胃下垂からくる症状を良くするには自律神経を整えるのが大切
胃下垂からくる症状を悪化させる原因の一つに、自律神経の乱れがあります。
自律神経は体の色々な機能を調整しています。
自律神経が乱れると、胃の働きの調整にも支障が出てしまい、胃痛や胃もたれなどの症状を悪化させる原因になります。
自律神経の乱れる原因は多くありますが、仕事とプライベートでのオンオフの切り替えが苦手で気持ちが休まらず、自律神経を乱している方が少なくありません。
Mさんもまた、自律神経の乱れから、胃下垂の症状が悪化し悩まされた患者さんです。
Mさんは20代半ばの女性で、会社勤めをしています。
仕事はかなりハードで、デスクワークを中心に外回りをする機会も多く、Mさんはいつも気が張っていると言います。
日々の仕事の疲労と積み重なるストレス。
もともと下腹がぽっこりとしていたのが気になっていたというMさんですが、お仕事をするようになって、お腹の張りや生理痛といった症状がキツく出るようになってしまいました。
また、合わせて首のつけ根や肩がガチガチに緊張し、疲れやすい体になってしまいました。
特に生理痛の症状は深刻で、ピルの服用が欠かせない状態が続きました。
また、Mさんを悩まさせたのが、スタイルの問題でした。
「せっかく良いな、欲しいなと思ったパンツがあっても、お腹周りが合わなくて諦めることがあよくありました」
けっして全体的に太っているわけではないのに、下腹だけがぽっこりと膨らんでしまい、ズボンのサイズが合わないということが起きました。
もっと普通にオシャレがしたい。
自分が着たいと思った服を着て、外に出れるようになりたい。
そんな思いからどこか治る所はないかと探したMさんは、当院に来院します。
体に不調を感じるようになって、三年の歳月が経っていました。
問診や検査をした結果、Mさんのお体は、ストレスや体の緊張から自律神経が乱れて、胃をはじめとした内臓の働きが低下していることが分かりました。
それが胃下垂の不調を悪化させ、生理痛、体の疲れとなって出ていました。
当院の治療では、Mさんのストレスを取り、働きの低下した胃腸を活発にしたり、位置を整えたりしました。
合わせて重要だったのが、Mさんの普段の生活で、十分にリラックスしてもらい、自律神経が乱れないようにすることです。
特に仕事の時と家にいるときで、オンとオフの切り替えをしっかりしてもらいました。
Mさんは、真面目で几帳面な性格です。
そのためか、寝る前に考え込んでしまう習慣がありました。
明日の仕事の不安や悩みについて、毎日のように考え込んでしまうために、ストレスが溜まり、眠りも浅いものになっていました。
意識的に、考えることを楽しいことや今後やりたいことについて考えてみるようにお伝えしました。
当院での治療と、寝る前の考え方を変えてもらった結果、Mさんの悩みが解消されていきました。
下腹がスッキリし、履きたくても履けなかったパンツが、自由に履けるようになりました。
また、体の調子も良くなり、飲み続けていたピルを飲まなくてもキツい生理痛に襲われることがなくなりました。
「寝る前に考えることを変えるようになって、ぐっすりと眠れるようになりました」
仕事で疲れやストレスが溜まる日もあるでしょう。
それでも、今は上手く切り替えて過ごされています。
真面目で一生懸命な人ほどオンオフの切り替えをしましょう
自律神経は体の非常に多くの機能を調整しています。
自律神経が乱れることで、内臓の働きが低下し、胃痛や胃もたれをはじめ便秘など、様々な不調を引き起こす原因になります。
自律神経は緊張(興奮・集中)とリラックス(弛緩)のどちらか一方だけに偏らず、バランスを保つことが重要です。
緊張しすぎても、弛緩しすぎても、体には不調が起こります。
気持ちの緊張やリラックスに大きく関わるのが、仕事とプライベートな時間の、オンオフの切り替えです。
真面目で一生懸命な人ほど、職場でも自宅でも神経の張り詰めたONの状態のままになってしまいます。
寝る直前まで明日の仕事のことを考え続けてしまう。
つい悪いこと、不安なことを考え続けてしまう、というケースが多いです。
仕事の集中も大事だけど、リラックスも同じぐらい大事です。
体と頭がしっかりと休む事で、仕事のパフォーマンスも十分に発揮されます。
中には就業時間が終わるとスッパリとスイッチの切り替えができる方もいます。
ですが、自然とは切り変えられず、リラックスできないという方も少なくありません。
そのような方は、意識的に楽しことや、今後やりたいことについて考えるようにしてみてください。
オンオフの切り替えが上手くいくと、お体の状態も良くなって仕事もプライベートも充実することに繋がります。
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