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機能性ディスペプシアとニキビを治らなくしていた共通の原因とは?
機能性ディスペプシアは胃の不調を主としていますが、ニキビや肌荒れに悩まされている方が少なくありません。
胃の不調と肌の不調、両者には一見なんの関わりもないように見えますが、同じ原因を抱えていたり、胃の状態が肌に影響を与えているケースがあります。
当院に来院されたIさんは、機能性ディスペプシアからニキビに悩まされた患者さんの一人です。
Iさんは20代の女性で、普段は会社員として働かれています。
Iさんは元々あまり胃の調子が良い方ではなく、大学生の時に逆流性食道炎になりました。
その後、症状はある程度落ち着いたものの、今でも完治しておらず、スッキリはしない状況が続きます。
また、機能性ディスペプシアについても、当院に来院する何年も前から、診断は受けていないものの気になっていたそうです。
「お腹が張りやすいし、臍の下が膨れやすいので、自分でも調べて機能性ディスペプシアじゃないかなって考えていました」
長年胃の不調に悩まされていたIさん。
会社員として働いているある日、健康診断を受けた際に、受診を勧められます。
病院を受診したところ、予想していた通り、機能性ディスペプシアの診断を受けました。
それとは別に、Iさんを悩まさせていたのが、肌の乾燥やニキビです。
ニキビ用の漢方やマルチビタミン、亜鉛などサプリメントを摂ったりと、改善のために色々工夫しましたが、肌の不調が良くなることはありませんでした。
また、体が疲れやすく、冷え性もあり、貧血や生理不順にも悩まさるなど、様々な不調も出ていました。
「病院に通ったり、自分でサプリを飲んだりしても良くならないので、もう体質だからしょうがないかなと、ちょっと諦めかけていたんです」
それでも、長年の胃の不調や、ニキビなどの肌のトラブルを改善したいと、Iさんは治療を探しました。
そして、当院のHPを見たことで、来院を決めます。
当院で問診や検査をした結果、Iさんのお体の問題点が分かりました。
自律神経が乱れたことから、胃腸の働きが低下してしまい、その結果様々な不調を引き起こしていました。
胃腸が十分に動かないと、血液やリンパの流れが悪くなり、体の冷えや生理周期の乱れを引き起こしてしまいます。
栄養の吸収が適切にできず、貧血になったり、体も疲れやすくなっていました。
また、お通じも便秘ではないのですが、しっかりと出しきれていなかったことで、老廃物や毒素が溜まってしまい、ニキビや肌荒れといった、肌のトラブルを起こしてしまっていました。
当院の治療では、Iさんの胃腸の状態を活発にし、自律神経を整える治療をしました。
また、Iさんの普段の食事内容をお伺いしたところ、一日に数回、間食や夜食としてチョコやケーキ、ポテトチップスなどを少量食べていたことが分かりました。
ニキビや胃腸の状態には、糖と油の摂りすぎは良くありません。
そのため、食事について重要なポイントをお伝えし、頻度を減らしてもらいました。
「以前からずっと食べていたし、量も少しだったので、そこまで良くなかったとは想像もしてませんでした」
当院で治療を重ね、Iさんもお伝えした食事をしっかりと実践されたことで、症状は着実に改善していきました。
今ではお通じもしっかり出るようになってお腹の張りもなくなり、胃の不快感もなくなります。
ニキビも落ち着き、体の冷えが取れたり、疲れやすさや生理不順が改善するなど、当初抱えていた問題をしっかりと改善して、日々を過ごされています。
機能性ディスペプシアとニキビに関係する原因とは?
機能性ディスペプシアでお悩みの方には、ニキビや肌荒れといった、肌のトラブルでお悩みのケースが少なくありません。
胃痛や胃もたれといった胃の不調と、ニキビなどの肌のトラブルとは、一見なんの関係もないように思えます。
ですが、胃の働きが低下することで、他の場所にも負担がかかり、影響を与えるケースが見られます。
胃の状態が悪くなることで特に影響を受けやすいのが、腸の働きです。
胃で消化されたものを、腸は栄養として吸収します。
何らかの原因で胃の働きが低下してしまうと、消化が不十分になり、腸に大きな負担がかかってしまいます。
十分な栄養を吸収できなくなったり、お通じがしっかりと出なくなることで、体に老廃物や毒素が溜まってしまい、ニキビが出やすくなります。
また、胃や腸は血液やリンパの流れに深く関わっているため、胃腸の働きが悪くなることで、全身の血流やリンパの流れも悪くなってしまい、肌の調子を悪くしてしまいます。
機能性ディスペプシアは様々な原因によって引き起こされますが、普段の食事の影響は大きいです。
特に胃腸に負担をかけたり、ニキビに悩まされやすいのが、砂糖と油の摂りすぎです。
どちらも胃腸や肌に負担がかかり、状態を悪くしてしまいます。
普段の食事内容については、各家庭の長年の「当たり前の量や頻度」があり、疑問を抱くのが難しくなっているケースが多いです。
毎日お菓子やケーキなどの甘いものを食べているような方は、それが胃腸に負担をかけ、ニキビの原因になっている可能性が高いです。
完全にガマンする必要はありませんが、一度に多くの量を食べたり、毎日のように食べるのは、避けることが大切です。
体になにか不調があった時、サプリメントなど「何かを取り入れる」ことを選択しがちですが、「摂りすぎを防ぐ」ことが効果的なケースもあります。
一度普段の食事で、砂糖や油を取りすぎていないか、気をつけてみてください。
当院での機能性ディスペプシアの治療を知りたい方は、コチラをご覧ください。
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