胃下垂の方が腰痛に悩まされやすい3つの理由とは?

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胃下垂の方が腰痛に悩まされやすい3つの理由とは?

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あなたはこのようなお悩みはありませんか?

  • check胃下垂による下腹ぽっこりに悩んでいる
  • check胃痛や胃もたれがつらい
  • check慢性的な腰痛がある
  • check体操やストレッチをしても腰痛が改善しない

胃下垂に悩む女性

胃下垂とは、胃が正常な位置よりも下に垂れ下がった状態を言います。

下垂することで胃の機能が低下してしまい、胃痛や胃もたれといった症状を引き起こします。


また、胃の不調だけではなく、太れない問題や、冷え性、肩こりなど全身の様々な不調を引き起こす引き金にもなってしまう症状です。

そして、胃下垂の方によくみられる悩みの一つに、腰痛があります。


いつも腰がにぶい痛みに悩まされていて、マッサージをしても良くならない。

その他にもシップや塗り薬でも効果がなく、ビタミン剤などのサプリメントも試している。


またストレッチや入浴といった腰痛の対策を実践しても、あまり効果が感じられない。

胃下垂でお悩みの方は、このような慢性的で、色々な対策を取っても治らない腰痛にお悩みの方が少なくありません。


こんなに色々と腰痛に良いことをしているのに、どうして治らないんだろう、と疑問に感じて、胃下垂が原因ではないかと考え着くケースがみられます。

じつは腰痛は筋肉の問題だけで引き起こされるわけではなく、内臓とも深い関係があり、胃下垂でなくても内臓の疲労や不調で、腰痛を引き起こしているケースは多くみられます。


胃下垂の方は、内臓の不調に加え、腰痛と胃下垂を引き起こしている原因には共通したものを抱えているため、より腰痛に悩まされやすい状態です。


では、胃下垂だとなぜ腰痛を引き越しやすいのでしょうか?

また、どのような対策を取れば良いのでしょうか?


胃下垂の方が腰痛に悩まされる3つの理由

胃下垂の方は、次の3つの理由によって、腰痛に悩まされます。

1.姿勢の問題があるから

前屈みの姿勢の女性

胃下垂を引き起こす原因の一つには、姿勢の問題があります。

姿勢の悪い猫背の状態だと、上半身の重みが体の前側にかかるため、胃を圧迫し、胃下垂を引き起こします。


この姿勢の問題は、腰痛にも大きな影響を与えます。

前屈みになった上半身を支えようと、背中や腰の筋肉が常に緊張するため、腰痛を引き起こす原因になります。


その上、姿勢に問題がある方のほとんどは、骨盤のバランスが崩れてしまっています。

骨盤のバランスが崩れることでも、腰回りの関節や筋肉に負担をかけ、腰痛を引き起こしてしまいます。


2.内臓の機能低下による影響

胃下垂のイメージ図

胃が下垂すると、腸をはじめとした内臓が圧迫を受けてしまいます。

また、胃下垂による圧迫が長期間に及ぶと、内臓全体の下垂を招いてしまいます。


内臓には多くの血流やリンパが流れています。

内臓が下垂することによって働きが低下すると、血流やリンパの流れが悪化してしまいます。


その影響は内臓だけではなく、全身に影響を与え、腰部の血流やリンパの流れも悪くなり、腰痛を引き起こします。


3.お腹周りの筋肉が弱いから

腹筋が弱く、お腹を押さえる女性

胃下垂の原因の一つには、下垂を支える下腹部の筋肉が弱っているから、というものがあります。

このような方の場合、腰を支える下腹部の筋肉が弱っていることで、腹圧が弱くなり、腰痛を引き起こしてしまいます。


ただ、腹筋が弱いことによって、胃下垂が引き起こされているケースはごく一部に限られます。

多くの方が胃下垂の対策に腹筋を行い、効果が得られていません。


実は、胃下垂で悩まれている方の多くは、腹筋とは関係のない原因によって引き起こされています。


胃下垂の方が腰痛に悩まされる原因は、以上の3つです。

では、これらの原因に対して、どのような対策を取ることができるでしょうか?


