自律神経の乱れで胃下垂が酷くなっている方の睡眠の注意点とは?
胃下垂は胃の不調を始め、食べても太れない、下腹のぽっこりなどの悩みを引き起こす症状です。
なかなか治らないと悩んでいる方の多い症状でもあります。
胃下垂を引き起こす原因の一つには、自律神経の乱れが関係しています。
そして、自律神経の乱れは、ストレスや考え方の影響を大きく受けます。
当院に来院されたWさんも、胃下垂に悩まされた患者さんの一人です。
Wさんは20代の女性で、銀行に勤めています。
Wさんが胃下垂に悩まされ始めたのは、中学生のころからだと言います。
痩せ型で太りたいのに太れない。
頑張って食べたいのに、元々の食が細くて食べられない。p>
無理して食べると下してしまうと悩んでいました。
特に働き始めた頃から症状が悪化し始めます。
職場のストレスが多く、いつもストレスを抱えていたそうです。
「自分に職場の雰囲気が合っていないのか、毎日がすごくストレスでした」
胃下垂が悪化するにつれて、体の冷えや生理痛、子宮内膜症にも悩まされます。
Wさんは病院に通ったり、市販薬を飲んだりもしたのですが、根本的な解決には至りませんでした。
「父親も胃下垂だったので、もしかしたら遺伝的な問題もあるのかと思って、諦めかけていました」
それでも痩せすぎた体重を増やして、普通の体型になりたい。
普通に食事を食べれるようになりたいと、Wさんは治療を探しました。
そして当院のホームページを見て、来院を決めます。
問診や検査の結果、Wさんのお体の問題点が分かりました。
特に問題となったのが自律神経の乱れです。
胃や腸を始めとした内臓は、自律神経である副交感神経が優位な時によく働きます。
自律神経が乱れることで、内臓の働きが落ちてしまい、胃下垂を始め冷えや生理痛を起こしていました。
自律神経の乱れは、Wさんの場合は姿勢が悪く、首のバランスが崩れていたこと。
職場でのストレスが強く、交感神経が活発になってしまい、リラックスできなくなっていたことが問題になっていました。
「嫌なことが多くて仕事があまり好きになれず、寝る前まで仕事のことを考えてしまっていました」
本来体や神経を休める睡眠の時間帯もたかぶり、十分に体と気持ちが休めなくなっていました。
当院の治療では、Wさんのバランスの崩れた骨格を整え、姿勢を良くすることで自律神経の乱れを整えていき、下垂した胃を挙げるような治療も行いました。
また、Wさんにお伝えして変えていただいた点もあります。
一つは食事を胃腸の負担の少ない物に変えてもらいました。
無理をするのではなく、負担をかけない食事を取ってもらいます。
また、寝る前の過ごし方、考え方のパターンを変えてもらうことも重要でした。
寝る寸前まで嫌なことやストレスに感じたことを考え続けていると、睡眠も浅くなり、精神的にも肉体的にも負担が蓄積します。
頭の中の思考を嫌なことに占められてしまった状態を意識的に変えて、楽しいことや好きなことを考えるようにしてもらったり、リラックスできる時間を意識的に増やしてもらいました。
当院での治療と、普段の生活習慣を変えてもらった結果、Wさんの胃下垂は改善していきました。
食事を普通に食べられるようになり、お腹を下す事もなくなっていきました。
また、ひどかった生理痛や子宮内膜症のお悩みも解消されていきました。
抱えていた胃下垂の不調がなくなったことで、治療を終了しました。
仕事で忙しく、職場でのストレス自体は続いているかもしれません。
ですが、一日の過ごし方を変えたことで体も気持ちも休まり、元気に今も過ごされていることでしょう。
ON,OFFをつけることは大事です
胃腸といった内臓の働きは、主に自律神経がコントロールしています。
そのため、自律神経が乱れると胃下垂の症状を悪化させてしまいます。
自律神経を乱す原因としてよく見られるのが、気持ちのON,OFFの切り替えが上手くできておらず、ストレスが溜まり過ぎて発症してしまうケースです。
その結果、入眠が遅くなったり、睡眠の質が低下したりして、自律神経を乱してしまいます。
一日の嫌だったこと、悪いことを反芻してしまう。
マイナスの思考に捉われてしまう。
そんな方は意識的に楽しい事、やりたい事を考えたり、リラックスできる時間の過ごし方をすることが重要になってきます。
人の体も心も、24時間働き続けることはできません。
適度な緊張と弛緩の両方が必要です。
Wさんのように、切り替えが苦手な人の場合、自分の好きなことをする時間を作ったり、入浴や気分の落ち着く音楽を聴いたりといった、意識的なリラックスタイムを設けることが大切です。
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