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なぜ機能性ディスペプシアの胃痛は、胃薬が効かないのか?
機能性ディスペプシアは、レントゲンや胃カメラといった検査で異常が見つからないにもかかわらず、胃痛や胃もたれと言った不調に悩まされる症状です。
特に胃痛は多くのケースで見られ、薬を飲んでも良くならないと悩む方が多いです。
当院に来院されたKさんも、機能性ディスペプシアによる胃痛に深刻に悩まされた患者さんの一人です。
Kさんは40代の主婦の方です。
元々胃腸が強くなく、昔から胃痛や胃もたれといった症状に悩まされていました。
「胃腸が働いていないのか、食べても消化されていないような感じがありました」
胃の不調は全身にも影響を与えており、体が疲れやすかったり、慢性的な倦怠感に襲われる。
左首肩の痛みや体の冷え、頭痛や貧血といった様々な不調にも悩まされていました。
Kさんは病院に通っており、処方された胃薬を飲んでいましたが、根本的な改善は見られませんでした。
そんなKさんですが、ここ1カ月ほどは急に胃痛や胃もたれがひどくなり、食事も固形物がほとんど食べられなくなってしまいます。
「全然食べられないぐらい、胃痛や胃もたれがつらかったです。体重も一時より3kgも落ちてしまいました」
以前から胃薬を飲んでいても効果を感じていないことから、Kさんは別の治療を探し始めます。
そして当院のHPを見たことから、来院を決めました。
当院で問診や検査をした結果、Kさんのお体の原因が分かりました。
自律神経のバランスが乱れたことで、胃腸をはじめ、体の機能のコントロールに支障が起き、様々な不調を引き起こしていました。
そして、特に自律神経を乱れさせた原因として、首のバランスの崩れがありました。
脳から首を通って自律神経は全身に伸びています。
そのため、首に負担がかかると、自律神経が乱れる原因になってしまいます。
実はKさん、4年ほど前に交通事故に遭い、首のむち打ち症になってしまっていました。
その時のひどい衝撃で、首のバランスを崩してしまっていました。
そこから元々あった症状が少しずつ悪化し、症状の急に悪化した一月前に、限界を超えてしまった形です。
当院の治療では、首の骨格のバランスを整え、自律神経の乱れによる影響を取り除く治療を行いました。
治療が進むにつれて、胃腸が活発に動くようになり、食事も取れるようになっていきます。
「ようやく固形物がちゃんと食べられるようになりました」
とKさんも喜ばれていました。
首肩の痛みも良くなり、胃痛や胃もたれといった症状も改善されていきます。
「本当に何年ぶりか分からないぐらいに、胃の不調に悩まずに過ごせています」
胃痛がなくなり、食事がしっかりと取れるようになったことで、Kさんの治療を終了しました。
今は胃痛のことを忘れて楽しく過ごされていることだと思います。
機能性ディスペプシアの胃痛を引き起こす原因とは
機能性ディスペプシアは、胃の機能が低下することで、様々な胃の不調に悩まされる症状です。
胃痛は胃もたれなどと並び、機能性ディスペプシアで悩むことの多い不調です。
胃をはじめとした胃腸の働きは、主に自律神経によってコントロールされています。
胃酸の分泌や、食事の際の胃の動きなども、自律神経の影響を大きく受けています。
自律神経が乱れてしまうと、胃の機能にも支障が出て、胃痛を引き起こしてしまいます。
胃薬で胃酸の分泌を抑えたり、胃壁の粘膜を守ることも効果的なのですが、胃の働き自体を改善するには、乱れてしまった自律神経を整えることが欠かせません。
その自律神経は、大きく分けると、
・生活習慣
・ストレス
・姿勢や首の骨格のバランス
に大きな影響を受けています。
生活習慣に気を付けたり、ストレス発散にリラックスを心がけたりする方は多いですが、姿勢や首の骨格のバランスに気を付けている方は、ほとんどいません。
実は多くの方が思っている以上に、姿勢や首の骨格のバランスは自律神経に大きな影響を与えています。
そのため、普段の生活で姿勢を悪くならないように気を付けたり、骨格のバランスを崩す習慣をやめることは、対策としてとても重要になってきます。
当院では特に次の3つには気を付けてもらっています。
・猫背が続いたときは、伸びをする
・首をグルグル回したり、左右に振らない
・スマホやゲーム機などをうつむいてしない
特に首の骨格のバランスが崩れている人ほど、肩や首のこりに悩まされて、振ったり回したりし、ますます状態が悪くなる悪循環に陥りがちです。
機能性ディスペプシアは治らないと悩む方の多い症状ですが、根本的な原因を取りのぞけば、けっして治らない症状ではありません。
また、治療で良くすることも大切ですが、悪化の原因を取り除くことも同じぐらい大切です。
まずは上記の対策をしてみてください。
当院での機能性ディスペプシアの治療を知りたい方は、コチラをご覧ください。
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