過敏性腸症候群の腹痛が治らない方にチェックして欲しい原因
過敏性腸症候群の方は、キツい腹痛が治らないと悩まされることが多いです。
授業中、あるいは仕事中など、腹痛に悩まされて、目の前のことに集中できなかったり、トイレに長時間こもってしまうと悩んでいる方が多くいます。
当院に来院されたTさんも、過敏性腸症候群から腹痛に悩まされた患者さんの一人です。
Tさんは高校二年生の女の子。
学校では授業だけでなく課題も多く出ていることもあり、日々を忙しく過ごされています。
そんなTさんは、半年前から度々、キツい腹痛に悩まされるようになりました。
腹痛はかなりキツく、学校生活を送るのも大変でした。
また、その他にも頭痛や生理痛といった症状にも悩まされてしまいます。
「ただでさえ課題も多くて寝不足が続くこともあるのに、お腹が痛くなって手がつけられなくなったりして、余計に大変になりました」
Tさんの学校は勉強に熱心なため、集中できない状態が続くことには不安を抱えていました。
Tさんが病院を受診した所、過敏性腸症候群と診断されます。
処方された薬を飲み、整腸剤を飲んだりもしますが、症状に改善は見られません。
Tさんのお母さんも、そんな娘さんの姿を見ていて心配になっていました。
「お腹が痛い痛いって言ってて、病院に行っても治らないし、この子の将来がどうなってしまうんだろうって心配でした」
心配したTさんのお母さんは、娘さんと一緒に治療院を探し、当院のHPを見つけたことで、来院を決めました。
当院で問診や検査をした結果、Tさんのお体の問題点が分かりました。
食事にはそれほど大きな問題は見つかりません。
それよりも、自律神経のバランスが乱れていたことが、大きな問題となっていました。
詳しくお話を伺うと、主に2つの点が自律神経を乱す原因になっていたことが分かります。
1つめは慢性的な睡眠不足になっており、時には非常に短い時間しか寝れていなかったことです。
Tさんは学校から出される課題が多く、こなすのにも時間がかかり、十分な睡眠が取れていませんでした。
睡眠不足からくる体調不良によって集中にも支障をきたし、ますます課題に時間がかかる悪循環に陥ってしまいます。
2つ目は高校になってから、学校でも家でも、ノートパソコンを使うことが増えたことです。
ノートパソコンを使う机の位置が低く、いつもうつむいて見ていたため、首に慢性的に負担がかかっていました。
自律神経は脳から背骨を通って全身に伸びているのですが、姿勢が悪かったり、慢性的に首に負担がかかっていると、神経の伝達に支障をきたし、自律神経の乱れを引き起こしてしまいます。
当院の治療では、Tさんの姿勢を改善し、首のバランスを整える治療を行いました。
また治療だけではなく、Tさん本人にも、極度な睡眠不足は避けてもらいます。
パソコンの見方や座り方にも気をつけてもらいました。
学校ではできなかったですが、家でノートパソコンを使うときには、台を使って高さを調整してもらいます。
当院の治療を重ね、首が安定したことで、自律神経が整っていきました。
Tさん本人もお伝えしたことをしっかりと実践されたこともあり、症状は順調に改善していきます。
腹痛に悩まされることは減っていき、頭痛や生理痛も解消されていきました。
「腹痛は治らないと思っていたので、良くなって本当に嬉しいです」
とTさんは喜ばれていました。
お母さんも、
「娘が痛い痛いって言わなくなったんで、ホッとしました」
と安心されていました。
過敏性腸症候群による不調が改善したTさん、今は勉強も学校生活も無理なくできているそうです。
過敏性腸症候群で腹痛が治らない方が抱えがちな原因とは?
過敏性腸症候群は、治らないと悩む方の多い症状です。
病院に通って薬を飲んでも治らない。
食事に気をつけたり、腸に良いとされるサプリメントを飲んでも改善しないと悩む方が多くいます。
過敏性腸症候群の主な症状の一つに腹痛がありますが、これは、
・腸の粘膜が刺激に過敏になっている
・下痢を起こしている
・腸の筋肉が過剰に収縮(緊張)してしまっている
といった状態によって発症します。
これらに共通するのが、自律神経の乱れによる、腸の働きの問題です。
自律神経が乱れる原因は、大きく3つに分かれます。
1.睡眠や運動の不足といった生活習慣の乱れ
2.強いストレスや慢性的なストレス
3.姿勢や首の骨格のバランスの崩れ
この中で、多くの方が気付けていないのが、3つめの姿勢や首の骨格のバランスの問題です。
スマホやタブレットをうつむいて見ていたり、ノートパソコンなどの画面を見る位置が低いと、自然と姿勢が悪くなり、首に強い負担がかかってしまいます。
姿勢の問題は長期間にわたり、慢性的に負担を蓄積させてしまいます。
その結果、脳から全身に伸びている神経の通りが悪くなり、自律神経の乱れを引き起こしてしまいます。
スマホやタブレット、ノートPCのモニターを見る際は、うつむいていないか気をつける。
これを日々積み重ねることで、症状の悪化を防ぎ、改善にも繋がります。
薬を飲んだり、食事に気をつけても良くならないと悩む方も、引き起こしている原因が何かしらあります。
その原因をしっかりと取り除ければ、改善されるケースはとても多いです。
一度、自分の画面を見る位置が低くなっていないか、確認してみてください。
当院での過敏性腸症候群の治療を知りたい方は、コチラをご覧ください。
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院名
創輝(そうき)鍼灸整骨院
院長
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所在地
〒558-0003
大阪市住吉区長居3-2-3-1F
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治療時間
受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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