によるゲップでお悩みの方は、昔からずっとそのような体質だったわけではありません。

ある時から上記のような症状が出てくるようになってしまい、自分の体はどうなってしまったんだろう、胃下垂だとげっぷが出やすいなんてことがあるんだろうか……と不安に感じてしまっています。


なぜ、胃下垂の方はゲップが出やすいのでしょうか。

また、どのような対策が取れば良いのでしょうか?


胃下垂の方がゲップが出やすい理由

胃下垂とは、胃が正常な位置よりも下に垂れ下がった状態を言います。

下垂することで胃の機能が低下してしまい、胃痛や胃もたれといった症状を引き起こします。


また、胃の不調だけではなく、太れない問題や、冷え性、肩こりなど全身の様々な不調を引き起こす引き金にもなってしまう症状です。

胃下垂の方は、次の2つの理由によって、げっぷが出やすい状態になっています。


1.胃の消化不良によって、ガスが溜まるから

姿勢の悪い女性

胃が下垂することで、胃の機能が低下します。

特に影響を受けるのが、消化する働きと、消化した食べ物を、腸へと運ぶ働きです。


食べ物を呑み込んで胃に運ばれると、胃は胃酸を分泌します。

そして、胃酸と食べ物が絡まりやすいように、胃壁の筋肉が動いて、食べ物を撹拌します。


ところが、胃下垂の方は胃壁の筋肉が弱っていて、食べ物の撹拌ができない方が多いのです。

そのため消化不良を起こしてしまいます。


消化不良を起こすと、体はもっと多くの胃酸を出して、なんとかして消化しよう働きかけます。

すると、消化不良なのに胃酸過多になり、胃痛や胃もたれが同時に出たり、多量の胃酸がガスを発生し、ゲップを引き起こしてしまいます。


その上、胃下垂の方は食べ物を腸に運ぶ力が弱く、長時間胃に食べ物が溜まってしまいます。

消化不良を起こした食べ物が、長時間胃に留まることで発酵し、ガスを発生させます。


このガスが胃の中でどんどんと溜まってしまい、ゲップの原因になります。

また、発酵したガスが食道を上り、口臭の原因にまでなってしまいます。


2.便秘で腸に溜まったガスが上がってくるから

便秘の女性

便秘が起こると、腸に腸内細菌の悪玉菌が増え、腐敗したガスが溜まります。

胃で消化不良が起きると、消化が不十分な食べ物の栄養を吸収するため、腸にも負担がかかります。


それに加えて、下垂した胃は腸を圧迫してしまい、血流やリンパの流れを悪くしてしまいます。

長期間、胃に圧迫を受けていると、下垂は内臓全体に広がって、内臓下垂を引き起こします。


その結果、腸の機能が低下して、胃下垂の方には便秘がみられやすくなります。

便秘が起こると、腸に腸内細菌の悪玉菌が増え、腐敗したガスが溜まり、そのガスが胃に昇っていき、ゲップの原因になります。


胃下垂の方がゲップに悩まされる理由は、以上の2つです。

要約すると、胃下垂が根本的な原因として、胃酸過多・消化不良・便秘が起こり、ゲップを引き起こしています。


では、どのような対策を取ることができるでしょうか?


