TFCC損傷で調理がつらい方が、解決しないといけない原因とは?
TFCC損傷は、手首の使いすぎや転倒などの急な衝撃などによって、手首の小指側に強い痛みや違和感を引き起こす症状です。
手をよく使う仕事の方は、特に症状がキツいだけでなく、長期慢性化しやすい傾向があり、仕事に大きな支障をきたしてしまうケースが多く見られます。
当院に来院したSさんもTFCC損傷によって調理が思うようにできず、お仕事に大きな支障をきたして悩んだ患者さんの一人です。
Sさんは60代の女性で、普段は飲食店を経営されています。
そんなSさんがTFCC損傷に悩まされるようになったのは、当院に来院する3ヶ月前のこと。
ある時、自転車で転倒してしまい、手を突いたことで、手の腱を断裂してしまいます。
Sさんは手術を受け、腱の断裂自体は治るのですが、その後も手首の痛みが残ってしまい、TFCC損傷の診断を受けました。
「仕事で料理を作ったり、テーブルに運んだりと、手は使いっぱなしなので、仕事中何をしてても痛くて困りました」
「生活がかかってるので、治すのに必死でしたが、どこで治療を受けても良くならないので、もう治らないんじゃないかと不安でした」
Sさんは、病院での治療以外に、整骨院や鍼灸、マッサージなど、様々な治療を受けましたが、改善が見られません。
そんな時に、Sさんは紹介を受け、当院に来院することを決めました。
「どこに行っても治ってないので、本当に治るのか不安でしたけど、治したい一心で、試してみようと思いました」
当院でSさんのお体について問診や検査した結果、問題点が分かりました。
手首の関節は、手根骨と呼ばれる8つの骨と、橈(とう)骨、尺骨と呼ばれる前腕の2本の骨が複雑に影響しながら、成り立っています。
Sさんは、普段から非常に手をよく使っていたことに加え、転倒の際に手を突いて、急な衝撃が加わったことで、これらの関節のバランスを崩してしまっていました。
当院の治療では、Sさんの手首周りの骨のバランスを正しい位置へと整えていきました。
関節のバランスが整うにつれて、Sさんの症状は、着実に改善していきます。
「痛いなあ痛いなあって、思いながら仕事をしてたので、楽になって本当に良かったです」
今は痛みや再発の不安もなく、仕事をできています。
TFCC損傷を治して調理に専念できるための大切な考え方
TFCC損傷は、繰り返しの使用や突発的な外傷などが原因になって、手首の小指側の痛み、腫れなどが現れる症状です。
特に物を握る、捻るといった動作で痛みが増すため、調理師の方の場合、仕事の大半の動作で痛みや違和感に悩まされることが少なくありません。
重いフライパンや鍋を扱ったり、包丁で硬いものを切る動作、出来上がった料理を運ぶ際の負担など、多くの問題に直面します。
また、できるだけ使いすぎないように気をつけようと思っても、仕事は休めない、というケースも多いです。
そのため、サポーターやテーピング、痛み止めなどで、だましだまし使い続ける方も多いです。
ですが、その結果として関節のバランスをより大きく崩してしまい、状態の悪化や、長期慢性化を招く原因になってしまうことにも繋がります。
一度バランスが崩れ、慢性化したTFCC損傷は、安静にしていても、改善の見られないことの多い症状です。
だからこそ、症状を引き起こす根本的な原因を取り除くことが大切です。
手首周りの関節は、非常に繊細なバランス調整を必要とし、どこで治療を受けても改善が見られるわけではありませんが、けっして治らない症状ではありません。
当院に限らず、関節のバランスを整える治療を受けることを検討してみてください。
当院でのTFCC損傷の治療を知りたい方は、コチラをご覧ください。
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