胃下垂による腰痛でお悩みの方が取れる3つの対策

胃下垂による腰痛は、多くの場合、腰の筋肉をマッサージでほぐしたり、ストレッチをするといった方法では、一時的には楽になっても、根本的な解決はみられません。

そのため、胃下垂自体を解消する必要があります。


胃下垂を引き起こす主な原因には、

  • ・姿勢によるもの
  • ・ストレスによるもの
  • ・自律神経の乱れによるもの
  • ・食事による胃腸への負担

などがあります。


ただ、胃下垂は自力ではなかなか改善がみられにくい症状です。

悪い姿勢が癖づいてしまっていると、骨格の調整などを行わないと、良い姿勢を取っても一時的なものになってしまいがちです。


また、自律神経の乱れを自力で改善することも、難しい問題です。

ストレスが原因だと分かっても、実際にストレスを感じずに生活できる人はごく少数の方に限られてしまいます。


そのため、胃下垂でお悩みの方がご自身で取り入れやすい対策は、次の食事に関する3つがあります。


1.お肉や脂ものの比率を減らし、胃の負担の少ない食材を増やす

野菜や果物

お肉や脂ものの多い食事は、胃酸の分泌量を増やし、消化にも時間がかかるため、胃への負担が大きくかかります。

野菜や果物は、胃酸の分泌量も少なく、消化にかかる時間も短くすむため、胃に優しい食材です。


また、野菜や果物には食物繊維が豊富に含まれていて、腸の善玉菌を増やしたり、便通を促す効果があるため、腸にも良い効果があります。

意識して食事に野菜や果物を取りいれるようにしてください。


2.よく噛んで消化を助ける

食べ物を大きく口を開けて噛む女性

胃の働きは、胃酸で食べ物を消化するだけではなく、食べ物を胃の中で撹拌し消化しやすくしたり、腸へと食物を送り出す働きがあります。

噛む回数が少ないと、食物が大きいため消化に時間がかかり、また撹拌する際にも大きな力を必要とし、胃の負担になります。


よく噛むことで消化を助け、また腸への移動もしやすくなり、胃への負担を減らすことができます。


3.水の摂取量を増やす

お水を飲む女性

胃腸をはじめとした内臓を活発に働かせるには、十分なお水が必要です。

お水を飲む量が少なく、コーヒーやお茶などを水分補給と考えている方が多くいます。


コーヒーやお茶の摂り過ぎは、カフェインによって胃を荒らしたり、利尿作用で体の水分を減らしてしまい、胃腸の働きを悪くしてしまいます。

嗜好品として飲むのは良いのですが、普段の水分補給はお水ですることが重要です。


1日に男性なら2~2.5リットル、女性でも1.5~2リットルの水が摂取の目安になります。

*短期間で極端に水の摂取量を増やすと、胃に負担をかける恐れがあるので、胃の状態を見ながら徐々に摂取量を増やしてください。


また、胃下垂でも少数の腹筋が弱くなっていて引き起こされているタイプの方は、当院が胃下垂と腹筋について詳しく取り扱った、『胃下垂は腹筋で本当に治るのか? 正しいやり方とは?』をご覧ください。


まずはこれら3つの対策を取り入れてみてください。

症状の程度の軽い方であれば、これらの対策でも十分な効果を得ることができます。


ただ、胃下垂の方の多くは程度がきつく、自力だけでの対策では、なかなか改善されない傾向があります。

もし、これらの対策を行っても効果がみられない場合は、姿勢の調整や、自律神経のバランスの調整など、根本的な原因に対しての治療を受ける必要があります。


胃下垂による腰痛に悩まされないために

一般的に胃下垂は良くなりにくい症状だと言われています。

また、腰痛も多くの方が治らずに困っている症状です。


色々な対策を取っても根本的な改善は見られづらく、治らないのではないか、と諦めかけている方も多くいます。


ですが、引き起こしている根本的な原因を解決していけば、決して良くならない症状ではありません。

食事の摂り方などご自身で取れる対策は取り、それに加えて根本原因に対する治療を受けることをおすすめします。


一日も早く、胃下垂による腰痛に悩まされず過ごせるようになってください。


つらい胃下垂の症状を改善するために、治療を受けたいとお考えの方は、当院の胃下垂の施術をご覧ください


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