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機能性ディスペプシアに悩む主婦の方に多く見られる原因とは?
機能性ディスペプシアは、胃腸の働きが低下することで、様々な不調を引き起こす症状です。
胃痛や胃もたれによって思うように食べられなかったり、食事を取れないことで痩せてしまう、すぐに疲れてひどい疲労に悩まされる、など、その悩みも多岐にわたります。
当院に来院されたHさんも、機能性ディスペプシアに悩まされた患者さんの一人です。
Hさんは50代の女性で、普段は主婦として家のことや、お子さんの弁当を作ったりと、日々を忙しく過ごされています。
そんなHさんが機能性ディスペプシアに悩まされ始めたのは、当院に来院する2年半ほど前のころ。
強いストレスがかかるできごとが重なってしまい、その頃から胃もたれや胸焼けに悩まされるようになってしまいます。
Hさんは病院を受診し、胃カメラやエコーといった検査を受けるも、検査では異常が見つかりません。
機能性ディスペプシアの診断を受けました。
その後、Hさんは処方された薬を飲んでいましたが、症状に改善は見られません。
「食事もまともに食べられない状態が続いています」
「寝る時に胃酸が上がってくる感じがして、すごく不快でした」
思うように食事が取れないことで、体重が5kgも落ちてしまいました。
Hさんは病院の薬だけでなく、市販の漢方薬を飲んだりもしましたが、ずっと改善が見られないままでした。
月日が経ち、当時の強いストレスを受けた出来事の影響は薄れているはずですが、今は症状自体がストレスになっています。
長らく機能性ディスペプシアに悩まされていたHさんですが、良くなることを諦めたわけではありません。
どこか治してくれるところがあるはずだと、治療法を探していた際に、当院のHPを見たことで、来院を決めました。
当院で問診や検査をした結果、Hさんのお体の問題点が分かります。
一番大きな問題となっていたのは、日頃の食事によって、胃腸に大きな負担がかかっていたことでした。
お子さんに合わせて、毎日一緒に甘いもの食べており、子どもの弁当に使えるからと、日頃の献立もすごく油物が多かったようです。
また、胃腸を活発に働かせるのに欠かせないお水も、日ごろは全然飲まないことも分かりました。
「足らなかったらいけないと思ってつい多めに作って、残ったものを自分が食べることもしてました」
「ただでさえ食べられないから、お水を飲んだらもっと食べられなくなるんじゃないって考えてました」
Hさんご自身は、その発症したキッカケから、ストレスによる影響を一番に考えられていました。
たしかにストレスも症状を悪化させる要因ではありましたが、日々の食習慣が胃腸に与える影響は、それ以上に大きいことが分かりました。
当院の治療では、Hさんの胃腸の働きを活発にする調整を行いました。
また、治療と並行して、Hさんには、普段の食事について指導を行います。
具体的には、お菓子は自然な甘さを感じられる果物に置き換える日を作っていただき、普段の食事から油ものの頻度を落としてもらいました。
当院での治療が進むにつれて、Hさんのお体の状態が改善していきました。
「最近は胃の調子がとても良くなって、食事も楽しんで取れるようになってきました」
「胃もたれや胸焼けがなくなって、すごく気分も良いです」
Hさんの胃腸の状態が、良い状態で安定したことを確認し、当院の治療を終了しました。
今は食事を楽しむ余裕も生まれ、胃腸に優しい食事と家族の食べたい料理の両立をしながら、日々を過ごされていることだと思います。
機能性ディスペプシアに悩む主婦の方に多い食事の問題とは
機能性ディスペプシアは、胃腸の不調を引き起こす症状です。
特に20~40代の女性に多いとされ、主婦の方にもよく見られます。
機能性ディスペプシアを引き起こす主な原因には、自律神経の乱れ、ストレス、そして食事の問題があります。
主婦の方の場合、家族の食事と自分の健康のバランスを取ることの難しさが問題になりがちです。
子どもやご主人の食べたいものを作ってあげたいと、家族の好みに合わせて食事を作られる方が多く、自分の体調よりも家族の満足を優先しがちです。
しかし、その結果として油の多い食事や甘いものの摂りすぎになると、胃腸に負担をかけ、機能性ディスペプシアの症状を悪化させる原因となります。
胃腸を活発に働かせるには、普段の食事で、次の3つの点に気をつけることが重要です。
・お肉や油物の食べ過ぎ、量と頻度に気をつける
・甘いものを控え、代わりに果物など自然な甘さのものを食べる
・水をたっぷりと飲む
これらのポイントは、胃腸の弱い方だけではなく、普通の人の健康にも効果的です。
ご自身だけでなく、家族全体の健康にも良い影響を与えます。
家族が好きなものを食べて喜ぶ姿を見るのは嬉しいことですが、ご家族の健康のためにも、3つの点に気をつけてください。
ご自身のためにも、そして家族の健康のためにも、胃腸に優しい食事も取るように心がけてみてください。
当院での機能性ディスペプシアの治療を知りたい方は、コチラをご覧ください。
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