胃下垂の方へおすすめする3つの対策

胃下垂によるゲップの根本的な解決には、胃下垂自体を解消する必要があります。

胃下垂を引き起こす主な原因には、


・姿勢によるもの

・ストレスによるもの

・自律神経の乱れによるもの

・食事による胃腸への負担

などがあります。


ただ、胃下垂は自力ではなかなか改善がみられにくい症状です。

悪い姿勢が癖づいてしまっていると、骨格の調整などを行わないと、良い姿勢を取っても一時的なものになってしまいがちです。


また、自律神経の乱れを自力で改善することも、難しい問題です。

ストレスが原因だと分かっても、実際にストレスを感じずに生活できる人はごく少数の方に限られてしまいます。


そのため、胃下垂でお悩みの方がご自身で取り入れやすい対策は、次の食事に関する3つがあります。


1.お肉や脂ものの比率を減らし、胃の負担の少ない食材を増やす

野菜や果物

お肉や脂ものの多い食事は、胃酸の分泌量を増やし、消化にも時間がかかるため、胃への負担が大きくかかります。

野菜や果物は、胃酸の分泌量も少なく、消化にかかる時間も短くすむため、胃に優しい食材です。


また、野菜や果物には食物繊維が豊富に含まれていて、腸の善玉菌を増やしたり、便通を促す効果があるため、腸にも良い効果があります。

意識して食事に野菜や果物を取りいれるようにしてください。


2.よく噛んで消化を助ける

食べ物をよく噛む女性

胃の働きは、胃酸で食べ物を消化するだけではなく、食べ物を胃の中で撹拌し消化しやすくしたり、腸へと食物を送り出す働きがあります。

噛む回数が少ないと、食物が大きいため消化に時間がかかり、また撹拌する際にも大きな力を必要とし、胃の負担になります。


よく噛むことで消化を助け、また腸への移動もしやすくなり、胃への負担を減らすことができます。


3.水の摂取量を増やす

水を飲む女性

胃腸をはじめとした内臓を活発に働かせるには、十分なお水が必要です。

お水を飲む量が少なく、コーヒーやお茶などを水分補給と考えている方が多くいます。


コーヒーやお茶の摂り過ぎは、カフェインによって胃を荒らしたり、利尿作用で体の水分を減らしてしまい、胃腸の働きを悪くしてしまいます。

嗜好品として飲むのは良いのですが、普段の水分補給はお水ですることが重要です。


1日に男性なら2~2.5リットル、女性でも1.5~2リットルの水が摂取の目安になります。

*短期間で極端に水の摂取量を増やすと、胃に負担をかける恐れがあるので、胃の状態を見ながら徐々に摂取量を増やしてください。


まずはこれら3つの対策を取りいれてみてください。

症状の程度の軽い方であれば、これらの対策でも十分な効果を得ることができます。


ただ、胃下垂の方の多くは程度がきつく、自力だけでの対策では、なかなか改善されない傾向があります。

もし、これらの対策を行っても効果がみられない場合は、姿勢の調整や、自律神経のバランスの調整など、根本的な原因に対しての治療を受ける必要があります。


胃下垂によるゲップに悩まされないために

一般的に胃下垂は良くなりにくい症状だと言われています。

色々な対策を取っても根本的な改善は見られづらく、治らないのではないか、と諦めかけている方も多くいます。


ですが、引き起こしている根本的な原因を解決していけば、決して良くならない症状ではありません。

食事の摂り方などご自身で取れる対策は取り、それに加えて根本原因に対する治療を受けることをおすすめします。

一日も早く、胃下垂によるゲップに悩まされず過ごせるようになってください。


つらい胃下垂の症状を改善するために、治療を受けたいとお考えの方は、当院の胃下垂の施術をご覧ください


このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事 こちらもおススメです。合わせてお読みください


前の記事を読む

なぜ、肋骨が下がると胃下垂を引き起こすのか?

次の記事を読む

胃下垂の方が腰痛に悩まされやすい3つの理由とは?

胃下垂の治ったご自分を想像してください。

大阪市の整体 創輝鍼灸整骨院はコチラ

マップ

創輝(そうき)鍼灸整骨院

〒558-0003
大阪府 大阪市住吉区 長居3-2-3-1F
受付時間:午前  9:00~13:00
午後16:00~20:00
(定休日:土曜日午後・日曜・祝日)


> 詳しい道順はコチラ
▲ページトップへ

Copyright (C)2012 - 2024大阪市の整体 創輝鍼灸整骨院 All Rights Reserved.