薬で治らない逆流性食道炎の人に知ってほしい大切なこと
「このままだと、子どもが成長する姿を見届けられなくなりそうで……」
そんな悩みを打ち明けてくれた女性がいます。
2016年の夏、初診当時30代だったNさん。
Nさんの来院のキッカケは逆流性食道炎でしたが、体の不調はそれだけではありません。
頭痛、めまい、手足の冷え、婦人科系疾患と、この数年でいろいろな不調が増えていました。
「今でこんな状態だったら、五年後、十年後の将来はどうなっているんだろう。大丈夫だろうか」
体調を崩しやすくなった。日々の生活で疲れやすさも感じていた。
どんどんと調子が落ちていく体の状態に、Nさんは危機感を募らせ始めていました。
けっして何も手を打たなかったわけではありません。
逆流性食道炎の発症から二年、病院や整骨院に通い、出された薬もちゃんと飲んでいました。
それでも良くなりません。
「元気に子どもたちの成長を見届けたい」
Nさんにはまだ小さな子どもたちがいます。
成長とともに学校を卒業、進学し、大人になっていく。
それまでにあるいくつもの行事やイベント。
その時に自分がそこにいないかもしれない。
見届けられないかもしれない。
そんな不安に突き動かされて、Nさんは決心しました。
「今のままだとダメだ。どうしても治したい」
Nさん来院されたのは、そんな強い想いを抱えてのことでした。
問診や検査をして分かったのは、胃だけの問題ではないということ。
特に当院が注目したのは、お通じの問題です。
お通じがしっかりと出ないと、腹圧が高くなって胃を圧迫してしまいます。
また体内に老廃物が溜まった状態になるため、様々な不調を引き起こす原因になります。
もちろん他にも問題となる場所はあったのですが、一番の問題はお腹にありました。
治療とともにお通じの出も良くなって、お腹の張りが取れていきます。
胃への圧迫がなくなったことで、逆流性食道炎の症状もどんどんと取れていきました。
「長年悩んでいた症状が、薬を飲まずにいけるようになり治りました。ずっと病院へ行っていたのに、行かずに自分の持つ力で体が良くなっている実感があります」
悩まされていた逆流性食道炎の症状がなくなった。
それだけでなく、頭痛、めまい、手足の冷え、婦人科系疾患といった不調も良くなりました。
「今は安心して、子どもたちの成長を見届けています」
そう言って、Nさんは喜んでくれました。
きっと、これからたくさんの素敵な思い出を作っていくのでしょう。
逆流性食道炎にはお通じの対策が大切
逆流性食道炎は胃の症状です。
そのため、多くの人は胃をどうにかしないといけない、と自然と考えます。
胃酸の分泌を抑える薬を飲む。
胃酸の多くなる食事を控える。
これらが一般的によく見られる対処法です。
胃に対してのアプローチが悪いわけではないですが、治らずに悩んでいる方の場合、便が詰まって腹圧が高くなっているケースが少なくありません。
腹圧を下げるには、しっかりとお通じを「出しきる」ことが大切になります。
毎日お通じのある方でも、実際にはお腹に残っていることが多いです。
- ・お水をしっかり飲む(1日1.5~2リットルを目標に、胃に負担のかからない範囲で少しずつ増やす)
- ・野菜や果物をしっかり食べる
当院での治療以外に、Nさんに特に気を付けてもらったのは、この2点でした。
お通じの改善はもちろん、内臓の疲労をとるという意味でも、とても効果的な対策です。
逆流性食道炎は慢性化しやすい症状で、難治性逆流性食道炎と診断名がつくこともあります。
治らずに悩んでいる方は、ぜひ試してください。
当院での逆流性食道炎の治療を知りたい方は、コチラをご覧ください。
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