深刻に悩まされ続けた自律神経の不調は、なんと○○が原因だった
自律神経の乱れは、生活習慣の乱れや慢性的なストレスによって引き起こされることが多いです。
ですが、中にはそれらの原因に当てはまらず、どうして不調が起きているのかと悩む人も少なくありません。
ご紹介するKさんは、内臓が活発に働かなくなることで、自律神経の乱れからの様々な不調に悩まされていた方です。
Kさんはイラストレーターをしている20代の女性です。
ある時から体調が優れない日がずっと続いていました。
食後は消化不良で気持ち悪さを感じるように。
眠気もきつくなって十分な睡眠を取ったはずなのに、思うように動くことができません。
常に体がしんどく、何かをした時にはすぐに疲れてしまいます。
そのため、以前のように元気に出歩いたり、行動することができなくなっていました。
集中力も低下して、仕事にも影響が出始めていました。
イラストを描くのには高い集中力が必要です。
だというのにぼんやりとしてしまって、イラスト制作に身が入りません。
またイラストを描くためには多くの資料を読む必要があります。
資料を読んでいても目が滑り、内容が頭に入ってこないのです。
これまでには経験したことのない不調です。
Kさんは生活も仕事もままならない状態に、強い不安を覚えました。
(本を読むのもつらいなんて、私はどうなってしまったんだろう?)
不調はそれだけに留まりませんでした。
手足に冷えがあるかと思えば、ほてりを感じたりと、体温調整が安定しません。
睡眠時間もなかなか眠れない時があれば、いつも以上に寝過ぎてしまうこともありました。
(これは何かの病気なんだろうか?)
Kさんは病院に行って処方された薬を飲むも、大きな改善は得られません。
自分で調べたお茶やサプリなどを試したり、漢方を飲んでみたりもしました。
当院に来院される頃には、不調は一年間も続いていました。
気付けば昼夜逆転のような生活になっているときもあり、心身ともに追いつめられていました。
「もうずっとこのままなんじゃないかなって思ってしまいます……」
本当は一日も早く良くなりたい。
そう思いながらも、少しも改善が見られない日々にKさんはとても悩んでいました。
お体の状態を詳しくお伺いし、検査をします。
よほどつらく、また不安だったのでしょう。
お話を伺っているうちに、感情が抑えきれずに泣かれることもありました。
お体の状態をみていった結果、Kさんの胃が下垂していることが分かりました。
内臓が働きが悪くなると、自律神経にも影響があり、乱れてしまう原因になります。
また姿勢にも問題があることが分かりました。
治療では下垂した胃を正常な位置に正して、姿勢を良くします。
合わせて、食事内容について改善したいただき、姿勢についても座り方などに気を付けてもらいました。
どんどん体調が安定して、外出時に体調が崩れたり、食事ができないということがなくなっていきました。
集中力が戻り、本を読んだり、イラスト制作も捗るようになりました。
「あんなに体調が悪かったのがウソみたいに思えます」
治療を終え一区切りがついたとき、Kさんはそう言って元気に笑顔を受かべていました。
自律神経は内臓から乱れることがあります
自律神経の乱れというと、多くの方は生活習慣の乱れや、強い・慢性的なストレスをイメージされます。
これらの要因も確かに多いのですが、中には内臓の調子の崩れが原因となって、自律神経が乱れるケースがあります。
脳(自律神経)と内臓は、お互いに影響を与え合っているためです。
また内臓(とくに腸から)は、やる気や落ち着きといった感情に作用するホルモンが分泌されています。
そのためKさんのように、内臓の状態が悪くなることで、精神的に不安定になるケースもよく見られます。
内臓の状態を悪くさせる原因は人によって違い、多岐に渡ります。
下の5つの項目は内臓に負担をかけている方に比較的多く見られる問題です。
- ・間食が多い
- ・甘いおやつを毎日食べている
- ・野菜や果物をあまり食べない
- ・1日にほとんど水分を摂っていない(飲むのが苦手)
- ・お水を飲むことが少なく、コーヒーや紅茶・お茶がほとんど
もし当てはまるものがあれば、次の対策を取り入れてみてください。
- ・間食を減らし、内臓を休ませる時間を作る
- ・甘いおやつを食べない日を作る
- ・野菜や果物を積極的に食べる
- ・水分摂取量を少しずつ増やしていく(1日1.5リットルを目標に)
- ・普段の水分摂取をお水にし、コーヒー等は息抜きに
内臓が活発に働くと、体の色々な機能がしっかりと働くようになり、生活の質が大きく改善されます。
自律神経が乱れているのに、生活習慣やストレスに思い当たる原因がないという方は、内臓の調子を良くしてあげてみてください。
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