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機能性ディスペプシアで痩せていく方が気づいていない根本的な問題
機能性ディスペプシアの方は、食事が思うように取れないと悩む方がとても多いです。
ひどい胃痛や胃もたれ、胸焼けに襲われ、必要最低限の量も食べられず、どんどんと痩せていくといった、深刻な悩みに発展するケースも、少なくありません。
当院に来院されたYさんも、機能性ディスペプシアでどんどんと痩せていく日々を送り、深刻に悩まれた患者さんの一人です。
Yさんは60代の女性で、普段は主婦として過ごされています。
これまでごく普通の毎日を送っていたYさんですが、ある日突然、食事が取れなくなってしまいます。
「どんどん食べられなくなり、お粥ですら食べるのがしんどいようになりました」
体重もどんどん減っていきました。
Yさんは病院を受診し、検査をした結果、機能性ディスペプシアの診断を受けます。
それからは処方された薬を飲んでいましたが、症状に改善は見られません。
「あまりの胃の気持ち悪さでお医者さんに相談したんですけど、付き合っていくしかない、と言われたんです」
「今現在まったく食べられなくて、どんどん体重も落ちていってるんですよ。このまま続いたらどうなってしまうんだろうって不安でしょうがないんです……」
睡眠も浅くなって、途中で何度も目を覚ましてしまいます。
Yさんはお医者さんに食べられないことを訴えると、「この病気はそんなものですよ」と言われてしまい、心療内科を薦められます。
心療内科にも通い続け、処方される薬が増える一方で、改善の見られない日々。
体重も頬がコケるほどに落ちてしまい、どんどんと不安が募っていきました。
なんとか治る方法はないのかと、Yさんは別の治療法を探し始めました。
そして、当院のHPを見たことで、来院を決めます。
当院で問診や検査した結果、Yさんのお体の問題点が分かりました。
自律神経が乱れ、胃腸の働きが低下してしまっていました。
その自律神経は、様々な影響を受けて変化しますが、その中でもイライラや不安といった感情による影響は、大きなものです。
元々Yさんはストレスを感じやすく、不安や心配ごとを抱えることが多かったそうです。
Yさんご自身でも、ストレスが症状に良くないのは、自覚があったようです。
ところが、ダメだと分かっていても、症状がキツイことから、不安や心配といった感情が抑えきれず、強いストレスを感じてしまう。
ストレスから症状が悪化し、また不安が強くなるという悪循環から抜け出せなくなってしまっていました。
当院の治療では、胃腸の働きを活発にする調整を行い、ストレスの影響を取り除く調整をしました。
また、Yさんにお話を伺ったところ,しんどいから横になって、余計に色々考えて不安を募らせてしまう、ということが分かりました。
そこで、Yさんには無理のない範囲で、家のことをはじめとして、何かしらしてもらうようにお伝えしました。
「言われてから、なにかしている時は、余計なことを考えないのがよく分かりました」
「テーブルを拭いたりとか、ちょっとテレビを見るとか、疲れない範囲で、何かしているようにしました」
当院の治療を続けるにつれて、Yさんの症状は改善してきました。
少しずつ食べることができるようになり、そして症状が良くなるにつれて、不安や心配事も減って、ストレスも減っていく、好循環が生まれていきます。
今ではしっかり食べられるようになり、体重も元に戻ってきました。
状態が安定し、不安もなくなったこともあり、Yさんの治療を終了しました。
普通に食べられることが嬉しいと、喜ばれています。
機能性ディスペプシアで痩せていく方の、解決すべき根本原因とは?
機能性ディスペプシアで痩せていくとお悩みの方は、根本的な問題として、食べたくてもそもそも食べられない、というものがあります。
痩せていくから、食べないといけない。
でも、胃痛や胃もたれがひどく、食事を受けつけない。
料理を前にすると、とても食べられる気がしない。
このような状況を改善するには、胃腸の状態を少しでも良くして、食べられるようにすることが大前提になります。
その胃腸の働きは、主に自律神経によって調整されています。
そして自律神経の働きは、非常に多くの要因によって影響を受けています。
睡眠の長さや時間帯、運動量といった比較的コントロールが可能なものもあれば、季節性などのコントロールできないものによっても、影響を受けています。
その中でも特に、ストレスは問題を自覚しながらも、上手く対応ができないと悩む方が多いです。
考えまいとしているのに、寝る前などに嫌なことが次々に思い浮かんで、思い悩んでしまう、という方が少なくありません。
不安やストレスを感じやすい人は、動ける範囲で何かしらすると、余計なことを考える時間を減らせます。
それが結果として、徐々に自律神経が安定していくことに繋がります。
元々手芸などの趣味がある方は、意識的に取り組む時間を作ってみたり、家の掃除など無理のない範囲で、何かしら手を動かす時間を作ってみることが大切です。
症状が深刻な方が、体調不良や将来について不安になったり、考え込んでしまうのは、自然な反応です。
ですが、それも過度になると、症状を治りづらくさせることに繋がってしまいます。
できる範囲で、何かする時間を作ってみてください。
また、機能性ディスペプシアによって、今も痩せ続けていて、一刻も早く普通の食事を取れるようになりたい、体重を戻したい、という方もいると思います。
そんな方は、当院に限らず、自律神経の乱れといった根本的な原因の解消する治療院に通うことを検討してください。
当院での機能性ディスペプシアの治療を知りたい方は、コチラをご覧ください。
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