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機能性ディスペプシアの吐き気に悩む方の多くが気付いていない原因
機能性ディスペプシアの主な症状の一つに、吐き気があります。
症状のキツい方では、胃のムカつきや不快感、めまいなどがキツく出て、日常生活に大きな支障をきたしてしまうケースも珍しくありません。
当院に来院されたUさんも、機能性ディスペプシアから吐き気に悩まされた患者さんの一人です。
Uさんは30代の男性で、会社員として働かれています。
そんなUさんは、ある時から胃のむかつきに襲われ、吐き気に悩まされるようになってしまいます。
また胸焼けやみぞおちの痛みもヒドく、食事も食べられなくなってしまいました。
「今までこういった症状に悩まされたことがなくて、どうしたらいいのか分からず困りました」
さらに体がだるい日が続き、不安感に襲われたり、お腹を下すようにもなっていました。
Uさんが病院に受診したところ、機能性ディスペプシアの診断を受けました。
漢方薬の処方を受けて飲みますが、症状は治りませんでした。
「胃がムカムカして、食事がぜんぜん楽しくなくなりました」
「いつも乗り物酔いしているような感覚があって、すごく気分が悪かったです」
「やりたい勉強があるのに、気力・体力的にできない状態でした」
不快な症状に悩まされたUさんは、なんとか良くしたいと治療を探し、当院のHPを見たことで、来院を決めました。
当院で問診や検査をした結果、Uさんの機能性ディスペプシアを引き起こしている原因が分かりました。
姿勢が悪かったこと、そして首に慢性的に負担がかかり、骨格のバランスが崩れてしまっていることが、機能性ディスペプシアを引き起こしていました。
胃をはじめとした内臓の働きは、主に自律神経がコントロールしています。
その自律神経は、脳から背骨を通って全身へと伸びているため、姿勢が悪かったり、首に長時間の負担がかかってしまうと、神経の通りが悪くなってしまいます。
その結果、自律神経の乱れから機能性ディスペプシアを引き起こしてしまっていました。
Uさんの普段の過ごし方についてお話を伺うと、通勤でタブレットを見て、職場ではパソコン。
家に帰ってからもスマホを見ているなど、ずっと画面を見る生活だったことが分かりました。
当院の治療では、Uさんの姿勢を良い状態へと治し、首の崩れていたバランスを正しい位置へと整えました。
また、良い状態を癖付け、再発を防止するためにも、Uさんには、普段の姿勢に気をつけていただく必要がありました。
モニターの高さや、タブレット、スマホの持ち方、座る時に気をつけるポイントなどをお伝えし、Uさんには実践してもらいました。
姿勢が良くなり、骨格のバランスが整うに連れて、Uさんの状態は改善していきました。
「胃の状態がすごく良くなって、お腹を気にせず食事ができています」
今では吐き気や胸焼け、めまいといった症状も改善し、食事を楽しめたり、勉強できる余裕ができたりと、快適に日々を過ごされています。
機能性ディスペプシアの吐き気を起こす原因と、その対策とは?
機能性ディスペプシアの主な症状の一つに、吐き気があります。
胃がムカムカして気持ち悪いと悩む方が少なくありません。
脳の病気や暴飲暴食などの何らかの理由がある場合を除外すると、機能性ディスペプシアによる吐き気の主な原因は、
・消化能力が低下している
・胃の感覚が過敏になって、食べ物に過剰に反応してしまう
ことで、吐き気が起こります。
これらの両方に、胃の機能を調整する自律神経の働きが深く関係しています。
そのため、自律神経のバランスを乱さないことが重要です。
自律神経が乱れる原因は、主に3つあります。
・睡眠や運動といった生活習慣
・慢性的なストレス
・悪い姿勢や首のバランスの崩れ
どれに対しても気をつけることは大切ですが、その中でも多くの方が意識せず、問題を慢性化させやすいのが、姿勢や首のバランスの崩れです。
脳から全身へと神経が伸びているため、姿勢が悪くなっていたり、首に負担をかけて関節のバランスを崩してしまうと、自律神経の乱れを引き起こしてしまいます。
スマホやタブレットを低い位置で見ていたり、ノートパソコンを使用していて、画面の高さが合っていないと、自然と猫背や首への負担を招きます。
これらの問題は、背中が丸くなっていたら伸びの体操をして背筋を伸ばしたり、スマホやタブレットの持つ位置を目の高さに合わせるといったことで、ある程度の予防・改善が可能です。
普段の積み重ねが大きな影響を与えます。
今まさにこの記事を読んでいる時に、うつむいている方もいるんじゃないでしょうか。
もし、背中が丸くなっていたり、うつむいて見ている方は、気をつけてください。
当院での機能性ディスペプシアの治療を知りたい方は、コチラをご覧ください。
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